「何を着ても老け見え」を解決する着こなしテク#1

3色で服装がグッと垢抜ける!スタイリストが教える「色合わせ」の新ルール

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3色で服装がグッと垢抜ける!スタイリストが教える「色合わせ」の新ルール

「何を着ても老けて見える」「カジュアルのつもりなのに“作業着”っぽい」……。そんな人に見直してほしいのが、コーディネートの「色合わせ」。簡単におしゃれ度がアップする色使いのコツとお手本コーデを、人気パーソナルスタイリストが紹介します。

教えてくれたのは、杉山律子(すぎやま・りつこ)さん

一般社団法人スタイリストマスター認定協会代表理事、パーソナルスタイリスト。個性を引き出すスタイリングに定評があり、2018年5月に一般社団法人スタイリストマスター認定協会を設立。自分らしくおしゃれになれるファッション講座を開催している。

※本記事は、杉山律子さんの著書、「パーソナルスタイリスト直伝『何を着ても老け見え』を解決するすごい着こなしテク」(KADOKAWA刊)から一部抜粋して再編集しています。

色合わせの鉄則は、全身を「3色以内」にまとめること

色合わせの鉄則は、全身を「3色以内」にまとめること
webweb / PIXTA

ファッションのコーディネートにおいて、最も大切なのは「色」。その色をどう組み合わせるか、つまり「色合わせ」次第で、コーディネートはよくも悪くもなります。

色合わせの鉄則は、全身を「3色以内」にまとめること。そうすれば、失敗しません。では、どんな色を使ったらいいのでしょうか。

私がおすすめしているのは、「ベースカラー」という考え方です。

ベースカラーとは、自分のコーディネートで主軸となる3色のこと。自分にとって、使いやすい色ということでもあります。この3色でコーディネートをつくると、びっくりするぐらいまとまります。

杉山流!自分に合う「ベースカラー」の見つけ方

 【1色目】抜け色の白

まず、真っ先に取り入れてほしいのは、「抜け色」の「白」です。

杉山流!自分に合う「ベースカラー」 抜け色の白

一概に白といっても、アイボリーやアイスグレーなどさまざまですが、最も使いやすいのは、膨張しない「真っ白」。冬のゲレンデの「雪」のような色をイメージしてください。

【2色目】締め色から1色

次に、コーディネート全体を引き締めてくれる「締め色」を決めます。ただ、靴とバッグに関しては、あなたのベースカラーでなくても、黒を使ってOKです。

杉山流!自分に合う「ベースカラー」 締め色

女性らしさを出したい方はネイビー、チャコールグレー、ダークブラウンを。カジュアルが好きな方は色落ちしていないデニムがおすすめです。

【3色目】中間色から1色

最後は、ぼんやりとしたやわらかい色の「中間色」です。個性が出やすい色なので、自分に似合うものを1色選びましょう。

杉山流!自分に合う「ベースカラー」 中間色

色白の方はグレーやトープが似合います。肌の色が濃いめの方はベージュやカーキがおすすめ。2色目の締め色でデニムを選んだ方は、3色目はデニム以外を選びましょう。

これらの3色が、あなたのベースカラーです。

おしゃれ初心者必見!コーディネートに欠かせない色は…

おしゃれ初心者必見!コーディネートに欠かせない色は…
siro46 / PIXTA

おしゃれ初心者さんにとって、欠かせないのが白。白を抜きにおしゃれなコーディネートをつくるのは、至難の業です!

そして、白が持つ最大のメリットともいえるのが「抜け感」です。トップスを白にしたり、Vネックの隙間から白のインナーをチラッと見せたりすれば、お肌の「くすみ」を飛ばし、顔色をパッと明るく見せてくれます。

【応用編】コーデの幅が広がる「新ベースカラー」50代のおすすめは?

ここからは、基本の3色ルールと白の力を最大限に生かしつつ、もっとアレンジを楽しみたい方向けに、新たな色を提案していきます。

1つは、ベースカラー3色目の「中間色」を少し濃くした色。具体的には、「キャメル/オリーブグリーン」の2色です。キャメルはベージュを、オリーブグリーンはカーキを、それぞれ濃くした色といえます。

例えば、やわらかい色の中間色をトップスに取り入れると、「白」や「締め色」と比べて、顔がぼんやりとした印象になりがちです。しかし、色を濃いめにチェンジすると、肌の色とのメリハリができて、「くすみ」が目立たなくなるという効果があります。特に、肌の色が濃いめの方にはおすすめです。

【お手本コーデ1】中間色を少し濃くしてメリハリ感アップ!

