服を手放して得るシンプルおしゃれの極意#1

59歳で服を7割手放した女性の「大人が本当に必要な服」チェックリスト

59歳で服を7割手放した女性の「大人が本当に必要な服」チェックリスト

公開日:2026年07月02日

服の7割を手放した女性の「大人が本当に必要な服」チェックリスト付き

SNSで日々のコーディネートを発信する山岡まさえさんは、60歳を前に7割の服を手放したことで、暮らしも思考も人間関係もよい方向へ変わり、人生が一層楽しくなったそうです。そんな山岡さんの服を減らすことの意味と、手放したものリストを紹介します。

※本記事は、書籍『60歳、服を7割手放して「ときめく暮らし」がはじまった:おしゃれの幅も、人生も豊かになる』(Gakken)より一部抜粋して構成しています。

教えてくれた人:山岡(やまおか)まさえさん

教えてくれた人:山岡(やまおか)まさえさん

50代後半ではじめたSNSで、日々の暮らしや「60代の1週間コーディネート」などを発信。フォロワー20万人以上(2026年4月現在)。雑誌や講演などでも活躍。60代ライフスタイルブランド「DIGNITY」や、一般社団法人日本グルーデコ協会を主宰。「グルー継ぎ(R)」「グルーデコ(R)」というハンドメイドの技法の普及や講師育成も行っている。

59歳、もう服はたくさんいらない

服はたくさんはいらない

59歳のとき、私は持っていた服の7割を手放しました。今、クローゼットにあるのは、愛着のある服だけ。自分にしっくりくる、お気に入りだけです。そのおかげで今はクローゼットの中もすっきりしています。

でも、以前は膨大な服や小物であふれかえっていました。それなのに、毎朝、「着る服がない」と嘆いては、部屋中に服を散乱させる日々。そのモヤモヤした気持ちから、また新しい服を買っては増やし、また「服がない」と嘆く……の繰り返し。

服が増えるほどに「服がない」という矛盾に、モヤモヤはつのるばかりでした。

でも、服を減らした今は服選びがすごくラクに。「どれを着ようかな」と、毎朝ワクワク、楽しみながら服を選んでいます。

服を手放してわかったのは、服はたくさんはいらないということ。服の数と楽しさは、比例しないということ。そして、自分が好きで、自分に似合う服だけがあればいいということです。

「好き」「心地いい」を大事に!自分らしくいられる服だけ残す

「好き」「心地いい」を大事に!自分らしくいられる服だけ残す

私が手放したものは、「いらないもの」ではありません。

いるか、いらないかは、ライフステージなどで変わっていくもの。例えば、昔は子どもの入学式や卒業式などに行くための服も必要だったし、起業したての頃の私には、人前に立つための服も必要でした。これからも、いるもの、いらないものは、そのときどきで、きっと変わっていきます。

でも、自分の「好き」や「心地いい」という“感覚”は、60歳の今もこれからも、そう簡単には変わらないと思いました。

だから、「いる、いらない」ではなく、「気に入っているか、いないか」で、手放すものを判断することにしました。

それに、「いる、いらない」で判断をすると、「いつか着るかも」「また必要かも」と未来の可能性に左右されてしまいます。  

でも、「好き」や「心地いい」は、過去でも未来でもなく今の自分がすべて判断できます。そうやって残していくと、クローゼットの中は「毎日着てもいいお気に入り」だけになりました。

お気に入りだけに絞ったら身軽に!

  1. 毎日着てもいいお気に入り→ クローゼットに残した
  2. 必要かもしれないけど、お気に入りではないもの→ 迷ったけれど、手放した
  3. 気に入ってないし着用していない→ すぐに手放した

服を手放すことは過去と向き合い、心を軽くすること

服を手放すことは過去と向き合い、心を軽くすること

手放すとき、最初は「これもまだいるかも」「捨てるのはもったいないな」と思うこともありました。そんなときは、「本当に好き?」「本当に、似合っている?」と、自分自身に問いかけます。すると、自然と答えが見えてきました。

