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- 人生相談:92歳の元気すぎる父…今後の介護が心配
「50代からの女性のための人生相談」は、読者のお悩みに専門家が答えるQ&A連載。今回は、63歳女性の「病気を患った私が92歳で元気な父を一人でお世話…今後のことが心配です」という相談に、介護・暮らしのジャーナリスト、太田差惠子さんが回答。
63歳女性の「元気すぎる父親」についての相談
私は63歳で、父は92歳です。父は毎日5kmくらい散歩するほど元気です。
父は県外で一人暮らしをしていましたが、仲良くなった方を車に乗せていて自動車事故を起こしたり、お金の管理がままならなかったりしてきました。そのため、私の家の近くのサービス付き高齢者向け住宅に引っ越してもらいました。
しかし本人は、実家での一人暮らしができない理由が理解できないようです。
「自分の家に帰りたい」「ここはつまらん」の一点張りで、施設にいることを拒否し続けています。
こんな状況にもかかわらず、介護認定がつかず「年相応」という診断になってしまいます。
そして今、私が病気を患い、体力的に父に付き添うことが大変になっています。夫と娘は基本的にノータッチなので、私がどうにかしないといけないのですが、不安しかありません。
どうしたら父が今の生活に慣れて、周りの方に迷惑をかけないで今後も生活していけるのか、教えてほしいです。
(63歳女性・にこりんさん)
太田さんの回答:自分の体が最優先!サービス利用も
92歳のお父様はとても元気で、介護認定は「自立」。でも、認知機能は低下しており、人に迷惑をかけることがあるのですね。にこりんさんとしては、ご自身が病気になり、さぞ気がかりなこととお察しいたします。
63歳のにこりんさん、「子世代」の立場とはいえ、長年の疲れがでてくる年代です。どうか、自身のお体を最優先に考えてください。
今回の課題を乗り切る方法は大きく分けて3つあると思います。それぞれについて詳しく説明していきます。
方法1:お父様に状況を受け入れてもらう
この方法は、お父様に「我慢」をしてもらう案です。
入居中のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の責任者にアポを取り、お父様とサ高住の責任者の方を前に、にこりんさんの病気のことを話しましょう。「病気のため、今後はたびたび父親に会いに来られない」と。
責任者とお父様が理解してくれたら、にこりんさんは自身の療養を第一に考えられるでしょう。
ここで気になるのが、現在入居しているのがサ高住だということ。基本的には、サ高住はその名称通り、施設ではなく高齢者向けの住宅でありケアの体制は整っていません。
にこりんさんが「父親の面倒をみられません」と言えば、父親の普段の行いによっては「うちでも、面倒をみることはできません」と言われる可能性があります。その場合は最後に紹介する「方法3」へ進みましょう。
方法2:お父様を実家に戻す
実家に戻すなら、周囲からのサポートが不可欠です。実家の住所地を管轄する地域包括支援センターに連絡して、お父様の現状と、にこりんさんの病気のことを説明してください。
「在宅サービスを利用すれば、こちらで生活していただけるでしょう」と言ってもらえるかもしれません。
介護保険以外にも、自治体では一人暮らしの高齢者などに向けたさまざまなサービスを提供しています。一人暮らしに戻る場合は、お父様に対し「実家に戻りたいなら、車の運転はダメ」など、気がかりな行為をやめることを絶対条件として突き付けましょう。
実際、いったん子どもの傍に呼び寄せられた高齢者が、なじめないまま元の家に戻るのはよくあることです。
方法3:要介護認定をやり直し、施設変更も視野に
父親の地元の地域包括支援センターが、父親の独居に難色を示すなら、そもそも「自立」の要介護認定がおかしいのだと思います。地域包括支援センターに相談して、認定をやり直してもらいましょう。
再度、主治医の意見書が必要になるので、非該当になったことを医師に伝えてください(クレームではなく、実状を伝えることが重要)。より実態に合った意見書を書いてもらえると思います。
介護認定が付けば、サ高住で暮らすにしろ、在宅に戻るにしろ、利用できるサービスが増えます。さらに、認定が付けば介護体制の整った有料老人ホームなどへの入居も考えられます。
もし、認知症が進んでいるならグループホームも選択肢となるでしょう。
現在、にこりんさんの夫と娘さんはノータッチとのこと。ただ、何かあって、無理してにこりんさんが動けば、にこりんさんの体調はさらに悪化するかもしれません。そうなると、困るのは夫です。
直接介護はサービスや施設を頼るとしても、住まいや場所などは一緒に考えてもらえると心強いのではないでしょうか。
世の中、子どものいる高齢者ばかりではありません。子どものいない高齢者や、いても諸々の事情で世話をできないケースはいくらでもあります。そのような場合でも、何とかなっています。
「重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で医療・介護サービスを利用しながら自分らしい暮らしを人生の最後まで続ける」というのが国の描いている暮らし方でもあります。
どうか、家族だからといって抱え込み過ぎないでください。
回答者プロフィール:太田差惠子さん
おおた・さえこ 介護・暮らしジャーナリスト、AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定)。京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。取材活動より得た豊富な事例をもとに「遠距離介護」「仕事と介護の両立」「介護とお金」 等の視点でさまざまなメディアを通して情報を発信する。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと第3版』(翔泳社)、『得する!楽しい!安心!シニアの暮らし便利ブック』(産業編集センター)、『親の介護で自滅しない選択』(日経BP)など多数。
