1日5分でキレイが続く「片づけ&掃除」新習慣#3
「できなくても自分を許す」片づけ&掃除が続けられる7つの習慣
片づけと掃除は家事の中でも体力と気力がいる仕事。無理なくできる工夫がほしい…。そこで、人生の先輩に学びます。今回は「ハルメク片づけ大賞」を受賞した羽生惠子さんが実践する片づけ&掃除7つの習慣です。
教えてくれた人:羽生惠子(はにゅう・けいこ)さん
雑誌ハルメク読者。2019年に雑誌主催の片づけコンテストで、「ハルメク片づけ大賞」を受賞。マンションで、ひとり暮らし。
心地よくひとり暮らしを続けるための、決断
「植物の世話も家事も、無理しないのが一番」と羽生さん。少数精鋭の植物と心地よい時間を過ごします。
2019年、ハルメクの片づけコンテストで大賞を受賞した羽生惠子さん。心地よくひとり暮らしを続けるために、2025年の夏、思い切った決断をしました。
「この夏は本当に暑くて、植物の世話が大変。水やりを面倒と思う私には苦痛で、もう、植木鉢を減らすしかないと思いました。まだ咲くかもしれないけれど、『私のやり方について来られない植物はあきらめよう』そう、決めたんです」
手放す基準を決めたら、作業はスムーズだったと話す羽生さん。
「できないことはあきらめていいと思えてから、心がぐんと軽くなりました」
思うようにできない日があっても「まあいいか」
「後期高齢者(取材時76歳)になって身に染みて感じるのは、『できないことはできない』ということ。だからこそ柔軟に、常に今の自分に合う方法を探しています。些細なことでも発見があるとうれしいんです」と羽生さん。
お風呂掃除は、入浴後に壁の下半分の水滴をぬぐい、月1回の掃除に。リビングの床は週1回ワイパーで拭き、あとはロボット掃除機に任せて手間を減らします。
「汚れをため過ぎなければ大丈夫とわかっているので、思うようにできない日があっても『まあいいか』と自分を許す。できることを気楽に続ける。それが私にとって心地いいんです」
羽生さんの片付け&掃除、7つの習慣
1.やりきれない植物の世話は潔くあきらめる
「また咲くかもしれない」という思いをあえて封印し、植木鉢の数を大幅に減らした羽生さん。
「できないことを無理に抱えず、あきらめることも心地よく暮らす知恵の一つですね」
2.掃除の頻度を見直し、できなくても「まあいいか」と自分を許す

「ひとり暮らしだし、そこそこキレイなら大丈夫よね」と、大らかな気持ちで掃除の頻度を見直し。
「回数を減らし、できないときがあっても『まあいいか』と思って、自分を許します」
3.「死ぬまでに使い切れるか」「娘が使うか」捨てる基準を決めて迷いをなくす

うっかり割ってしまい、手放すことも増えたけれど、まだ十分な数がある食器。棚を時々眺めて「死ぬまで使う? 娘が使う?」と自問自答し、使わない物は潔く手放します。
4.調味料は残量半分になるまで買い足さない

調味料の買いだめをやめ、使用中のものが半分以下になったら次を購入することをマイルールに。買い足す基準を決めておけば、物がやみくもに増えることなく、管理がラクに。
5.タオルは4か月ルールで使い切る

新品を体や髪用に使い始め、4か月たったら台所の手拭きに、さらに4か月後は小さく切り掃除用のウエスに。期間を決めて回せば迷わず取り換えられ、清潔さと無駄のなさを両立。
6.便利な道具を味方につけて疲れる作業を減らす
床はロボット掃除機、IHの焦げは重曹パック、お風呂はこすらず落ちる洗剤で。体力をあまり使わずにキレイを保てる便利な道具は積極的に試し、自分に合う物を取り入れます。
7.思い込みの定位置を見直し動線をラクに

洗剤などの配置を左右入れ替えただけで出し入れがぐんとラクに。
「家事のしやすさは、ちょっとの変化で随分変わるなあと実感しています」
※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年12月号を再編集しています。
取材・文=大門恵子、野田有香(ともにハルメク編集部)、撮影=林ひろし
次の記事では、「プロに教わるラクな片づけのコツ」を紹介します。
■「1日5分でキレイが続く『片づけ&掃除』新習慣」をもっと読む■
#1:これならラク!きれいな部屋を無理なく保つ、片づけ&掃除の3か条とは?
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