食養生の基本は「糖抜き」!ちゃおさん流「5日間の甘いもの断ち」実践法
ちゃおさんの食養生プログラム#1
10年のがん闘病を経た53歳女性が食養生で今「控えている」4つのもの
20代でがんを患い、約10年に及ぶ闘病を経験したちゃおさん。体の不調や再発への不安を抱えるなかでたどり着いたのが、毎日の食事を見直す「食養生」でした。食べるものを変えて感じた自身の変化と、今の食生活で「控えている」4つのものを紹介します。
INDEX
教えてくれたのは、ちゃおさん

1972年生まれ。25歳でがんを発症し、10年に及ぶ闘病生活を経験。2008年、病をきっかけに“生き方と食べ方”を大きく転換し、ヨガインストラクターとして活動を開始。同時に養生学や栄養学を探求。
自宅サロン「マラエ」にてセルフケアを提唱。2025年9月にはオンラインサロン「ちゃおアカデミー」を開講。ハルメクアンバサダーとしても活動中。
10年のがん闘病を経て実感。食養生で心と体に起きた変化

はじめまして、ちゃおです。
20代のときにがんを患い、若い時代の大半をこの病気との闘いに費やしてしまったわたしは、「生きることってこんなに辛いんだ」と思っていました。命はつながったけれど、体の調子はよくならず、「一生この辛さと付き合っていかないといけないのか」と半ば自分の人生を諦めていました。
あるとき、読んだ本にこう記してありました。
「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」――ヒポクラテス
この言葉に、わたしは衝撃を受けました。
大袈裟かもしれませんが、一筋の光がわたしのハートを撃ち抜いたんです。「もしかしたらわたしも、食事で元気になれるのかもしれない」と。
何歳からでも遅くない。それから、ヒポクラテスのこの言葉が、ずっと支えになりました。
この言葉通り、自らが選んで食べたものが、わたしを変えたからです。体だけじゃなく、性格も、思考も、食べたものからできているんだと、今は実感しています。
25歳でがんが発覚し、食養生を始め、52歳になった今不安は消え去り、なりたい自分にどんどんなれています。
自分を変えるのは、何歳からでも遅くないんです。自分を信じて、食養生をスタートしてみてください。
25歳で突然のがん宣告。10年間の闘病生活が始まった日
「一緒に生き直そ」
青天の霹靂の「がん」この病気はわたしの人生を、大きく変えるきっかけとなりました。
約30年前、わたしの人生を変える大きな出来事がありました。
その頃わたしは結婚したばかりで、幸せの絶頂にいました。ある日、仕事でクライアントのところに行くため、とある総合病院の駐車場に車を停めていたときに携帯が鳴りました。これから会う予定だったクライアントから、「急用ができたため、日にちを変えてほしい」との連絡だったのです。
病院の駐車場で、これからの予定がキャンセルになったわたしは、「ちょうどいい機会だから、婦人科で検査をしてもらおう」と思いつきました。生理痛がひどかったので、ちゃんと子どもができるのか、前から調べたかったのです。
幸か不幸か、そのときにしてもらった内診で、後の主治医が異常に気がついてくれて、すぐに入院してほしいと言われました。あれよあれよという間に、入院をして、手術になりました。これが、約10年間に及ぶ闘病人生の始まりでした。
1度目の手術で子宮や卵巣にがんが見つかり、そのがんを取り除くためには、子宮と卵巣を全摘しないといけない……。その選択をしないと、私は死んでしまうという。それは本当に、青天の霹靂でした。
想像が追いつかないくらいのことだったので、正直、絶望よりも「がんって何?」という感じでした。「全部噓で、騙されているんじゃないだろうか?」と、突拍子もないことまで考えたほど。
けれど、これは現実でした。
がん闘病後の体調不良をきっかけに始めた食養生と食事改善

1週間もしないうちに、2度目の手術が待ち受けていました。その手術によって、20代半ばにして、体の大事な機能の一部を失いました。
病気は自分の体が作ったものだから全ては、自分次第。35歳になって、再発がなかったため、ようやく寛解と判断されました。
抗がん剤を打つために、体の中に入れていたポートを取り出す手術をして、病気と向き合った10年間に終止符を打ちました。
本来なら元気いっぱいに生活を送れるはずだった若い時期に、「またがんになってしまうんじゃないか」という不安や、若くして更年期症状が起きてしまっている体を心配することに、ずっと支配されていました。ここから先の人生は、もっと自分らしく生きたいと決意し、「自分で作った病気なら、自分が変わることが大事なのでは?」と思い立ち、わたしの食への探究が始まったのです。
もともとがんの再発予防のために、さまざまな食事療法を勉強していましたが、これを機に本格的に学び始めました。ローフードやケトジェニック、マクロビオティック、アーユルヴェーダ、野菜ソムリエ……。ここではあげきれないくらいの講座を受けて、自分の中で取捨選択を繰り返しました。
「健康」とは、体のことだけではなく、心や生活レベルも健やかになることだと思います。食べることや生活習慣を整えたことは、わたしが思っていた以上に、前向きな変化をもたらしました。
25歳で閉経したわたしは、不眠、便秘、関節痛、体重の増加などの、いわゆる更年期症状に悩まされていました。
ところが、糖質をコントロールすることで、それらがあまり気にならなくなり、栄養バランスが整った食事をすることで、若い頃のように、いろんなことにチャレンジできる精神力もついてきました。
何よりも、疲れない体に変化したことを実感しています。
今、50代ですが、人生でいちばん元気です。
食生活の改善から生まれた「28Daysメソッド」とは?

