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- 気が付いたら弱々しい67歳になっていた
ふと気が付くと、心も体も弱々しくなっている自分がいて、非常に衝撃を受けました。私は終活を受け入れるのはとても怖くて、それを忘れるためにも死ぬまで何かに挑戦したいと思っています。そこでずっと憧れていた3拠点生活を実現させようと思いました。
67歳までの生き方
家庭でできるフランチャイズ塾の先生を長期間続けましたが、子供たちに学習指導をしているうちに自分ももう一度勉強がしたくなり、51歳から4年間建築を学びました。
55歳で二級建築士、57歳で一級建築士の資格を取得。60歳で建築系のコンサルに就職し、67歳となった今もフルタイムの勤務を継続中です。
深夜までの残業も苦にならず、あまり年齢を意識することなくここまで来ました。あっという間に67歳になっていた、という感覚です。しかしこのところ体や心に不安を感じることが実はたくさんありました。
体が、ガッチガチにかた~い!
子供の頃から体は硬いほうでしたが、気が付くとその硬さが、尋常ではありません。まず胡坐(あぐら)がうまくかけなくなっています。それから、足の爪が切りにくい。臨月の妊婦のとき以来のことです。公園の鉄棒で試してみたら、逆上がりもできなくなっていました!
また、コロナでほぼ100%在宅勤務となり、まったく運動もせず、甘いものとアルコールの摂取量の増加で5kgも太りました。ワインが好きで、飲酒量が多くなっているので要注意と思いながらも、なかなか減らせません。
性格も老化?
最近、自分の性格が二極化しているのが気になっていました。
良く言えば、穏やかで他人に寛大で優しい。でもそれは悪く言えば、他人に無関心でいい加減だからなのです。それでいて、怒りの沸点は非常に低く、キレやすくて家族に暴言を吐いたりしています。おっとりしているのに急にキレる、まさにそれは問題ある老人の典型ではありませんか。
プレゼント来る
クリスマスの朝、枕元に美しい革の手帳が置かれていました。
大判でしっくりとなじむ手触り。表紙の隅には私の名前の刻印が。中身は無罫でまっさらな白。うれしい贈り物なのに、それを見た瞬間浮かんだのは「エンディングノート? 終活のすすめ?」
もちろんそれは誤解で、手帳はたった一人の同居人である次女から、「年取った~弱った~と嘆いていないで、日常と未来に向き合って!」のメッセージを込めた贈り物でした。
手帳の1ページ目に書いてみた
年を重ね、疲弊した心と体
気持ちが弱くなり安易な優しさにしがみついてしまうのは罪だろうか?
でも、まだ、もう少し
『今だからこそ見える世界』をよく見てみよう
『新しい自分』のかけらを探してみよう
そして、旅するように暮らしたい
と、いうことで、あちこちガタが来ている体を修復しながら、少しずつ始めていた3拠点生活の完成を目指します! 次回はその話を聞いてください。
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