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[伊勢神宮]日本人を魅了する憧れの聖地を満喫

ハルメクWEB編集部
2018/07/20 4

古来より日本人にとって一生に一度は行きたい憧れの聖地だった伊勢神宮。ここを訪れるなら、その由緒を正しく理解した上で、じっくり参拝したいもの。個人旅行だからこそゆっくりできる伊勢神宮の旅のこつをご紹介します。

伊勢神宮の大鳥居
        内宮に向かう大鳥居
【目次】
  1. そもそも伊勢神宮とは?
  2. 専門ガイドの解説を聞きながらゆっくり参拝
  3. 伊勢神宮をゆっくり満喫するには朝イチで!
  4. まとめ

そもそも伊勢神宮とは?

伊勢神宮内宮の神楽殿

伊勢神宮とは内宮と外宮を中心とした伊勢志摩周辺の4市にまたがる125社からなる神社の総称で、正式には地名のつかない「神宮」。日本全国の神社の本宗です。最も中心的なお宮である内宮は2000年以上前の創建で、全ての神々の頂点に立つ太陽神といわれる天照大神を祀り、外宮は衣食住の守り神である豊受大御神を祀っています。江戸時代には歌川広重の浮世絵にも描かれたように5人に1人がお伊勢参りをしたといわれるほど、人々を魅了してきました。

●式年遷宮とは
20年に一度、内宮と外宮、14の別宮を新しく作り替え、神様に新しい社殿へお引っ越ししていただく大祭です。8年をかけて少しずつ準備され、社殿の建築方法や伝統的な祭礼を次の世代に引き継ぐとともに、新しい場所で新たなエネルギーを蓄えていただくという、神道の「常若」の精神を表しています。最近では平成25(2013)年に第62回の遷宮が行われました。

●正しい参拝の方法 

内宮の手水

正しくは外宮から内宮の順で両方を参拝するのが正式参拝。まず外宮で「はらい」、内宮で「気を入れる」意味合いがあり、古来からの習わしです。ただ、外宮と内宮は歩くと1時間以上離れているので、バスかタクシーなど利用した方が良いでしょう。

鳥居の前で一礼した後、外宮は左側通行、内宮は右側通行で参道を歩きます。手水舎ではまず柄杓を右手で持ち左手を、持ち替えて右手を清めます。その後、左手に水をためて口をすすぎ、改めて左手を清めた後、柄杓を縦にして残った水で柄を清めます。

いよいよ正殿の前へ。二礼、二拍手、一礼が作法。拍手の時は少し右手を下にずらして胸の前で打ちます。伊勢神宮の正殿の前にはお賽銭箱がありません。つまり、個人的なお願い事ではなく、感謝の心で参拝する場所なのです。私的なお願い事をする場合には神楽殿や周りの摂社で行いましょう。

専門ガイドの解説を聞きながらゆっくり参拝

歴史を感じながら歩いてまわりたい

団体ツアーでの観光だとどうしても駆け足になってしまいがちですが、個人で伊勢神宮を訪れるなら、自分のペースでゆっくり見て回りたいもの。このお社は何を祭っているのか、どんな建築方法なのかなど、知りたいことがいっぱい。そんなときにおすすめなのが、個人でも頼める専門ガイドです。一緒に歩きながら、歴史や見どころを丁寧に教えてくれます。ガイドブックにも載っていないような細かな知識が豊富で、ガイドがいるのといないのとでは見え方がまるで違ってきます。

専門ガイドの手配は2つ方法があります。伊勢観光協会では10日前に事前予約すれば、無料でボランティアガイドが頼めます。外宮が所要約60分、内宮が約90分、外宮と内宮セットの場合は所要約3時間(ガイドさんの移動代は別途必要)とたっぷり。外宮のみなら当日受付も可能です。

●伊勢市観光協会
https://ise-kanko.jp/main/info/guide/

もう一つが伊勢商工会議所が主催する有料のガイドです。お伊勢さん検定上級編に合格した認定ガイドが案内してくれるので、専門知識が豊富。所要時間は上記とほぼ一緒ですが、料金は1グループ1名から5名までで内宮3,100円、外宮2,100円、両宮6,200円。

●伊勢商工会議所主催お伊勢さん観光案内人 
https://ise-guide.jp  ※平成30年10月以降、料金改定の予定

専門ガイドとは別にプラスアルファをして特別体験をしたい人には、「御垣内参拝」という方法があります。初穂料2,000円以上で一般の人が参拝する場所よりも、さらに内側に入って参拝することができます。ほかにも特別なご祈祷をお願いしたい場合は初穂料5,000円以上で「御饌(みけ)」という15分ほどのおはらいがあります。また、おはらいと奉納舞がセットになった「御神楽(おかぐら)」初穂料15,000円以上、所要25~40分をお願いすることもできます。いずれも伊勢神宮ならではの古式ゆかしいものなので、正装で心を静めて臨みたい体験です。

 

伊勢神宮をゆっくり満喫するには朝イチで!

伊勢神宮は年末年始だけでなく、通年を通して観光客で混み合います。特に午前9時半過ぎから団体バスが次々と到着し、あっという間に人だかりが……。こうした人混みを避けるなら、早朝参拝がおすすめです。実は内宮、外宮ともに朝5時から開門しています。まだ踏み荒らされていない玉砂利の参道を歩きながら、樹齢数百年の杉並木の中で深呼吸すると心が洗われるよう。内宮から徒歩5分の神宮会館に前泊すると、宿泊者限定で朝6:30~8:00の無料の専門ガイドツアーに参加できます。内宮の宇治橋からみる朝日はご利益ありと人気です。

早朝参拝の帰りには朝限定のお店でホッと一息。外宮のすぐ近くにある、あそら茶屋では7:30~10:00限定の朝がゆセットが食べられます。おかゆはお代わり自由。参拝で思った以上に歩いたせいか、女性客でもほとんどの人がお代わりするそう。

赤福本店も早朝参拝の人をもてなすために朝5:00から営業しています。日中は大行列でお茶もできないほどの混み具合ですが、早朝なら五十鈴川を眺められる縁側に座りゆっくり休憩できます。

 

まとめ

専門ガイドと共に巡れば、伊勢神宮の由緒、素晴らしさをより深く知ることができます。何千年も前から人々の信仰を集め、聖なるパワーを秘めたこの地を訪れれば、自然と心も体もリフレッシュできそうです。日々の忙しさで忘れがちな感謝の心を思い出し、また明日からの活力をもらえる旅に出かけませんか?

文・高沢由香

 

●伊勢神宮ご参拝・ご祈祷の詳細
http://www.isejingu.or.jp/visit/prayer/index.html

●神宮会館
http://www.jingukaikan.jp

●あそら茶屋
https://shop-sekiya.com/user_data/asora-no-chaya.php

●赤福本店
http://www.akafuku.co.jp/about/honten/

 

 

 

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