シャンシャンはいつだって笑いかけてくれる
毎週シャンシャン♪
シャンシャン、甘えん坊だったあの頃
2020年12月末で中国に返還が予定されている、東京・上野動物園のパンダのシャンシャン。公開観覧日から日々撮り続けている、ぱんだうじさんこと高氏貴博さんの、かわいすぎる写真をお届け! 今週のテーマは「甘えんぼ」です。
そろそろ親離れしないとね!と言われても……
今日は2020年2月12日。シャンシャンは2歳とちょうど8か月です。お母さんのシンシンと離れて生活するようになって、1年以上がたちました。日常的に、オトナと同じような行動をとることが増えています。
今回はちょっと懐かしい、お母さんのシンシンと一緒に暮らしていた頃のシャンシャンをご覧いただきましょう。一番最初にお見せした写真は2018年9月のもので、シャンシャンはお母さんの背中にかみついて甘えています。遊んでほしいのでしょう、よくこうしてお母さんにかみついていました。まだ子どものシャンシャンだからできる"甘がみ"です。だからでしょうか、お母さんシンシンは、気持ちよさそうにも見えますね。
同時に、この頃は「卒乳」を迎えようとする時期でもありました。お母さんは子どものことより自分のことを優先するようになってきて、シャンシャンに積極的に構ってあげることは少なくなっていました。写真は、お乳を欲しがってお母さんを追いかけているシャンシャンです。ちなみにパンダのお乳は左右対称に4つあって、これは後ろ足寄りのお乳を狙っているのでしょう。
本当は甘えさせ上手なお母さんシンシン
でも、シンシンは、本当はとっても愛情深いお母さんだってこと、僕は知っています。
こちらはシャンシャンが9か月のときの写真です。低い木によじ登って「見てみて~!」と得意気なシャンシャンを、お母さんのシンシンが見守っています。どうですか、このシンシンの表情。子どもの成長をうれしそうに見る、母の喜びと誇りと愛情を感じませんか。この瞳に守られて、シャンシャンは存分に甘えることができたのでしょう。
上野動物園では、そろそろ次の赤ちゃんの誕生も望まれています。パンダの発情期は2月から5月、そのうち交配可能なのはほんの3日程度です。2017年2月の今頃、シンシンは発情兆候を示し、その後のシャンシャン誕生につながりました。
2020年1月22日付けの上野動物園のホームページによれば、「リーリー(オス)は逆立ち排尿やマーキング、体のこすりつけの回数が増えたり、シンシンの部屋を通過する際に床やシンシンの排泄物のにおいをかいだりするなど、発情期によく見られる行動が現れて」いるのだそうです。シンシンにはまだ兆候が見られないようですが、そろそろ、という期待は僕も一緒です。シャンシャンも、妹か弟がやってくるのを楽しみにしている、かな?
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