「最近、仕事が減った?」55歳・95kgの私が40kgダイエットを決意
50代からのカラダづくりで人生が変わる#3
40kg痩せて実感!50代ダイエット成功の秘訣は、「ジム」の選び方
55歳・95kgから40kg減量した柴田登子さん。50代のジム選びで大切なのは、無理して「がんばれる」ことより「続けられる」ことでした。自身の経験から、個人経営のジムやトレーナーとの相性など、無理なく続けるためのポイントを紹介します。
INDEX
教えてくれた人:柴田登子さん
しばた・たかこ キャリアコンサルタント・研修講師・公認心理師。企業・自治体・大学などでキャリア形成支援、メンタルヘルス、コミュニケーション研修に多数登壇。キャリア面談は年間延べ700名以上に上る。
40kg減量して実感!私には「個人経営」が合っていた
前の記事では、55歳・95kg、運動嫌いだった私がダイエット成功の先輩に学び28万円を払ってパーソナルトレーニングを始めたまでを紹介しました。
戸惑いながらも個人経営の「ダイエット塾」に通い始めた私。今はこの「個人経営」が成功をもたらしたと強く感じています。また、50代からのカラダづくりには間違いなくフィットしていると自信を持って言えます。
食事制限もしてくれる、チェーン店やフランチャイズ展開をしているパーソナルトレーニングは世の中にたくさん存在します。
なにせパーソナルのトレーニングタイムは密室で2人きりで行うもの。だからこそテレビCMを流しているような、ある程度名の知れたところの方が安心。そう考える人は多いでしょう。
しかし、私がひとたび「パーソナルのジムに通っている」と話した瞬間「かつては行っていたけどやめてしまった」と話す人が少なからずいたのは驚きでした。
理由はさまざまだったのですが、有名どころは「企業」であるため、さまざまなルールがありすぎて融通が利かない、というものが多かったのです。
たとえば、そうしたところは当日キャンセルの場合チケット1回分消費、つまり行かなかったのにトレーニングを受けた扱いになるのが一般的です。もちろん先方も商売なのでそれは致し方ないのですが、利用する側とすれば急な会議や出張とか、インフルエンザに罹ったとか、そういうのっぴきならない理由のときにはなんとなくもやもやしますよね。
それが個人経営の場合は、そこまで縛りが厳しくないところがほとんどです。
また、チェーン店のところはトレーナーが複数所属している、しかも複数の店舗にまたがって指導している、というケースがあります。そうなると毎回同じ担当者、というわけにはいきません。
もちろん好みの担当者を選んで予約できるシステムだったりもしますが、その担当者が必ずしも自分の都合の良い時間にシフトに入っているとは限らないのです。
若い人ならいろいろな人にトレーニングをしてもらってメニューや雰囲気の変化を楽しむのもよいかもしれませんが、ある程度年齢が高くなってからトレーニングに通うのであれば、自分のレベル感をしっかり把握してもらったほうがよいので、個人でやっているパーソナルはおすすめです。
なにせ50代で無理はきかない。自分で把握している以上にカラダは動きませんから、何よりも「できなさ」加減をよく理解してくれる相手のほうが長続きします。
50代のジム選びは「話が通じる人」かどうかが大切
決して得意ではない運動を50代から始め、しかも継続させるには、トレーナーとの「相性」は大切です。誰でもジムを探すときはつい自宅から最も近いところを選んでしまいがちですが、続けるためにはトレーナーが「話が通じる人」かどうかを見極める必要があります。
チェーン店のパーソナルトレーニングが続かなかった人に多かった理由に、「トレーナーが話のわからない人だった」というのがあります。なにせそういった複数店舗で展開しているところは比較的年齢の若い、まだ経験の浅いトレーナーが少なからず所属しています。
若いトレーナーたちがいくらプロとして経験を積んでいるとはいえ、50代の運動習慣がない人たちが抱える大変さはなかなか理解しづらいものです。
まして彼らは運動ができる、あるいは好きだからトレーナーになった人たちなので「動けない」「動かない」「動いたらすぐカラダが痛くなる」人たちの気持ちはわかりにくいのでしょう。指導が行きすぎたり「それぐらいすぐできるはず」などと、初心者が言われると絶望するような言葉を投げかけたりすることも少なくありません。
実際、大手のダイエット専門パーソナルジムをトレーナーと喧嘩してやめた、という人が私の同世代にもいました。
ところが個人経営のパーソナルジムは比較的経験を積んでから独立した人が多いため、40代50代のトレーナーが少なくありません。私が通ったダイエット塾は50代半ばの女性がトレーナーでした。だからこそ、単に運動を指導してもらう、というだけでなく、50代女性の抱えがちな問題や運動能力もしっかり把握してもらえていました。
どれぐらいカラダが動くか、だけではなくどのぐらい頑張れるか、どの程度我慢ができるか、なども把握してもらうことは50代には大切です。
トレーナーが都度変わるたびにそれを説明するのも大変ですし、若い相手にすぐに信頼関係を形成するのも難しい。自分のレベル感を把握してくれて、かつ自分ができるように、わかるように説明してくれる、そして理解してくれるそういうトレーナーを確保することが「継続」のコツです。
「できません」と言える?弱音を吐ける関係が長続きのコツ
ひとたびトレーニングを始めるのは「できない」を「できる」に少しずつ変えていくことの連続です。ずっと同じ負荷を続けていてはカラダを鍛えられません。ひとつできたら、少しハードルを上げてもっとカラダを動かせるようにする、この繰り返しです。
そのため、多少は愚痴を言ったり「ちょっと自分には難しいかも」と伝えたりすることはとても大切です。それが、毎回トレーナーが変わってしまえば相手によっては「この人にはできないって言いづらいなぁ」となるかもしれません。
入会前にカウンセリングを受けて「この人なら大丈夫」と信頼した相手であれば、回数を重ねるうちに気を許せるようになります。すると安心して弱音も吐ける。「え~こんなの無理かも」「きついなぁ」と気軽に口にできれば「じゃ、少しハードル下げたところからやってみますか」というトレーナーの一言を引き出しやすくなり、無理なく続けられるようになります。
50代ともなるとなかなか誰かに弱みを見せられなくなっているでしょうから、そのような部分を見せられる関係性を築くのもダイエット成功の秘訣です。
※本記事は、書籍『50代からの、人生を変えるカラダづくりー仕事もライフスタイルも、充実し続けたいあなたに』より一部抜粋して構成しています。
※この記事は著者の実体験をもとに構成しています。サービスや環境の適性には個人差があります。
■「50代からのカラダづくりで人生が変わる」をもっと読む■
#1:「最近、仕事が減った?」55歳・95kgの私が40kgダイエットを決意
#2:55歳・95kg、運動嫌いの私がダイエットのため「28万円」を払った理由
#3:40kg痩せて実感!50代ダイエット成功の秘訣は、「ジム」の選び方
もっと知りたいあなたは

『50代からの、人生を変えるカラダづくりー仕事もライフスタイルも、充実し続けたいあなたに』柴田登子・著(叢文社刊)
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