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素朴な疑問ケアマネジャーとは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
友人のご両親がご高齢で体の自由が利かなくなってきたので、ヘルパーさんを頼むことにしたそうです。初めての介護はわからないことばかりでとても大変そうだけど、ケアマネジャーが力になってくれているんだとか。ケアマネジャーという言葉は時々聞きますが、具体的に介護とどう関わっているんでしょう? 同じく高齢の両親を持つワタシも介護のことは人ごとではないので、早速調べてみました。
ケアマネジャーは正式名称を「介護支援専門員」といい、介護保険制度の下でケアマネジメントを行うことができる資格だそうです。利用者の心身を細かくチェックして、どのくらいの介護が必要なのかを示す要介護認定の申請手続きを行います。そして、それに基づいてケアプランを作成するのが主な仕事です。
ケアプランというのも耳慣れない言葉ですが、介護保険サービスを受けるのに必要な、とても重要なものなんですって。介護を受ける利用者とその周りの家族の状況や問題に合わせて、適切な介護サービスを受けるための計画を作成するのだそうです。家族や本人からの要望だけでなく、利用者が安全に自立した生活を送れるようなプランをプロの視点から提案し、そのために必要な支給額や利用者負担額の計算をするのもケアマネジャーの大切な仕事の一つです。
高齢者に関わる介護事業者はヘルパーやデイサービス、介護施設などさまざまです。どの施設が合っているのか、どうやって申し込むのかなど、初めての介護ではわからないことがたくさんありますよね。ケアマネジャーはこれらの疑問に答えつつ、たくさんある介護事業者と私たちの橋渡しになってくれるような存在です。
ちなみに、介護福祉士とケアマネジャーは資格の種類が違います。介護福祉士は国が認定を行う国家資格で、試験を受けるためには実務経験が3年以上あることが必須条件となります。一方、ケアマネジャーは都道府県が認定する資格で、受験するためには、医師や看護師、介護福祉士等の国家資格を取得しており、介護や相談援助に関する実務経験が5年以上あることが条件となっています。そして、各都道府県で実施される「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格した後、「介護支援専門員実務研修」を修了する必要があります。
介護福祉士の業務は介護現場で直接要介護者のサポートを行うことですが、ケアマジャーは介護保険の利用者に対して、ケアプランの作成や事業者との連絡調整を行うことが主な業務となります。ケアマネジャーにしかできない仕事も多いので、介護において非常に大切な役割を担っているということは間違いありません。
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参照:介護の資格最短net
イラスト:飛田冬子
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