【あらすじ】
斉藤家には、ある変った風習がある。それは、一年の内、一日だけ、家族がそれぞれの家庭での役割を交換し過ごすというもの。今年もその日がやってきた。それぞれの役割の苦労や、意外な一面などを発見し、家族の絆を深める話。
【登場人物】
紀子(三浦純子)
53歳。専業主婦。家では料理・洗濯・掃除など、家事全般を請け負う。特に家庭に不満はない。一年に一回、役割を交換する風習は、紀子の家系で行われていたもの。
和彦(浅野雅博)
53歳。サラリーマン。課長クラス。家事は、たまに家の掃除をする程度で、基本的に休日はのんびりと暮らしている。
大輔(武田知久)
28歳。大学卒業後、新卒で就職。5年務めたのち、将来を考えて転職を決め退職。現在は無職だが、会計士になるべく簿記を勉強している。
麻衣(森寧々)
24歳。OL。大輔の妹。新卒で会社に就職。まだまだ学生気分が抜けない年頃。
撮影=安部雅行、五十嵐浩之 ヘアメイク=石松英恵、中村楓 監督・脚本=五十嵐浩之(GENSHOW)