目の老化は止められる?50代までに知っておきたい目のアンチエイジング対策

目の老化は止められる?50代までに知っておきたい目のアンチエイジング対策

公開日:2026年06月05日

目の老化は止められる?50代までに知っておきたい目のアンチエイジング対策

目の老化は、老眼の進行だけでなく、白内障など目の病気のリスクにもつながると言われています。将来も快適に見える毎日を送るには、早めに目の老化対策を意識するのがおすすめ。そこで今回は、目の老化スピードを緩やかにする対策を紹介します。

目もアンチエイジングが必要

Luce / PIXTA

目の老化は一般的に40歳頃から始まり、40~50代になると多くの人が老眼の症状を自覚し始めます。

老眼は、年齢とともに目のピント調節機能がうまく働かなくなる症状のことで、誰もが経験する目の老化現象の一つ。そのため、避けることはできません。

とはいえ、肌や髪のアンチエイジングと同様に、生活習慣の工夫で目の老化スピードを緩やかにすることはできます。

目の老化対策は、白内障や加齢黄斑変性といった目の病気の予防にもつながります。

将来の目の健康を守るためにも、40~50代から目の老化対策を心掛けていきましょう。

目の老化を遅らせる生活習慣の工夫5選

Peak River / PIXTA

目の老化を防ぐカギは、「目の疲れケア」「血流改善」の大きく2つです。ここからは、目の老化を緩やかにする具体的な対策を紹介します。

目の老化対策1:紫外線から目を守る
目に入った紫外線の多くは角膜で吸収されますが、数パーセントは目の奥の網膜に到達し、目の細胞の老化を早めます。

また、目から入る紫外線が、肌の日焼けやシミにつながることもわかっています。

紫外線は1年中降り注いでいますが、紫外線量が急激に増加する4月以降は特に注意が必要。紫外線カット効果のある眼鏡やサングラスを日常的に使って、紫外線ダメージから目を守りましょう。

目の老化対策2:スマホやパソコンの使い方を工夫する
眼精疲労の蓄積は、目の老化を早めます。そこで気をつけたいのが、現代人の目の疲れの大きな原因とされるスマホやパソコンの使い方。スマホやパソコンの画面は目から40cm以上離して見ることを心掛けましょう。パソコンの画面は、目よりやや下に中央部分が来るように設置すると目が疲れにくくなります。

また、画面が明るすぎると目が疲れやすいので、少し暗めに設定を。ブルーライトをカットする眼鏡やフィルムを活用するのもおすすめです。

スマホやパソコンを長時間使うときは、1時間に1回は目を閉じたり遠くを見たりして、意識的に目を休ませる時間を作りましょう。

目の老化対策3:十分な睡眠を取る

Peak River / PIXTA

睡眠は体を回復させる大切な時間。目の筋肉や水晶体も日々少なからずダメージを受けているため、睡眠不足は目の組織の老化につながりかねません。

睡眠時間を1時間増やせば、目の回復時間が増えると同時に、目を使う時間も1時間減ることになります。できれば6~9時間は眠れるよう、睡眠環境を整えましょう。

寝る1時間前くらいからスマホの使用を控えると、目の疲れ軽減と睡眠の質アップにつながりますよ。

目の老化対策4:1日あたり30分程度の有酸素運動を
目には非常に細かい血管が集まっているため、運動で全身の血流を良くすると、目の血流改善にもつながります。

運動は筋トレやストレッチなど続けやすいものでOKですが、中でもおすすめなのは有酸素運動。ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を習慣化すると、緑内障の大きな原因とされる眼圧のケアにつながると言われています。

有酸素運動は1回あたり30分程度、週3回程度が目安。外を歩くと自然と遠方を見ることが増えるので、目の疲れケアにもなりますよ。

目の老化対策5:目が喜ぶ栄養素を取る

Kateryna Maksymenko / PIXTA

目の老化予防には、抗酸化作用の高い食品がいいとされます。

例えば、リコピンが豊富に含まれるにんじんやトマト、ブルーベリーなど紫色の果実は、目の血流を促します。また、鮭やイクラ、エビ、カニなど赤みのある魚に含まれるアスタキサンチンも抗酸化作用が高く、眼精疲労の改善に役立ちます。

他にも、タコ、あさり、牡蠣などに含まれるタウリンは目の水晶体の健康維持に、サバやサンマなどの青魚に含まれるDHA・EPAはドライアイ対策につながります。

ほうれん草、ゴーヤ、ケールなどの緑黄色野菜に多く含まれるルテインも、目の健康に良い栄養素として知られています。

旬の食べ物の中から、こうした食材を選ぶだけでも、目の老化防止に役立ちそうです。

なお、糖尿病や高血圧など、目に直接関係のなさそうな病気が目の老化を早めることもありますので、甘いものや塩分の取り過ぎには注意しましょう。

老眼鏡をかけるのを先延ばしにしない

cba / PIXTA

老眼を自覚したら、早めに老眼鏡や遠近両用眼鏡を作るのも目の老化予防の近道です。

「老眼鏡なんて…」とギリギリまで先延ばしにしようとする人もいますが、そうすると無理に近くにピントを合わせようとするので、かえって目の負担が増えて老眼の進行を早める恐れがあります。

老眼をサポートする眼鏡には、手元用の老眼鏡や、かけ替えの必要がない遠近両用眼鏡など種類があります。眼鏡専門店で「どの程度の距離を見えやすくしたいのか」といった希望を伝えれば、今の自分の目の状態やライフスタイルに合った眼鏡を作ってもらえます。

老眼は70歳頃まで進行しますが、特になり始めの頃は進行が速い傾向にあります。そのため、40~50代こそ1年に1回は視力測定を行い、必要に応じて老眼鏡や遠近両用眼鏡を買い替えていきましょう。

見えづらさを我慢することは、目の老化を早めるだけでなく、生活の質を下げることにもつながります。また、目から入る情報が減ると、脳の刺激が少なくなり、認知機能低下を招くという指摘もあります。

快適で楽しい毎日を過ごすために、目の健康寿命も意識していきたいですね!

■取材協力:眼鏡市場


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加齢に伴う老眼や目の健康問題、眼鏡選びのポイントなど正しいアイケアの方法をお伝えします。