スマホ写真はまず「背景」!撮影前に整えれば被写体がもっと素敵写真に
スマホ写真はまず「背景」!撮影前に整えれば被写体がもっと素敵写真に
更新日:2026年04月04日
公開日:2025年04月14日
教えてくれた人:山崎理佳(やまざき・りか)さん
写真家、編集者。数多くの写真関連書籍を編集し、自身も日常的に写真撮影を楽しむ経験を生かして作った『まるごとわかる!撮り方ブック』(日東書院刊)が人気シリーズに。最新刊は『はじめての60歳からのスマホ写真 撮り方ブック』。
慌てて撮らず、余計なものは取り除く

「被写体ばかり見て背景にあるものを見落としていませんか?」と言うのは、スマホカメラの撮り方をわかりやすく伝えている山崎理佳さん。
まわりの余計なものを取り除くだけで、素敵な写真になります。「慌てて撮らずに、ひと呼吸おいて場を整えましょう」(山崎さん)
すっきりした背景で主役の花がパッと引き立つ!

【Before】
左上の写真では壁のスイッチや足元のコンセント、壁の向こうからのぞく何か……。花の美しさが生活感に埋もれてしまっています。
【After】
余計なものが入らないように花瓶の位置を調整。花の可憐さが引き立ちます。「主役はセンター」と思うかもしれませんが、中心から少しずらして置くと、こなれた雰囲気に。
一輪の花にフォーカスし、背景をぼかす

【Before】
散歩中に花を撮影すると、左上の写真のようになりませんか? 枯れ葉、土など、地面がゴチャゴチャしていて花が目立たず……。
【After】
花の真横にカメラを持っていき、思い切って一輪のみにピントを合わせて撮影。地面の余計なものが入らず、背景がぼけて、花の繊細さが感じられる幻想的な仕上がり。
外で人物を撮影するときも背景に注意!
せっかく素敵な笑顔でも、工事現場のコーンや派手な看板などが写っていると残念な感じに。風景写真を撮るつもりで、まずいい背景を探してからそこに人物を立たせましょう。
きれいに撮るためにここも押さえておこう
撮る前に画面に触れて、ピントと明るさ合わせを

構図が決まったら、 ピントを合わせたい部分に軽く触れましょう。ピントと明るさが自動調整され、ただ撮るよりもメリハリのあるきれいな写真に。
撮影後に明るさを調整してよりきれいに!
写真を撮った後でも、簡単に明るさを変えることができます。下のように太陽マークの「明るさ」で調整し、それでもまだ暗い場合は、同じ並びにある「シャドウ」で調整を。

※Androidは、機種によってメニュー名が異なる場合がありますが、操作の手順は同じです。
「スマホのレンズは端にある」を意識しよう
スマホのカメラレンズは端にあります。撮りたいものに対してスマホ本体が中央にくるように構えると、被写体が端に寄るので注意しましょう。

被写体を真ん中にしたいときは、スマホの右上に付いているレンズを、被写体の中央にくるように構えて。
これからお出掛けも楽しいシーズン。写真を撮る機会も多いのでは? ぜひ今回の記事を参考に素敵な写真を撮ってくださいね!
取材・文=田島良子(ハルメク編集部)、撮影=山崎理佳、イラストレーション=ながのまみ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年9月号を再編集しています




