1日5分でキレイが続く「片づけ&掃除」新習慣#2
気力がわかない日は冷蔵庫から!「スーパー主婦」の片づけ&掃除12の習慣
片づけと掃除は、家事の中でも体力と気力がいる仕事。無理なくできる工夫がほしい…。そこで、人生の先輩である料理家でスーパー主婦の足立洋子さんが実践している、片づけ&掃除12の習慣を紹介します。
INDEX
教えてくれた人:足立洋子(あだち・ひろこ)さん
1951(昭和26)年、北海道生まれ。雑誌「婦人之友」の読者が集う「全国友の会」で料理講師を40年以上務める。NHK「あさイチ」に“スーパー主婦”として出演。『さあ、なに食べよう? 70代の台所』(扶桑社刊)など著書多数。
自分にとっての“ここさえ”を決めて片付けるといい
北海道に住む料理家の足立洋子さん。「70代に入り、体力的にも精神的にもがんばりがきかなくなってきたというか、定期的に片づけが本当にしたくないときがあるんです。そんなときの突破口は、私の場合、冷蔵庫の片づけなんですね」と言います。
冷蔵庫は、足立さんの頭や心の中が現れる場所だそう。
「普段は物の置き場所が決まっているのに忙しいときは雑然としてしまう。冷蔵庫さえ整えば、暮らし全体が回っていく。自分にとって“ここさえ”という場所を決めると、片づける気力も湧き、無理なく続けられます」
月曜日は、お掃除デイ。ほこりをはらったり拭くだけでスッキリ
53歳のときに夫を亡くし、ひとり暮らしをしている足立さん。掃除は週に1度、月曜日と決め、午前中はなるべく予定を入れないようにしています。
「まず、家中、はたきをかけて、掃除機を全部屋かけます。その後、テレビの棚やリビングのいすの裏などをから拭きか水拭き。玄関、トイレ、洗面所も水拭きします。家の中を見ていて気付いたのですが、ほこりがないとスッキリ見えるんですね」と言います。
月曜日以外は、毎晩、食器洗い後、台所の床の水拭きをしています。
「これは長いこと習慣になっていて、何の苦もありません。これらの習慣で、年末の大掃除もしなくていい。気持ちもラクです」
足立さんの片付け&掃除、12の習慣
1.朝ごはんに使うものはセットに


冷蔵庫の3段目にはかごに入れた朝食セットを。トースト用のジャムやバター、マスタード類などを入れています。
2.冷蔵庫の2段目に、“スタンバイトレイ”を。使い切りたい食材はここに!


冷蔵庫の2段目に“スタンバイトレイ”を置き、賞味期限間近の食材などを入れます。まずはここを見て料理することが習慣になり、無駄がなくなりました。
3.空間を3割残して収納すると取り出しやすく、キレイが続く

収納があるとつい物を詰め込んでしまいがちですが、「3割は空けておこう」と決めたら、取り出しやすくなり、快適に。物が崩れ落ちることもなく、ケガの予防にもなります。
4.増えがちなバッグは袋をはずして“見える化”。服はたたまず、ハンガー収納でラクに

大好きで増えたバッグは袋をはずして棚に並べ、忘れず使えるように。ほとんどの服をハンガーにかけて収納するようにしたら、「夏場などよく洗濯するときもラクになりました」
5.物を減らしたいときは、外側の収納を減らす


50代後半の頃、寝室にあった洋服だんすと整理だんすを手放し、今は下着類を収納した棚のみ置いています。
「物を減らすには外側(収納)を減らすのが大事と実感。洗面所にあった籐の棚も手放そうと空にしたら、娘が帰って来たときに使うというので、とっています」
6.探しがちなはさみ、爪切りなど物の置き場所を決める

よく使うはさみや爪切り、ハンドクリームなどの置き場所は、リビングの棚の引き出しにと定位置を決めています。食材の在庫なども場所を決めておくと、迷わず片づけられるそう。
7.壁も家具も、はたきで、上から下に掃除


週に1度、家中、はたきをかけるとすっきり。足立さんが所属する「全国友の会」で教わった、竹の棒とポリエチレンのひもテープで作ったお手製のはたきが活躍。
8.ほこりがたまるいすも、週に1度の拭き掃除でキレイが続く

「気が付くとほこりがたまっている」といういすの裏。お掃除デイで忘れず、拭いています。
「私は面倒くさがりなところがあるのですが、ルーティーン化すると無理なく続けられます」
9.月曜日は、家中、はたきと掃除機をかけたら、拭き掃除で仕上げを

家族4人で暮らしていたマンションの4LDKの部屋。
「ひとりなのでもっとスッキリ暮らせそうですが(笑)、無理せず掃除も週1度。それが今の私の気力と体力に合っているようです」
10.台所の床だけは、毎晩、食器洗い後、水拭きするのが習慣に

夜の食器洗い後は、床の水拭きを。ぞうきんが挟めるつなぎ目のない1本の棒タイプの掃除用ワイパーを使うと、力が入って便利。
「5分もかからず、ささっと終わるので、ラクです」
11.せっけん1つで、じゅうたんのシミも、食器もキレイに


豊橋友の会の「豊橋友石けん」を愛用。せっけんを付けた歯ブラシでこするとじゅうたんのシミ汚れもきれいに。
「これでなくても、1つでいろいろ使える洗剤があると便利です」
12.当たり前に置いていたお風呂のふたをやめたら、掃除がラクに
足立さん宅のお風呂は追い炊きができないタイプで、最近、お風呂のふたを置くのをやめたそう。
「ふと、これ、要らないのでは?と気付き、掃除がラクになりました。当たり前に置いている物を見直すだけでも快適になりますね」
※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年12月号を再編集しています。
取材・文=大門恵子、野田有香(ともにハルメク編集部)、撮影=原田直樹
次の記事では、「ハルメク片づけ大賞」を受賞したハルメク読者、羽生惠子さんの工夫を紹介します。
■「1日5分でキレイが続く『片づけ&掃除』新習慣」をもっと読む■
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