- ハルメク365トップ
- カルチャー
- 趣味・学び
- 【難読漢字】「金団」の読み方。きんだんじゃないよ!
「金団」は何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ! 日本のお正月に欠かせないアレについて……。知らないと恥ずかしい思いをすることもあるので気を付けたいところ。
【金団】は……あの料理の定番です
まずはこちらの漢字をご覧ください。どう読むかわかりますか? 「きんだん、こんだん」……ではないんです。
実は、縁起のよい意味や願いを込めて作られる、アノ料理のこと。
おせちの定番として、黒豆や数の子、伊達巻や紅白かまぼこなどがありますが、中でも欠かせないがこの「金団」。ここまでのヒントでわかった方もいるかもしれません。
正解は……
↓
↓
↓
↓
↓
「きんとん」
広辞苑によると、
甘藷さつまいも・隠元豆などをゆでて裏ごしにし、砂糖を加えて練り、甘く煮た栗・隠元豆などをまぜたもの。くりきんとん。まめきんとん。橘飩きっとん。
というのが主な意味で、おせち料理に欠かせないあの「きんとん」のこと。
おせち料理とは五節句料理のひとつ
ちなみに、「おせち」を漢字で書くと「御節」となります。
もともと「おせち」とは「節供(せっく)料理」の意味。5節供料理のひとつです。
5節句とは1月1日の「元旦」、3月3日の「ひな祭り」や5月5日の「端午の節句」、7月7日の「たなばた」、9月9日の「重陽(ちょうよう)」。
この節目に供えたり食べたりしたご馳走のことを「御節供(おせちく)」と呼んでいたことから「おせち」と略され、江戸時代から正月料理を意味するようになったといわれています。
【注連縄】お正月に欠かせない「縄」といえば……
もうひとつ、お正月にまつわる難読漢字といえば「注連縄」。
ヒントになるのは「最後の一文字」です。
↓
↓
↓
↓
↓
お正月の縄といえば……そう、
「しめなわ」
新年に門戸や神棚に張るあの「しめなわ」。
広辞苑によると、「標縄」「七五三縄」とも書くそうです。
【独楽】お正月の遊びといえばコレ!
最後におまけでもうひとつ、こちら「独楽」はいかがでしょうか?「どくらく」「ひとりあそび?」ではないんです。
ヒントは、古くからあるお正月の遊びのこと
広辞苑にはこう書かれています。
子供の玩具。円い木製の胴に心棒(軸)を貫き、これを中心として回転させるもの。種類が多い。多く、正月の遊びの具とする。
分かりましたか?正解は……
↓
↓
↓
↓
↓
「こま」
「独楽を回して遊びましょ♪」と歌にもありますね。
新しい年を迎える際、おせち料理を囲みながら、こま回しをしながら、こんなお正月にまつわる漢字の話で家族団らんを楽しんでくださいね。
文=古田綾子 編集=鳥居史(ハルメクWEB編集部)
認知症研究の第一人者が監修「まいにち脳トレ」
「最近物忘れが多くなった」「集中力が落ちてきた」……。そんな方にぜひ見ていただきたいのがこの動画。認知症研究の第一人者で筑波大学名誉教授・朝田隆先生監修の脳トレ問題に毎日コツコツ挑戦して、脳を活性化させましょう。
>>動画を見る
■あわせて読みたい!
-
プレゼント!ひざケア飲料
歩くたびに不安なひざの違和感。サプリメントで挫折したという方へ、「関節ケアドリンク グルコサミン」をぜひお試しください! -
尿トラブルの放置は厳禁
一人で悩みがちな尿トラブル。尿モレまで行かないレベルだからと放置していませんか?軽い症状のうちに対応しないと悪化の危険も! -
楽しすぎるニコボとの毎日
話題のコミュニケーションロボット「ニコボ」をご存知ですか?一緒にいると思わず笑顔になる、そんな毎日をハルメク世代が体験! -
病院の巻き爪治療がスゴイ
巻き爪でお悩みの方、「治療は痛そう」と思っていませんか?でも病院の治療は思いの他楽で短時間。巻き爪治療のリアルとは? -
視力ケア専用の卵が登場?
毎日食べる「卵」。実は目の健康を守る「ルテイン」が豊富な卵があるんです。最近視力が……と思っている方は要チェック! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。