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つれづれ女は今日もゆく(1)
来し方行く末
50代となり、これまでの役割も人間関係も手放して新しいステージに。そんなわたしが、ふとしたきっかけで「はたらくおばちゃん」になりました。これまでのこと、これからのこと、日々思うことをありのまま、つづります。
これまでのわたし
20数年の専業主婦生活から一転、つい先日「はたらくおばちゃん」になりました。きっかけは、娘の「これに応募してみたら?」の一言。
40代後半、子育てもゴール目前だったわたしは、「自分軸で生きる! やらなかった後悔だけはしない」を人生のテーマに掲げ、そこから数年間、あれやこれやと片っ端からやってみたかったことにチャレンジしました。
「近所のカフェでひとりお茶をする」といったささやかなことから、ひとり旅、習い事、資格取得、ボランティア等々。
右『一番わかりやすい整理入門 整理収納アドバイザー公式テキスト』 澤 一良 (株)ハウジングエージェンシー出版事業部
右『点訳のてびき 第四版』 編集・発行 特定非営利活動法人 全国視覚障害者情報提供施設協会
我が子に、わたし自身が自分の人生を楽しむ様を見て、特別な何かを持っていなくても、大きな夢がなくても、人それぞれ、その人なりの幸せな生き方があるのだと伝えたかったし、そうする中で、わたし自身一生の生きがいになるようなものに出会えるといいな、と思っていました。
転機
そんなふうにして、一つ一つ、ささやかな夢の実現を重ねてきましたが、一番ハードルが高かったのが「仕事に就く」ということでした。
自分のやりたいことのために使うお金は、自分で稼ぎたいと思いつつも一歩踏み出す勇気がなく、ぐずぐずと悩んでいたところに冒頭の娘の一言。
どうにかこうにかスマホアプリからエントリーして数日後には面接、その場で採用が決まり、拍子抜けするほどのとんとん拍子で「はたらくおばちゃん」になることができました。
実際、働いてみると大変なことばかりでした。
まず職場のスタッフ全員の名前を覚えるのに一苦労。聴力の衰えか何度も聞き直したり、老眼で文字が見えなかったり……。
働くことの厳しさを、すっかり忘れていました。けれど、職を得たことで自分でも驚くほど心が自由になり、ほんの少しだけ、自信を取り戻せたような気がします。

これからのわたし
前向きで元気な日ばかりではなく、更年期の不調や心配事で落ち込む日もあって、そんな自分との向き合い方も模索中です。気持ちの変化に伴って、自分を取り巻くものとの関わり方も変わってきました。
まだまだやりたいことがたくさんあります。あせらず、じっくり、しなやかな心で新しい人生のステージを楽しんでいこうと思っています。

■もっと知りたい■
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由岐谷 万
24年間、専業主婦、3人の子ども(すでに成人)の母。50歳という節目の年だった2022年、母親業を卒業。これからは誰のためでもない、自分のための時間を気負わず、無理せず、しなやかに生きたい。そんな私のささやかなチャレンジの日々を、みなさまとシェアできれば…。
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