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- 56歳、ワンルームひとり暮し
離婚後、子育てや仕事に奮闘し、そして迎えた子の自立。日課のウォーキングが気持ちを前向きにしてくれました。今は一人暮らしを満喫中、50代を楽しんでいる様子やこれからの生き方をお伝えします。新生活、街を好きになるためやったのは“これ”でした。
勢いで引越し
初産の娘を助けなきゃ、と勢いで近くに引越し。なじんだ街にサヨナラしました。
思い出の大家具類もむりやり収めて、サテ新生活です。
元夫は転勤族。短い時は1年で転居しました。辞令が出て2週間後には、まったく知らない街で生活を始めました。学生時代のアパートの引越しも含めて、数えてみたら今回で18回目の引越しです。
出産を控えた娘の近く、そして勤め先にも近いところ。勢いで決めた物件ですが、コンパクトなワンルームの生活を楽しもう、とわくわくしました。
わしわし歩く!
12年住んだ目黒区、西小山。住みやすくて隅々までなじんで、正直離れがたい思いでした。かつて転勤で慌ただしく転々とした時代、不便なところにも行ったし、住居の間取りも希望どおりではありませんでした。しかし「こんなはずじゃなかった」と落胆してもどうにもなりません。幼い子どもたちの気持ちを引き立てて生活を楽しむことを考えました。
そのためには、まずその街を好きになること。
当時は子連れであちこち動き回りましたが、今の私の方法は、歩くこと。今回も朝のウォーキングコースを見つけてあちこち歩きました。
スゴいぞ縁切り榎
ウォーキングの習慣は、休日の早朝4時~6時。昼間の予定を崩さずに、人も車も少ない時間で自分のペースで歩けます。調子がよければ1時間に6㎞ペースで12㎞。暗いうちでも安全で、疲れたら電車で帰って無理しない。
しばらく歩くと交番のある大通りになります。以前は目黒通りでしたが、今度は中山道。中山道は高速道路が走っているので、旧中山道に決定。いろいろ歩いて、今では仲宿商店街から北上して新河岸川を渡って戻るコースに定着しました。
ぐんぐん歩くと、体と心がリセットされます。肩こりや脚のむくみが解消し、仕事の行き詰まりも「なんとかなるか!」と思えるのです。この夏の暑さやハードワークをなんとか乗り越えられたのも、このウォーキングリセットの効果と思っています。
座ったまま思い悩むよりも、歩いていると思わぬアイディアが湧くものです。いつの間にか、歩いて湧き出る考えや決断を楽しむようになりました。もちろん、今回の引っ越しもウォーキング時の思いつきです。
①旧中山道
未明の仲宿商店街から歩き始めます。
②なぜ⁉ ビルの上のきりん
不思議です。白いきりん。朝の空に首を伸ばしています。私もぐ~んと伸びをします。
③朝の新河岸川の橋
大きな橋を渡って大きな川を眺める。それだけで気持ちが広々とします。
④中山道の縁切り榎
けっこう有名らしく、昼間は人が並んだりしています。男女の悪縁を切りたい時はもとより、断酒を願う時も効き目があるとか。早朝、人がいないのをいいことに、びっしり並んでいる絵馬を覗いてみました。
「夫と別れたい」
「弟が悪い友人と縁切りできますように」
ふむふむ。わかるわあ。
「彼が奥さんと別れられますように。奥さんはお子さんと幸せに。彼は私が幸せにします!」
!? すごい自信や!
「⭕⭕(人の名前)2年前に貸した35万円を返せ!」
ヒエ~っ!!
「自分の中にある嫉妬心や支配欲から解放されますように」
できた人だ!
「結婚できない悪縁を切って、幸せな縁を結べますように!」
縁切りならぬ縁結び効果もあるようです。
隣には蕎麦屋の長寿庵。いつもだしの効いたそばつゆの香りが漂います。とても人間的な板橋区登録文化財です。
次は、ワンルームで楽しく暮らす。大きな家具をむりやり入れて、なおスッキリ暮らそうとジタバタ! の私の工夫をお伝えします。
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