「ベースカラー」でも十分まとまりのあるコーデをつくることができますが、もっとアレンジを楽しみたい方は、キャメルやオリーブグリーンを取り入れてみてはいかがでしょうか。

「ベージュ」を「キャメル」に変えると…

「ベージュ」を「キャメル」に変えたコーデ例

ベージュ:トップスが肌の色に近いベージュのときは、メイクがマスト。

キャメル:キャメルなら、リップだけでも肌の「くすみ」が回避できます。

 

「オリーブグリーン」を「カーキ」に変えると…

「オリーブグリーン」を「カーキ」に変えたコーデ例

オリーブグリーン:オリーブグリーンに変えると、「きれいめ」に寄せられます。

カーキ:カーキのパンツは、カジュアルな印象が強くなります。

おしゃれ度を上げるなら「光沢」を加えた色でツヤをプラス

ベースカラーの中間色に「光沢」を加えた色

もう1つは、ベースカラーの中間色に「光沢」を加えた色。おすすめは、「ゴールド/シルバー/シャンパンゴールド」です。これらの3色は、まさに、ベースカラーの中間色が進化した色といえます。

ゴールドはベージュを、シルバーはグレーを、シャンパンゴールドはトープを、それぞれメタリックにした色。コーディネートに光沢が加わることで、ツヤが出ておしゃれ度が一段とアップします。

注意してほしいのが、メタリックの色を見極めるときに、服の表記に引っ張られないこと。

例えば、光沢感のあるサテン地の場合、表記が「ライトグレー」であっても、実際に見た色はシルバーということがあります。色がメタリックかどうかは、表記ではなく、あくまで自分の目で見て判断してほしいです。

【お手本コーデ2】メタリック色でモノトーンがグッと垢抜け

メタリック色でモノトーンがグッと垢抜け

「ツヤ」が出て洗練された印象に! トップスやボトムスでメタリック色を取り入れるときは、面積が大きいので、「1つ」だけ使ってみてください。失敗を避けやすくなりますよ。

TOPS:「黒」のニット
光沢のない黒のニットなら、パンツのシルバーが際立ちます。

BOTTOMS:「シルバー」のワイドパンツ
表記が「グレー」のパンツでも、素材がサテン地なら「シルバー」と捉えます。

BAG:「白」のクラッチバッグ
コーデのどこかに白があると、全体がまとまります。

SHOES:「黒」のパンプス
メリハリを意識して、足元は黒のパンプスで。

もっとある!メタリック色のおすすめアイテム


【靴】

メタリック色のおすすめアイテム サンダル パンプス

サンダル
サンダルは、アクセサリー感覚で取り入れられるシルバーやゴールドがおすすめ。

パンプス
パンプスは、「抜け感」をプラスしてくれるシルバーが使いやすいです。

 

【バッグ】

メタリック色のおすすめアイテム ショルダーバッグ トートバッグ

ショルダーバッグ
面積が小さいショルダーバッグは、コーデに合わせたメタリック色で。

トートバッグ
面積が大きいトートバッグは、メタリック色の中でも派手すぎないものを選びましょう。

「老け見え」に拍車!?残念な中間色の使い方

ベージュ、グレー、トープなどの中間色は、世代を問わず、大人気です。

しかし、中には中間色のよさを十分に生かしきれていない残念なコーディネートも。40代以降はただでさえ肌がくすみがちです。中間色の使い方次第で、それに拍車がかかって老けて見えたり、地味な印象になってしまったり……。

その原因のほとんどは、1つのコーディネートで、「似て非なる色」の中間色を、トップスとボトムスの上下で合わせているから。

例えば、一見同じようなグレーでも、赤味がかったグレーと青味がかったグレーはまったくの「別の色」。それらを意識せずにトップスとボトムスで合わせてしまうと、なんだかぼんやりとして、老け込んだように見えやすくなってしまうのです。

1つのコーディネートで、中間色は原則「1色」まで。おしゃれに自信がない方は、このルールを心得ておきましょう。

「同色っぽい」中間色の上下は「白」で分断!

そうはいっても、「中間色のアイテムで、セットアップコーデをしたい」という声も......。お店でセットアップとして購入した、まったく同じ色の上下であれば問題ありませんが、そうでなければ、難度が非常に高いのです。

このように釘を刺したうえで、テクニックを1つご紹介します。トップスとボトムスの間に、「白」を挟んでください。

トップスとボトムスの間に、「白」を挟んだコーデ例
(左)Tシャツの場合、(右)シャツの場合

「白」を挟むことで、中間色のトップスと中間色のボトムスの間にメリハリができて、パッと明るい印象に。アイテムとしては、Tシャツやシャツがおすすめ。シャツなら裾がカーブしている形のものを選びましょう。

漫画・イラスト=小針卓己


次回は、一歩間違えると老け見えまっしぐらな「大人カジュアル」の注意点と、50代こそ見直したい「デニムの正解」について解説していきます。

■「『何を着ても老け見え』を解決する着こなしテク」をもっと読む■
#1:3色で服装がグッと垢抜ける!スタイリストが教える「色合わせ」の新ルール
#2:【50代カジュアルの新ルール】避けるべきNGアイテムと大人の正解コーデ
#3:衣替え不要&毎日の服選びがグッと楽になる!「二季クローゼット」の作り方

もっと詳しく知りたい人は 杉山律子さんの著書をチェック

「パーソナルスタイリスト直伝『何を着ても老け見え』を解決するすごい着こなしテク」杉山律子・著(KADOKAWA刊)
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HALMEK up編集部

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