1時間でこんなに変わった!読者ビフォー・アフター
2024.08.09
更新日:2025年03月12日 公開日:2024年07月01日
1日1分!ほうれい線、顔たるみを解消#5
間々田式表情筋トレ3:二重アゴ、首のシワをスッキリ
二重あご、首が縮まってきた……あごのたるみの原因のほとんどは、あごと首の筋肉の衰えによるもの。今回は口からアゴ・首にかけての表情筋トレーニングを紹介します。フェイスラインがスッキリして、ストレートネックや肩こり解消にも。
教えてくれた人:間々田佳子(ままだ・よしこ)さん
表情筋研究家。1972(昭和47)年生まれ。2020年、自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた独自のメソッド「コアフェイストレーニング(R)」(間々田式表情筋トレ)を考案。受講者は3万人を超える。著書は15冊以上。顔の学校「MYメソッドアカデミー」主宰。「ハルメク365」のサイトでも、表情筋の動かし方がわかる動画シリーズを公開中。
二重あご、首のシワがすっきりして肩こり解消にも
二重あご、首が縮まってきた、輪郭がぼやけてきた……その原因のほとんどは、土台となるあごと首の筋肉の衰えだそう。
「首がゆるんで、あごが前に出ると頬が下に引っ張られてたるみます。また首の筋肉を使っていないと、頭をきちんと支えられなくなり、首が縮まったり、血行が悪くなってむくみやすくなります」と話すのは、表情筋研究家の間々田さん。
使う表情筋はココ!
●口輪筋(こうりんきん)
●口角下制筋(こうかくかせいきん)
●広頸筋(こうけいきん)
●胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
顔と首の皮膚がつながっているように、筋肉もつながっているので、土台となる筋肉を鍛えることが大事です。ストレートネックや肩こり解消にもつながります。
あごのたるみをスッキリ!「あごステップ」
1.両手を交差して首の下あたりに当てて、上あごに舌全体をつけます。
2.舌を上あごにつけたまま、首を伸ばしながら軽くあごと目線を上げます。舌が上あごから離れないように気を付けて。
フェイスラインをスッキリ!「舌筋アップレインボー」
1.両手を交差して首の下あたりに当てて、上あごに舌全体をつけます。そのまま首の右側を伸ばしながら左に頭を倒します。
2.首を伸ばしてあごと目線を上に向けます。
3.首の左側を伸ばしながら右にゆっくりと頭を倒します。
耳から首のラインがスッキリ「対角線ストレッチwith舌筋」
1.指先に力を入れて、手を下に伸ばし、あごを引いて姿勢を整えます。
※写真ではわかりやすいように立っていますが、座って行って構いません。
2.顔を左に向けて鼻から息を吸い、吐き出すときに舌を思いきり伸ばします。呼吸に合わせて3回行います。
3.右側も同様に。右に向いたときは左手と引っ張り合うように、左に向いたときは右手と引っ張り合うように意識しましょう。
これはNG!
首がゆるんで、頭が後ろに傾いた状態になるのはダメです。
お出掛け前1分!口元美人に
長かったマスク生活の影響で笑顔が引きつってしまう人におすすめのトレーニングです。「口角を広げるのではなく、頬の高い位置に引き上げるイメージで」と間々田さん。ポイントは上の歯を8本見せるのを意識すること。
1.頬と唇が引っ張り合うように口角を寄せて、唇を前に突き出します。おへその下から空気を絞り出すイメージで「シュー」と息を吐きます。
2.頬を外側に開くようにしながら口角を上げて、「ワー」と言います。上の歯を8本見せるように。
3.口角を上げたまま舌を出します。舌を伸ばすことで舌筋が働き、耳から首のリンパの滞りが改善されて、輪郭がスッキリします。上の歯を8本見えるように口角をキープして素敵な笑顔に(これを3セット)
最終回では、間々田式表情筋トレーニングを実践した読者3人のビフォー・アフターを公開します。
※各トレーニングは、心地よい疲れを感じる程度に行い、痛みや違和感がある場合は中止してください。
取材・文=三橋桃子(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人、ヘアメイク=榊美奈子、イラスト=金子なぎさ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年7月号を再編集しています
間々田式表情筋トレのメソッドを集約!
たるみ・シワ・ほうれい線……顔のお悩みは間々田佳子さんの表情筋トレが解決してくれます!1日3分のトレーニングで、何歳からでも効果が実感できると大人気。間々田さんから直接レクチャーが受けられる講座やハルメク365オリジナルプログラム動画も!