- ハルメク365トップ
- 連載
- 著名人コラム
- 第二回歩んだ道を語るだけでも、特別なツイートになる
ツイッターフォロワー数9万人以上の人気アカウント「ミゾイキクコ」さん。実は84歳の一般女性です。この連載は溝井喜久子さんがシニア女性たちに捧げるツイッターの指南書でもあり、50代の女性たちへ送るエールです。毎月更新。
ツイッターの登録が終わったら、投稿してみよう
さて、第一回のときにお話したように、ブロックの方法などを覚えたらさっそくツイッターを投稿してみましょう。ツイッターのアイコン(小鳥の絵)をタップすると、ホーム画面が開きます。
右下にある羽のようなアイコン(昔のペン)をタップすると「いまどうしてる?」という画面が出る。
この画面で140文字以内の文を書いて「ツイート」をタップすれば、タイムライン(ツイッターでツイートを時系列に一覧表示する機能)にツイートが表示される。
これを見ることができるのは、あなたとあなたをフォローしている人だけ。初めは、あなたのことをフォローしている人は一人もいません。フォローとは対象ユーザーのツイートを受信するように登録すること、そしてツイートを受信している状態のこと。
ツイッターで誰かをフォローすると、その人のツイートが自分のホームタイムライン上に表示されます。フォローするにはその人のプロフィール画面を開いて「フォローする」という文字をタップすればよい。
プロフィール画面を開くには、その人のツイートの丸いアイコンをタップすると表示される。
「いいね!」「リツイート」「DM」、ツイッターの機能の使い方
多くの人のツイートを読み、いろいろのニュースに接するためには、多くの人をフォローすることです。
まず友人知人はじめ、おすすめユーザーが紹介されますから、それらをフォローします。ツイッターを進めてゆくと多くのユーザーに出会いますから、そこで新しい人をフォローしてゆけばよいでしょう。
ツイッターは自分がつぶやきを投稿することや、他の人のつぶやきを読むだけではない。他の人のつぶやきにアクションを起こせます。例えば賛同を表明したり、質問をしたり、「いいね(ハートを押す)」したり、「リツイート」したり、といったことです。
「リツイート」とは、他のユーザーのつぶやきを、そのままの形で引用して、自分からフォロワー(フォローしてくれている人)に発信することです。気になった人のつぶやきを、再投稿して拡散することになります。
「リツイート」は自分が見つけたニュースを、フォロワーに知らせることに使えます。私は、政治に対する意見を述べるときは、「ツイート」で自分から発信するのではなく、「リツイート」するだけにしています。違う意見を持つ人からの攻撃を避けるためです。
それから意外な使い道として、尋ね人や探し物をする人がいたときに助けになることもあります。
もう一つダイレクトメッセージ(DM)、というのがあります。
これはメッセージを送りたい相手だけが読めるものです。他の人の目には入りません。個人の手紙のようなもので、メールのように利用できて便利です。ただし、お互いにフォローしてないとダイレクトメッセージは送れません。
それからツイッターは、文章だけでなく写真や動画も投稿できます。近くの風景や、旅行に行った時の写真などを投稿したり、またフォローしている人の旅行先の風景写真を見られるのも楽しいです。
何といってもツイッターの楽しみは、相互にフォローしている者同士のやり取りです。
それが楽しめるためには、ある程度の数のフォロワーさんが欲しいですね。
フォロワーが増え始めたきっかけは、戦争の話だった
私の場合、フォロワーさんが増えたきっかけは、戦争体験のツイートでした。
私が小学校(当時は国民学校といった)に入学したのが昭和16年4月で、その年の12月に戦争がはじまり5年生の8月に敗戦でした。戦時中は私達学校の生徒は、出征兵士の見送りをしました。
また戦死した英霊のお迎えにも駆り出されましたし、勤労奉仕にもかりだされました。そして戦争末期には毎日のように空襲に見舞われました。私は機銃掃射にも遭いました。そして生活物資はことごとく不足。戦争物資の生産が優先でしたから。
これらの話は戦争を知らない世代の人の関心を呼びました。そしてフォロワーさんが増えました。自分の体験を語ることも、特別なツイートになりました。
どなたでも自分の歩んできた道を語ることだけでも、特別なツイートになるのです。
-
プレゼント!ひざケア飲料
歩くたびに不安なひざの違和感。サプリメントで挫折したという方へ、「関節ケアドリンク グルコサミン」をぜひお試しください! -
尿トラブルの放置は厳禁
一人で悩みがちな尿トラブル。尿モレまで行かないレベルだからと放置していませんか?軽い症状のうちに対応しないと悪化の危険も! -
楽しすぎるニコボとの毎日
話題のコミュニケーションロボット「ニコボ」をご存知ですか?一緒にいると思わず笑顔になる、そんな毎日をハルメク世代が体験! -
病院の巻き爪治療がスゴイ
巻き爪でお悩みの方、「治療は痛そう」と思っていませんか?でも病院の治療は思いの他楽で短時間。巻き爪治療のリアルとは? -
視力ケア専用の卵が登場?
毎日食べる「卵」。実は目の健康を守る「ルテイン」が豊富な卵があるんです。最近視力が……と思っている方は要チェック! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。