乾燥しがちなグレイヘアの救世主をご紹介

撮影のときは､プロのヘアメイクさんが素敵に仕上げてくれるのですが､プライベートでは､美容やヘアケアにそこまで熱心になれず､つい手抜きに……。

それでもありがたいことに､周りにはメイクさんやモデルさん､役者さんなど､美容に詳しい友人がいてくれるおかげで､情報だけは豊富です（笑）

そんなずぼらな私のアンテナが､ピピッと反応したヘアケアアイテムがありまして、今回はそのアイテムを2つご紹介します｡

さらっと軽やか♪eauの「Ondee Creme」

私の髪は乾燥しやすく､ボリュームが出やすいグレイヘア。しっとりさせたいけど､ベタっと重たい仕上がりにはしたくなくて､ヘアケアアイテム選びにはいつも悩んでいました｡

メイクさんに教えてもらった､この「Ondee Creme」は､さらっと軽やかなテクスチャーでとても使いやすく､なじみがいいので髪に自然なツヤが出ます｡

ボリュームもほどよく抑えられて､まとまる感じもとても気に入っています｡

ホホバ油やスクワランなどが配合されているので､保湿効果があり､アルガンオイルのような優しくて落ち着いた香りがふわっと広がります｡

付けたときだけでなく､香りがほんのり長持ちするのも実は大事なポイントだったりします｡

乳液みたいな容器だからか､スキンケアするような感覚で使えます｡気軽で使いやすいというのも､続いている理由かもしれません｡

諦めモードで普段は何も付けずに出掛けることが多かった私ですが､今では､「顔を洗う､歯を磨く､ヘアクリームを付ける」までが､出掛ける前のルーティンになっています｡

久しぶりに｢毎日使いたい｣と思えた､数少ないヘアクリームです｡

自然な束感を作ってくれる、O’doudsの「Dry Wax」

年齢を重ねるにつれて､食べるものと同じように､美容やヘアケアも（できるだけ）オーガニックや無添加のものを選びたいと思うようになりました｡

この『O’douds Dry Wax』は､同世代の役者さんにすすめてもらったもの｡

肌にも優しい植物由来の成分なので､顔まわりに付いてしまっても気にならないのがうれしいポイントです｡

軽い使い心地なのにセット力があり､毛先につけると自然な束感が出て､時間が経ってもスタイルをふんわりキープしてくれます｡

ショートヘアは､立体感が命（笑）。正面だけ見てオッケーとしがちですが､手鏡で後ろや横のラインもチェックして､全体のバランスを整えると仕上がりが良くなります｡

気になっていた「ほわほわ毛」も､指先に残ったワックスをさっとなじませるだけで落ち着きます｡オイルやバームのベタつきが苦手な方にもおすすめしたい､ドライな質感で扱いやすいヘアワックスです｡

オーディションやここぞというとき（無いけど）は､根元や毛先にニュアンスを出したいので､『eauの On de cream』と『O’douds Dry Wax』をミックスで使います｡

まずはヘアクリームを、根元以外の髪全体になじませて｡その後､指先に少しだけ取ったワックスを毛先にのせて束感をプラス｡

最後に､指に残ったワックスで根元のほわほわ毛を押さえるように整えたら完成です｡

ミックスすることで､軽やかで自然な立体感をキープしてくれるので､気分も上がります｡

大人の髪に「ちょうどいい」アイテムを見つけましょう

年齢を重ねると､髪が細くなったり､コシがなくなったり……私のように､乾燥しやすくパサつきを感じることもあります｡

もともとの髪質にもよると思いますが､使うアイテムやその付け方､量の加減でセット力も変わってくるので､「ちょうどいい」と思える感覚を見つけることが本当に大切だなと感じています｡

そして、できるだけナチュラルな成分で､髪に負担をかけないものを選びたいと思っています｡

青木沙織里

あおき・さをり。カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき（現・ハルメク）」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。グレイヘア育成中。インスタグラムは@blue_record365 

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