疑問スッキリ!60代からのがんにかかるお金のQ&A
2023.03.192023年02月10日
災い転じて福にする!生き方のヒント#1
横森美奈子さん「介護、乳がんも変化として捉える」
日本のファッション業界の黎明期から現在まで、ファッションデザイナーとして活躍を続けている横森美奈子さん。乳がんの闘病生活を送り、SNSでもその様子を発信しています。前向きな横森さんに、50代からの生き方のヒントを伺います。
コロナ禍で乳がんが見つかって
雑誌「ハルメク」の連載でも活躍中で、大人の女性に向けた的確なファッションアドバイスが人気の横森美奈子さん。ショップチャンネルで自身のブランド「MINAKO★YOKOMORI」を手掛けるなど精力的に仕事に取り組んでいます。
そんな横森さんですが2020年7月に、乳がんのステージ1~2と診断されました。
「柔らかいしこりでしたが診断を受けたら、乳がんでした。20代の頃に急性肝炎で2か月入院した経験があるので、自分の体は丈夫ではなく、いつどんな病気になるかと過ごしてきたので、ああ来たか、とあまり驚きはしなかったです。ただ、入院前に仕事をどうやって片付けよう!とそっちでパニックにはなりました(笑)」
2週間の入院は「バカンス」!?SNSでは剃髪姿も披露
診断から、2か月後。仕事をひと段落させて臨んだ2週間の入院生活は、「入院バカンス」だったと茶目っ気のある例えをする横森さん。
「新型コロナウイルスの感染拡大で面会もできないですし、日常生活から隔離された2週間なんて。仕事も家事もしなくていい上に、上げ膳据え膳。趣味を堪能しようと、パソコンとスピーカーを持ち込んでYouTubeや映画を見て楽しんでいましたね。個人差があるようですが、全摘した外科手術の痛みも、規定量の痛み止めを飲むだけで抑えられたので、あまりつらくなくいい気分転換に思えたくらいです」...