今から考えたい、前向きな未来への「傾向と対策」#5

【なぜ?】大怪獣に攻撃されても自衛隊が「出動できない」理由

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【なぜ?】大怪獣に攻撃されても自衛隊が「出動できない」理由

地震や水害などの災害時に、心強い存在の自衛隊。しかし、もし映画のような大怪獣が現れたら、対処してくれるのでしょうか? 知っているようで意外と知らない、自衛隊の「できること」と「できないこと」の背景に迫ります。

意外と知らない!?自衛隊に「できること」「できないこと」

意外と知らない!?自衛隊に「できること」「できないこと」
yo-sei / PIXTA

自衛隊という存在は知っているけど、具体的にどのような活動を行っているのか正直ちゃんとわかっていない……。そう感じている50代は、決して少なくないと思います。

パッと浮かびやすいのは、地震や水害といった災害時の人命救助や生活支援をはじめとする「災害派遣」活動ではないでしょうか。自衛隊の面々が被災した人々を救助する姿をニュースなどで見て、「もしもの時は、きっと自衛隊のみなさんが助けてくれるだろう」と想像する人は多いでしょう。

そんな、“国民を守ってくれる”イメージの強い自衛隊ですが、危機が訪れれば何でも対処できるわけではありません。

例えば、もしゴジラが現れたら、映画のように攻撃して倒してくれるのでしょうか? 実際、映画『シン・ゴジラ』では、ゴジラに対して自衛隊が攻撃を行うシーンが登場します。

しかし、「現行の自衛隊法に照らすと、ゴジラを相手に自衛隊がすぐに出動することはできない」と、東京都立大学大学院の教授で憲法学者の木村草太さんは話します。

実は、自衛隊には「できること」と「できないこと」があり、その活動内容は法律によるルールで厳密に定められているのです。

なぜ?自衛隊がゴジラと戦えない理由

自衛隊には「防衛出動」「治安出動」「災害派遣」という3つの活動の枠組みがあり、それぞれ対象となる相手や目的が定められています(※1)。

たとえば、「防衛出動」は外国の軍隊などからの攻撃に対処するため。「治安出動」は、テロリストや武装勢力など、警察だけでは対処できない事態への対応。「災害派遣」は、文字通り災害への対応です。

なぜ?自衛隊がゴジラと戦えない理由


ゴジラは外国の軍隊でも、テロリストでもありません。そのためゴジラへの対応は「災害派遣」に当たると解釈されます。その上「災害派遣では武器の使用に制約があるため、ゴジラを攻撃することはできない」と木村さんは解説します。

思わず、「え、ゴジラが目の前にいても!?」と突っ込みたくなりますが、ここには大切なポイントがあります。

自衛隊は、強力な武器や実力を持つ組織です。だからこそ、法律によるコントロールなしに、その力を自由に使えるようにしてはいけないと定められているのです。

では、もし日本が攻撃を受けるような事態になったら、自衛隊はどのように動くのでしょうか。

なぜ?自衛隊がゴジラと戦えない理由


今を生きる私たちが、これからの未来を考えるニュース&トーク番組「I&WORLD」では、ゲストの木村さんとともに、その背景にある憲法改正問題や、“自衛隊と日本国憲法の関係”について、わかりやすく解説しています。

「自衛隊を憲法9条に明記するか否か」という議論が注目される今だからこそ、未来を左右する判断材料となる知識を身に付けておきたいところ。まずは「I&WORLD」と一緒に現在の自衛隊のルールを知ることから始めてみませんか。

※1:防衛省・自衛隊「令和7年版防衛白書|第5章 自衛隊の行動に関する枠組み」


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※この番組はKDDI「auShort」との共同制作で作られています。
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HALMEK up編集部

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