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- 令和の謎!今なぜ「マツケンサンバ」が再ブームなの?
令和の今、なぜか「第二次マツケンサンバブーム」が起きています。楽曲リリースから20年ほど経過している「マツケンサンバII」ですが、なぜこのタイミングでブームが再燃しているのでしょうか?その熱い秘密に迫ります。
目次
- 発表から約20年経過なのに「マツケンサンバII」が人気爆発の怪
- 「マツケンサンバコラボカフェ」が整理券売り切れの大ブーム
- TikTokでもバズり&シールを付録にした女性誌は売り切れ
- ブーム再燃3つの理由!SNS・東京五輪・新型コロナ禍
- コロナ禍で開始された松平健さんのSNSが火付け役
- 音楽責任者の直前辞任!大混乱の東京五輪で起きた「マツケンサンバ待望論」
- 紅白歌合戦で見せた圧巻のパフォーマンス!コロナ禍の日本に元気を与えた舞台
- 実は3世代でブーム!若者にマツケンファンが多いのは当然
- 歌って踊って!この夏も「マツケンサンバII」のイベント目白押し
- マジー直伝!ハルメク365で「マツケンサンバII」を踊ろう
発表から約20年経過なのに「マツケンサンバII」が人気爆発の怪
リズミカルなイントロや「マツケンサンバッ!」というサビの決め部分……誰もが一度は耳にしたことあるなじみの楽曲、俳優・松平健さんの歌う「マツケンサンバII」。それが令和の今、謎の盛り上がりを見せています。
「マツケンサンバコラボカフェ」が整理券売り切れの大ブーム
一例としては、マツケンサンバコラボカフェ。全国展開するファッションビルのパルコでは、2023年5月に「マツケンサンバII」をテーマとしたカフェ「ビバ~マツケンサンバII ワールドカフェ~オレ!」を渋谷パルコで期間限定開催しました。
大変な人気を集め、予約整理券は全期間分完売し併設のポップアップショップのアイテムも話題に。その結果、会期は延長され、愛知の名古屋パルコと大阪の心斎橋パルコなど、拡大巡回することに。
TikTokでもバズり&シールを付録にした女性誌は売り切れ
また、2023年7月に雑誌「週刊女性」の「マツケンサンバ開運ステッカー」を付録につけた号は売り切れが発生したり、SNSのTikTokでは、大勢のマツケンと一緒にマツケンサンバが踊れる「マツケンTikTokエフェクト」がリリースされたり……。
もはやこの状況は「第二次マツケンサンバブーム」といっても過言ではありません!
2004年発売の「マツケンサンバII」が、約20年も経過した令和の今、なぜこれほどまでに話題となっているのでしょうか?
ブーム再燃3つの理由!SNS・東京五輪・新型コロナ禍
マツケンサンバブーム再燃の理由は「SNS」「東京五輪」「新型コロナウィルス」の3つにありそうです。
2019年末から私たちの生活に暗い影響を与えた「新型コロナウィルス」。3年以上続いたコロナ禍で、外出制限やイベント中止、他人との交流自粛など……さまざまな制限を経験し、気持ちがネガティブになったという人も多いのではないでしょうか?
そんな中、再注目されたのが、聞けば底抜けにハッピーな気持ちになる「マツケンサンバII」なのです。
コロナ禍で開始された松平健さんのSNSが火付け役
話題の引き金となったのは、マツケンこと俳優の松平健さんが2020年7月にYoutubeやTikTokを始めたこと。
コロナ禍で減ったファンとの交流を増やそうという目的で始まったSNSですが、「マツケンサンバII」のミュージックビデオがアップされると、その豪華絢爛な世界観が話題を呼びました。
また、動物と触れ合ったり料理をしたりとさまざまなジャンルの動画に真面目に挑戦するマツケンさんの姿が「なんだか癒やされて癖になる~」とジワジワと話題となり、コロナ禍で鬱々とした気分だった人々の中に「上様ファン」が増えていったのです。
音楽責任者の直前辞任!大混乱の東京五輪で起きた「マツケンサンバ待望論」
また、コロナ禍の混乱の中で開催された「東京五輪」では、開会式わずか数日前に音楽責任者が辞任するという大トラブルが発生しました。
そこでSNSで巻き起こったのが『「マツケンサンバII」を開会式に歌おう』という“マツケンサンバ待望論”。
その盛り上がりは、一時はTwitterのトレンドワード入りしたほど。人々が、「マツケンサンバII」を思い出すきっかけになったと言えるでしょう。
紅白歌合戦で見せた圧巻のパフォーマンス!コロナ禍の日本に元気を与えた舞台
結果として残念ながら東京五輪で「マツケンサンバII」が歌い踊られることはありませんでしたが、その熱いムーブメントは2021年年末の紅白歌合戦への出場へとつながっていったのです。
筆者も紅白歌合戦でのパフォーマンスを見ていましたが、リズミカルな楽曲に豪華な舞台演出、バックダンサーも完璧で、1本のショーを見ているような感覚。まさに長く続くコロナ禍で鬱々としていた気分がアガりました!もう毎年の紅白の大トリを「マツケンサンバII」にしてほしいくらい(熱望)。
2023年の今も、テレビの音楽特別番組では流行の歌手やグループと並んで、「マツケンサンバⅡ」が披露されているほどです。
実は3世代でブーム!若者にマツケンファンが多いのは当然
また、「第二次マツケンサンバブーム」の大きな原動力は「SNS」の力。マツケンさん本人だけでなく、若者世代のファンがTikTokやInstagramなどのSNSで熱心に発信した結果ともいえます。
実は意外なことに、2004年発売の「マツケンサンバII」、今の若者世代にも大変なじみのある思い出深い曲なのです。2000年代の「第一次マツケンサンバブーム」時に、幼稚園や保育園のお遊戯や運動会で踊った経験がある人が多く、その子どもたちが、いま大人となり「令和の第二次マツケンサンバブーム」を牽引しているのです。
その頃、子どものお遊戯を見ていた父母世代はシニア世代となり、子どもだった世代は20~30代の大人となり、場合によってはパパママになって自分の子どもにも「マツケンサンバII」を聞かせているかもしれませんね!
筆者の小学生の娘もマツケンサンバをよく口ずさんで踊っています。嫌いな宿題をやる前の気合入れとして「マツケンサンバの曲流して~」と、言ってくる毎日です(本当に元気が出るので、嫌なことをやる前に超オススメです)。
まさに祖父母・親・子どもの3世代で一緒に楽しめる定番楽曲といえそうです!
歌って踊って!この夏も「マツケンサンバII」のイベント目白押し
なんといっても「マツケンサンバII」の最大の魅力は、世代を問わず「歌って踊って楽しい気分になれること」にあります。
もはや、あのリズムでハッピーな気分になれてしまうことは、全人類のDNAに刻みこまれているんじゃないかと思うほど(笑)。
2023年8月もパルコでの「マツケンサンバII」コラボカフェやポップアップショップ、マツケンサンバの振付師・マジーこと真島茂樹さん直伝の振付講座など、「マツケンサンバII」関連のイベントが目白押し!
日本の暑い夏「マツケンサンバII」でさらに盛り上げて、ハッピーな気分で過ごしてみませんか?オーレっ!
取材・文=鳥居史(ハルメク365編集部)
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