横浜中華街の絶品肉まん(5)|江戸清

中華街食べ歩きブームを作った特大肉まんを食べてみた

坂井 淳一

1894年(明治27年)、日本人が中華街に創業した生肉店の3代目が、戦後考案した「江戸清」(えどせい)のブタまん。大福のように丸い形が特徴です。

横浜中華街「江戸清」の肉まんです
【目次】
  1. 中華街最大! ショウガの風味が利いた逸品

中華街最大! ショウガの風味が利いた逸品

いまの中華街の肉まん食べ歩きブームを作ったのは、この「江戸清」だといわれています。店の名前からもなんとなく想像できるのですが、このお店は中国人が始めたお店ではないのです。「江戸清」の創業は明治27年、当時外国人居留地だったいまの中華街で高橋清七という日本人が作った精肉店なのです。その「江戸清」の3代目・高橋柢祐さんが、戦後考えだしたのが、いまの「江戸清」のブタまんなのです。

中国・武漢から料理人を呼び寄せてまんじゅうづくりを開始しましたが、周辺の中国ルーツのお店とは一味違ったブタまんが完成しました。大きさは、中華街随一の260グラム! 現在はちょっとだけ小さくなって250グラムだそうですが、中華街の他のまんじゅうに比べて高さがあり、今回の取材でもやはり一番大きいな、という印象でした。

大きさは中華街ナンバーワンの「江戸清」のブタまん

中国の饅頭というとあんを下のほうからくるんと包み、てっぺんできゅっと捻るスタイルですが、江戸清のブタまんは日本の大福のようにまんまるです。しかもちょっとゴツゴツして、イケメンではなく、ちょっとブサイクちゃんなたたずまい。値段も500円とブタまんでは中華街で一番高いのですが、この大きさなら納得です。

皮は分厚くてパンのような食感です。あんは塩味。ひき肉にタケノコのみじん切りがいいバランスで混ぜられ、それがアクセントになっています。ひょっとしたら軟骨のようなものも入っているかもしれません。あんの量もたっぷりなのですが、他のどのお店よりもショウガの風味が利いています。これが、中華街最大の饅頭をぺろりとイケてしまう理由です。

TVや雑誌などのメディアでもたびたび取り上げられるのは、こうしたほかの店にはない特徴が際立っていることもあるでしょう。

1個500円、持ち帰りも1個からできる

■江戸清 中華街本店
住所:神奈川県横浜市中区山下町192
電話: 045-681-3133
営業:9:00〜20:00 土日〜21:00 元旦のみ休

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坂井 淳一

「今日なにを呑む?」から始まる食事の新しいスタイルを提案する酒ごはん研究所主任研究員。ワイン、日本酒、本格焼酎やスピリッツ、カクテルとあらゆるお酒を研究している。料理はもちろん、旅行、アウトドアやIT、ガジェットなど幅広くカバーする。

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