ミドルエイジのリアル実態調査#7
約4万円かけて帰る実家…大人女性が直面する帰省と親の老い【実態調査】
もうすぐお盆。実家へ帰るたびに、親の変化が気になる——そんな経験はありませんか?ミドルエイジ(40〜65歳)の女性を対象に、お盆の帰省にかかる費用や、親の老い・終活に関する意識を調査しました。
実家に帰省するミドル女性は約4割
2026年のお盆、実家への帰省を予定しているミドルエイジ女性(※1)は約4割(41.6%)——。HALMEK upとハルメク生きかた上手研究所が、40〜65歳の女性573名を対象に実施した「お盆の帰省に関する意識・実態調査」から、そんな実態が明らかになりました。※1=別居の実親がいる人
帰省する人(※1)のうち、半数以上(53.8%)は、宿泊の予定はありません(日帰りなど)。
しかし年代別にみると傾向は異なり、40〜54歳では「宿泊あり」のほうが多い(61.3%)結果に。60〜65歳では「宿泊あり」は36.6%と、実に24.7ポイントもの開きがありました。
実家との距離感や、親の状況の違いが、帰省スタイルにも表れているようです。
帰省費用は約4万円。物価高の影響も
実親または義理の親の家に、今年帰省予定がある人で、帰省にかかる費用の平均は、3万9864円。交通費・宿泊費・外食費・手土産代などをあわせた金額です。2025年も帰省した人に聞くと、日数・費用ともに「前年と変わらない見込み」と答えた人が大半を占めましたが、「費用が増加の見込み」と答えた人も16.0%いました。
自由回答には「ガソリン代やサービスエリアの外食代が値上がりしている」「新幹線代が高く、時期をずらすことを検討している」といった声も寄せられており、物価高の影響を実感しながらも、帰省という行事を大切にしようとする姿勢がうかがえます。
ほとんどの人が、親の老いを実感している
帰省時に「親の老い」を感じたことがあると答えた人(※2)は、なんと96.4%。ほぼ全員といっていい数字です。※2=別居の実親がいる人のうち
具体的に老いを感じた部分としては、
- 体力が落ちた(53.1%)
- 耳が遠くなった(49.0%)
- 物忘れが増えた(47.3%)
が上位に並びました。
また、老いを感じるきっかけには年代差も見られました。
60〜65歳は「物忘れ」や「ケガや病気の増加」を挙げる人が多い一方、40〜54歳では「身長が縮んだ」「シワやたるみが増えた」「白髪が増えた」など、見た目の変化に気付くことで初めて老いを実感するケースが多くなっています。
久しぶりに顔を合わせるからこそ、日々の変化に気付きやすい——それが帰省という機会の持つ独特の役割かもしれません。
7割超が、親の介護や相続を考えるように…
「帰省をきっかけに、親の終活・相続について考えたことがある」と答えた人(※3)は80.0%。※3=別居の実親がいる人のうち
そのうち、具体的に考えた内容の上位は以下の通り。
- 親の介護(費用・施設・世話人など)(73.5%)
- 親の荷物・遺品整理(56.0%)
- 親の金融資産の管理(53.5%)
親と終活・相続について「すでに話し合ったことがある」と答えた人も44.0%いました。60〜65歳では50.5%がすでに話し合い済みと、年齢が上がるほど実践が進んでいます。
「父のほうから終活ノートを見せながら話してくれた。こちらからは切り出しにくいのでありがたかった」という声のように、親が自ら話題を切り出してくれたケースもあり、親も親で子世代と共有を試みる機会が帰省のタイミングのようです。
帰省は、単なる年中行事ではなく、家族の"これから"を見つめ直すかけがえない時間。誰にとっても大事なひとときになりますように。
【調査概要】
調査方法:WEBアンケート
調査対象・有効回答者数:40~65歳の全国のHALMEK up 会員の女性・573名
調査実施日:2026年6月19日(金)~6月23日(火)
調査主体:HALMEK up、ハルメク 生きかた上手研究所
※ 調査結果のパーセンテージは、小数点以下第2位を四捨五入したため、総数と内訳の合計が一致しないことがあります。
※アンケート調査の詳細をご覧になりたい方は、こちらへ。
ハルメクアップ「50sノート」では、今後もミドルエイジの女性のリアルを調査し、専門家の解説や実践しやすい生活習慣の記事を通じて、毎日を健やかに明るく暮らすための情報発信を続けていきます。
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