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40歳で終活
いやいやまだまだ人生半ばですよ。一方不意の事故など ゼロではないですからね。病気とかならある程度 覚悟は出来ますけど、事故とか突然ですから。 40歳で終活って早くないですか。自分史とか 半分も書けないです。 https://syukatsulabo.jp/article/6277
締切済み ベストアンサー2020.02.21 -
終活ってどれくらいかかりますか
それこそ生活保護レベルの葬式なら20万を切ります。 高額医療費制度も上限は8万くらいです。 身元保証だって数十万です。 厚生年金の範疇で入れる老人ホームだってあります。 100万あれば御の字じゃないですか。 https://www.osohshiki.jp/
締切済み ベストアンサー2019.05.06 -
親の面倒
ごめんなさい。長文です。 私の両親はまだ元気で経済的にも、身体的にも自立しています。父もとある会社の会社役員として未だに子供達よりも沢山の年収があります。しかしもう70代で、段々と家の事が回らなくなってきました。 2人姉妹の姉は婿養子を取るということで実家の近くに住み、私は高速で3時間位離れた所に住んでいます。私は年に数回しか実家に帰省出来ませんが、その度に(昔の家なのでかなり広いです)家の中や倉庫やプレハブの物置、ベランダに建てられた物置(バーベキュースペースを潰してまで建てたので広いです。)地下の物置と整理していますが追いつきません…。今は掃除や庭の手入れは業者に入ってもらっていますが、一時はワックス掛け等も私がやっていました。しかも両親は私が帰省したら、色んな所に昼夜問わず食事や飲みに連れて行く事を楽しみにしていて、無下に断れません。勿論両親の奢りですし、帰省の毎に私にも子供にもお小遣いをくれます。だから変な話損は無いです。ただ私はそんなもの欲しくてやっている訳ではありません。母が終活の事等、気にしているし、昔の人だから物を捨てられないので、私がやってあげています。ただとても時間が足りないし、その後2、3日何とも言われぬ疲れで私は寝込んでしまいます。 先日母は週に1~2度はお手伝いさんに入ってもらう事を受け入れました。勿論全く要介護等ついてないので、お金は掛かりますが。ただやっぱり常に他人が入る事が嫌で、知り合いの人が今やってる仕事が終わったら、家に来てもらう。て事で何時のことやら分かりません。そこで私は少しは姉にもやって欲しいのですが、全くやらないどころか実家に顔も見せません。子供か小さい頃はしょっちゅう預けに来ていましたがもう大きくなったので、実家には2~3ヶ月に1回電話してくるくらいです。両親は「あの子はそんな子だから。子供を見てもらう時しか実家には用事の無い子だから。」と諦めていますが、それなら私はこんなに遠くにお嫁に来なかったし、財産を放棄して姉に養子を取らせる必要も無かったようにも思うのです。 1度姉に「お母さんも最近年取ってきたよ。たまには帰ってあげて欲しい。面倒見るて言っても、寝たきりになった時だけでは無いよ。」て言ったら、激怒されて、その後何年も私が電話をしない限り向こうから連絡は有りませんし、こちらの名物や季節の物を送っても、母を通して「もう、送って要らない。迷惑なんだって。」て言われました。私は姉と喧嘩する気は有りません。もし私が病気になったら、両親を見てあげる事が出来なくなるから、両親が死ぬまでは姉の機嫌を取っておきたいです。ただ今からどんどん年老いていく両親をどうしたら良いのか?姉にどうやったら上手く伝わるのか分かりません。 今すぐに介護が必要では無い両親、死ぬまで経済的なお世話をする事は絶対に有りません。しかしより穏やかな不自由の無い老後を送る為に、姉にどういう風に伝えれば上手くいくでしょうか?教えてください。
締切済み ベストアンサー2019.04.17 -
父親の身の始末
父親の身の始末をどうすべきか、悩んでいます。このように書くと親不孝者のようですが、今から親の終活に備え準備しておくのは、重要な事だと思っています。 現在、男性の平均寿命は80.98歳、男性の健康寿命は72.14歳、平均介護期間は8.84年だそうです。あくまで概算です。 父方の祖父は、当時の平均寿命より11年ほど長生きしていますが、介護施設で6年ほど過ごしてこの世を去りました。父も祖父と同じように長生きしてくれるのであれば、90歳近くあるいはそれ以上まで生きるようになりますが、人の寿命や先々の事は分かりません。 父親には幾つかの持病はありますが、比較的元気です。しかし、ここ最近は体力の低下と若干の痴呆傾向が出てきており、年齢的な衰えを感じています。 現在健康寿命は男女とも70代で、その後約10年は、誰しも体の不調を抱えながら生活していると言います。という事は、亡くなる10年ほど前から体に不調が出てくるという話になります。 私は父親と一緒に生活していますが、以前よりも明らかに出来ない事が増え、出来ない事への不満を周囲に当たり散らすようになりました。痴呆も進んでおり、認識力、判断力、思考力のいずれも低下しています。 そうした事を鑑みた場合、父親の介護施設入所は幾つくらいが妥当だと判断できますか? 父方の祖父は、80歳をだいぶ過ぎてからの入所でした。90歳を過ぎてからや100歳近くになってから入所する人もいるようですが、人それぞれ介護度や家庭の事情も違ってくるでしょうから、一概には言えません。 父親の場合、幾つくらいが妥当なのか判断が付きかね悩んでいます。 長くなりましたが、介護経験者の皆様、どうかお知恵をお貸し下さい。お願い致します。
締切済み ベストアンサー2019.03.18
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