あなたはニュースの裏の真実を知っていますか?
今から考えたい、前向きな未来への「傾向と対策」#4
原油高で家計に年間5万円の負担増!?「化石燃料」に頼る暮らしのこれから
私たちの暮らしに欠かせない電気やガソリン。その価格は、世界のエネルギー事情と深くつながっています。原油高が家計に及ぼす影響から、化石燃料に頼りすぎない未来のエネルギーまで、「I&WORLD」と一緒に考えてみませんか。
原油高で年間5万円の負担増も? 私たちの暮らしとエネルギーの深い関係
「原油価格高騰で、ガソリン・灯油代が値上がり」「家計負担が増加……」
そんなニュースの見出しを見るたびに、思わずため息……。でも、原油価格の高騰が家計にどのくらいの影響を与えるのか、「いまいちピンとこない」という方は多いのではないでしょうか。
帝国データバンクの試算によると、原油価格が100%(2倍)上昇した場合、二人以上の勤労者世帯の年間消費支出は、最大で5万388円増えるとされています(※1)。
原油高の影響は、ガソリンや灯油だけにとどまりません。物流費や電力コストなどを通じて、食料品や日用品など、幅広い商品に波及する可能性があるからです。
私たちの暮らしは、石油や天然ガスといった「化石燃料」に大きく支えられています。しかし、化石燃料は無限に使える資源ではありません。資源エネルギー庁によると、2020年末時点の確認埋蔵量と生産量から算出した可採年数は、石油で約53年、天然ガスで約49年とされています(※2)。
また、日本が石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料の多くを海外から輸入していることも、エネルギー価格や安定供給を考えるうえでの課題です。ウクライナ情勢や中東情勢など、資源確保を取り巻く環境も大きく変化しています(※3)。

この状況を踏まえ、三重大学大学院生物資源学研究科の立花義裕教授は、「石油や化石燃料に依存するような社会構造は、結果的に損をする」とコメント。同時に、「物価の変動が激しい今だからこそ、化石燃料に依存しないような社会に変えるチャンスである」と、前向きなメッセージも発しています。
化石燃料に頼りすぎない未来へ。私たちにできることは?
とはいえ、いきなり化石燃料の使用をやめるのは現実的ではありません。電気を使う、車に乗る、商品を買う――私たちの日常は、さまざまな形で化石燃料とつながっています。
化石燃料を一気に手放すのではなく、今ある技術を生かしながら、より安定したエネルギーのあり方をどう作っていくのか。

今を生きる私たちが“これから”を考えるためのニュース&トーク番組「I&WORLD」では、未来を支える次世代の代替エネルギーに注目。
立花氏をゲストに迎え、化石燃料から代替エネルギーへ切り替えていく方法や、既存の技術をどう活用するのか、私たちの暮らしを変えるかもしれない新しい技術についても議論しています。
エネルギーをめぐる変化は、私たちの暮らしを大きく変える可能性があります。私たちは、これからどんなエネルギーを選び、どのような未来を目指していけばいいのでしょうか。
その答えを、「I&WORLD」と一緒に考えてみませんか。
※1:帝国データバンク「原油価格高騰が物価および家計支出に与える影響」
※2:資源エネルギー庁「エネルギー動向(2025年6月版)第2章 国際エネルギー動向 第2節 一次エネルギーの動向」
※3:資源エネルギー庁「令和6年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2025)第2部 2024(令和6)年度においてエネルギー需給に関して講じた施策の状況 第1章 安定的な資源確保のための総合的な政策の推進 はじめに」
※この番組はKDDI「auShort」との共同制作で作られています。
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