もともとヨガインストラクターで、自宅サロンを運営していたわたしは、リンパマッサージを加えたダイエットコースを提供していました。
でも、施術で一時的に痩せても、リバウンドしてしまう方がほとんど。なぜまた太ってしまうのかをカウンセリングしていくうちに、食事の時間がバラバラだったり、欠食をしていたり、太る要素に隠れた「不調の原因」が、たくさん見えてきたのです。
そこで、食生活を整え、栄養をバランスよく摂ることをしっかりレクチャーし、それを受講者から毎日報告してもらうようにしたところ、みるみる結果が出始めたのです。さらに、痩せたことに加えてお肌がキレイになったとか、疲れにくくなったとか、いろんなうれしい報告が聞けるようになりました。
これらの指導を繰り返し、フィードバックをまとめることで、私のメソッドは出来上がっていきました。
2024年5月。「もっと多くの女性に知ってもらいたい!」と思い、軽い気持ちでインスタグラムを開始しました。わたしはもともとずぼらなので、いろんな工程をはしょって作る、超お手軽レシピを考案しては、どんどん投稿していきました。
すると、驚くくらいのスピードでフォロワーが増えて、開始2カ月でなんと5万人超え。3カ月がすぎるころには、8万人に達していました。そのうち、「食事指導をしてほしい」という問い合わせが殺到するようになったのです。
お試しでスタートしたオンラインの食養生コースでも、素晴らしい成果を出す生徒さんが続出しました。不安を抱えていた人生が、どんどん楽しめるものに変わっていく姿を目の当たりにして、「これは間違いない」と確信に至ったのです。
さあ次は、あなたの番です。変わる準備は、できてますか?
整形まで考えていたわたしが食事だけでこんなに変わった


わたしの生徒さんは年齢が幅広く、20代から60代の方までいます。期間や取り組み具合はさまざまだけれど、みなさん、着実に成果を出しているから、報告を聞くのがとってもうれしいです。
そして、とっても恥ずかしいけど、上の写真は食養生を始める前のわたしです。
頰に濃いめの肝斑があって、さらにたるみもすごくて、当時は本気で整形を考えていたほど。でも、食事を変えただけで、あんなに悩んでいたことが噓のように肌がキレイになって、輪郭も引き締まり、ボディラインもスッキリ。この驚きを、みなさんとも分かち合いたいと思いました
糖・小麦・悪い油・乳製品。私が食養生で控える「4つのもの」

わたしの食養生では、糖・小麦・悪い油・乳製品を、摂り方に気をつけたい「4毒」として説明しています。
まずひとつ目は「糖」。
こちらは甘いものだけではなく、糖質全般をさしています。かといって、「糖質をゼロにする」ということではなく、悪影響を及ぼさない糖の量にしましょうね、という考えです。
2つ目は「小麦」。
小麦に含まれるグルテンにアレルギー反応を起こす方は多いです。また、日本人は小麦粉を消化する酵素を持っていないといわれているので、腸内環境を乱すことも。小麦製品は買わないことをオススメしています。
3つ目は「悪い油」。
わたしはココナッツオイルやオリーブオイルといった質のいい油は摂ったほうがいいと思っています。でも、酸化しやすいプラスチック容器に入った油や、コンビニのホットスナックのような、食べる頃には油が酸化している可能性のある食べものは摂らないようにしています。
4つ目は「乳製品」。
牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)が分解できず、乳製品を摂ると消化不良や腹痛などを起こす、乳糖不耐症の人は日本人に多いです。また、牛乳に含まれるカゼインは、人間の母乳に含まれるカゼインとは種類が異なり分解されにくいため、アレルギーの原因になりやすいといわれています。
※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
※通院中・服薬中の方は、主治医と相談の上で行ってください。
※効果には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
※本記事は、書籍『私らしく生き直す やさしい毒出し食養生レシピ』より一部抜粋して構成しています。
次回は、食養生の第一歩として、4つの控えたいものの中から「糖」に注目。まずは5日間、甘いものを控える「糖抜き」の実践方法をご紹介します。
■「ちゃおさんの食養生プログラム」をもっと読む■
#1:10年のがん闘病を経た53歳女性が食養生で今「控えている」4つのもの
#2:食養生の基本は「糖抜き」!ちゃおさん流「5日間の甘いもの断ち」実践法
#3:糖とおいしく付き合う!ちゃおさん流「ごはん・麺なし」の食養生レシピ3選
#4:25歳でがんを経験した53歳女性が10年の闘病でたどり着いた食養生
#5:10年のがん闘病から53歳女性が考案した食養生、7日間の献立とは?
#6:53歳女性が闘病経験で見つけた7日間の食養生「8つの習慣と3つのNG」
#7:日々の疲れをリセット!7日間で体のリズムを整える白湯と黒豆粥のレシピ
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