こうやって、一着一着と向き合いながら手放していった結果、服はかつての3分の1の量にまで減り、すべてが見渡せる収納に。

自分で自分に、「似合っている」と素直に言える。今、クローゼットや収納棚にあるのは、どれもがそういった服になっています。

ところで、「似合う」って、どういうことだろうと自分なりに考えてみました。

  • 着ると、心が落ち着く服。
  • 無理がなく、自分が自然体でいられる服。
  • 自分にしっくりきて、自分らしくいられる服。

そんな感覚の延長線に、「似合う」があるのではないかなと思っています。

今必要な服・靴・小物は?18の手放すものチェックリスト

今必要な服・靴・小物は?手放すものを決めるチェックリスト

私が手放したのは、次のことに当てはまるアイテムでした。手放して残ったのは、今の自分に必要なものだけ。

【チェックリスト】

1:好きではない服
一目で「好みでない」「似合わない」とわかるものは、持っていても手がのびないし、着ても気分が下がるだけ。

2:外からの目線重視で選んだ服
「好印象に見られたい」「いい人に見られたい」という理由で選んだスーツ類。私の場合、起業したての頃、よく着ていた服たち。

3:「特別なとき」のために買ったもの
結婚式やパーティなど「特別な場で着るため」に購入した服や小物。大切にしまっていても出番はなさそう、と思いきる。

4:「いつか」のためにとってあった服
イベント用以外でも、「いつか着るかも」という理由で残していた服。そのいつかは、ほぼ、こない。

5:「高かったから」という理由で、残していた服
いくら「高価」でも、着ていないならたんすの肥やし。今の好みに合わなければ、今後も着ることはなさそう。

6:もったいなくて着られない服
高かったから「もったいない」。よそ行き用だから汚したくない。着ないなら、なくても困らないのでは?

7:ほぼ着ていないブランド服
昔は、ブランド品も頻繁に購入。よく考えると、店員さんにチヤホヤされるのがうれしくて、買っていたかも。

8:“今”の自分に合っていない服
年齢とともに似合う服は変わるもの。昔は似合っていても、“今”の自分にしっくりこない服は手放しの対象。

9:着心地がよくない服
チクチク、窮屈、重い、動きにくい……。少しでもストレスがある服は好きなデザインでも結局着なくなってしまう。

10:違和感のある服
なんか、しっくりこない。なんか、気分が上がらないなど、“なんとなく”違和感がある服も、のちのちストレスに。

11:疲れるヒールの靴
ヒール靴はスタイルをきれいに見せてくれるけど、痛いし疲れる。快適を優先して、もう履かないことに。

12:ぺたんこ靴に合わない服
ヒールを卒業して、ぺたんこ靴を履くことを決めました。そのため、ぺたんこ靴に合わない服も卒業。

13:世の中の「定番だから」という理由で買った服
雑誌で「定番」「必須」と紹介されているアイテムでも、似合っていなければ自分には不要。

14:トレンド重視で選んだ服
「流行だから、買わなくちゃ」と、世間の波に乗るために買った服。買ったときは流行りだったけど、今も着たい?

15:汚れや傷みが目立つもの
お気に入りでも、直せない傷みや、落ちない汚れがある服。着心地が悪く感じていれば、もう手放しどき。

16:同じような服に出番を奪われた服
似た服がある場合、一方ばかり着てもう一方は着ていないということも。出番がなければ、手放してもいいはず。

17:着回しができない服
個性的なデザイン、派手すぎる柄など、他のアイテムと合わせられない服は、しまい込んだままになる可能性が大。

18:この1年、ほとんど着ていない服
着心地がよくない、合わせにくい、同じようなものがある……など、着ていない理由が何かしらあるはず。

手放して残ったのは……本当に必要なアイテムだけ!

今必要な服・靴・小物は?手放すものを決めるチェックリスト

コーディネートが何通りもできる服
自然と残ったのは、デニム、シャツ、Tシャツなど、オーソドックスなアイテム。着回ししやすいものばかり。

ぺたんこ靴に合う服
これからは、足元はぺたんこ靴に。残った服も、ぺたんこ靴に合う、カジュアルなものが中心。

自分らしくいられる服
他人がどう思うかではなく、自分自身が「好き」「心地いい」と思えて、自分が自然体でいられる服。

身に着けていて心地がいい服や靴
袖を通したときに、着心地にも鏡に映る自分にも違和感がない服。自分にしっくりくる身に着けていて快適なもの。

次の記事では、7割の服を手放したまさえさんが実践した「服を手放す方法&リバウンドしないルール」をご紹介します。


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もっと詳しく知りたい人は

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『60歳、服を7割手放して「ときめく暮らし」がはじまった』山岡まさえ・著(Gakken)

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HALMEK up編集部
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