兵庫・神戸に来たら絶対、訪れたい人気のオーベルジュ

神戸北野ホテルの「世界一の朝食」で贅沢な朝活を

永田 さち子
2018/11/23 3

美食の都・兵庫でも有名な神戸北野ホテルの「世界一の朝食」。その内容はというと、飲むサラダやタピオカ・オ・レなど心惹かれるレシピばかり。見目麗しくボリュームがあり、しかもロカボ!そんな、ハルメク世代におすすめの朝食メニューをご紹介します。

朝の過ごし方の意識が変わる!ここでしか食べられない、神戸北野ホテル「世界一の朝食」
朝の過ごし方の意識が変わる!ここでしか食べられない「世界一の朝食」
【目次】
  1. 宿泊しないとダメ?いいえ、朝食だけでもOK!
  2. なぜ「世界一の朝食」に?ここでしか味わえない理由
  3. オーベルジュスタイルで、もっと“世界一”に浸る
  4. 神戸北野ホテル 交通案内(交通アクセス)

宿泊しないとダメ?いいえ、朝食だけでもOK!

「世界一の朝食」と聞いて、どんなメニューを思い浮かべますか?話題のパンケーキや高級ホテルのビュッフェなど、頭をよぎる有名どころのなかでも神戸北野ホテルの朝食は別格なのだとか。その魅力は品数とボリュームにあると言います。では、さっそくメニューをチェックしてみましょう。

これで一人前?と誰もがびっくり!パンはお持ち帰りできるのでご安心を♪(神戸北野ホテル・世界一の朝食)
これで一人前?と誰もがびっくり!パンはお持ち帰りできるのでご安心を♪
  • パンとフィナンシェ
    天然酵母のクロワッサンやシンプルなハード系、ほんのり甘いフィナンシェなどパン好きにはたまらないラインアップ。バターやハムをのせてバリエーション豊かに楽しめます。
  • コンフィチュール(ジャム)
    果物以上にフルーティー!ピュアな栗の花の蜂蜜、香ばしいアーモンドペーストもパンの味わいを一層引き立てる主役級の存在。グラノーラと一緒にヨーグルトに入れても美味。
  • カフェ・オ・レ
    丹波・但馬(たじま)の乳牛の低温殺菌牛乳と濃いめのコーヒーを好みの割合でいただくヨーロピアンスタイル。コーヒーやミルクが苦手な場合は紅茶に変更することも可能です。
  • 飲むサラダ
    トマトやキウイ、オレンジなど季節の野菜や果物を数種類ずつ低速ミキサーで絞った、酵素たっぷり、サラダ代わりのフレッシュジュース。デトックスウォーターを含む5種類がズラリ。
  • 半熟卵
    エッグカッターを卵にかぶせ、上からボールを2回ほど落とすことで見事に切り込みが入る様は、まさにエンターテインメント!濃厚な丹波地鶏の黄身がトロリと喉を通る瞬間は至福!
  • ポトフ
    鶏のコンソメをベースに野菜の旨みをギュッと詰め込んだ滋味深いスープ。食事の合間に味わって、小休止するのにぴったり。不思議と食欲がムクムク湧いてくるから不思議です。
  • 3種のバター、プルーン、ヨーグルト
    プレーンのほかトマトやパセリを練りこんだバターに、ふっくら紅茶風味に仕上げたプルーン、蜂蜜やコンフィチュールと好バランスのヨーグルトもすべて、こだわりを感じる品々。
丹波の黒豆など素材の豊かさが体に染み入るタピオカ・オ・レ。毎朝のお供にしたい!
丹波の黒豆など素材の豊かさが体に染み入るタピオカ・オ・レ。毎朝のお供にしたい!
  • タピオカ・オ・レ
    タピオカやナッツ、ドライフルーツの異なる食感が楽しい、やさしい甘さのスイーツ。日替わりでタピオカ・ココナッツ、タピオカ・ショコラ、クスクス・レザンも。
  • 季節のフルーツ
    旬の果物をジュレで爽やかに。コンフィチュールとは異なるフルーツの新たな魅力を感じる一品。日によってはコンポートで出る場合もあるそうです。
  • ジャンボンブランと生ハム
    フランス語で“ハム”を意味するジャンボン(=豚のモモ肉)ブラン(=白い)。生ハムはジャンボンクリュ(=生)と言うそう。バターを塗ったパンの上にのせて食べるのがおすすめ。

「世界一の朝食」は、ホテルの中庭に面したダイニング「イグレック」で。ホテルのブレックファーストというと宿泊客だけの特権のようなイメージがありますが、事前に予約をすれば朝食のみの利用も可能です。ただし、宿泊者優先のため予約待ちの可能性大!行きたい日が決まったら即、問い合わせてみましょう。

なぜ「世界一の朝食」に?ここでしか味わえない理由

「世界一の朝食」を継承した山口浩シェフ。2018年は黄綬褒章やThe Best Chef Awards入賞も
「世界一の朝食」を継承した山口浩シェフ。2018年は黄綬褒章やThe Best Chef Awards入賞も

最初に「世界一の朝食」を考案したのは、故ベルナール・ロワゾー氏。ポール・ボキューズ氏やジョエル・ロビュション氏らと並び、日本でも名高いフレンチの巨匠です。ミシュラン三つ星を獲得した「ラ・コート・ドール(現ルレ・ベルナール・ロワゾー)」のオーナーシェフで、バターや生クリームを極力使用しない「水のフレンチ」という調理法でフランス料理界に革命を起こしました。

そのロワゾー氏の朝食を「世界一の朝食」と称賛したのが、世界的に権威のあるスモール・ラグジュアリー・ホテル協会。厳格な審査をクリアしたレシピは、ロワゾー氏の弟子の山口浩氏に受け継がれました。2000年、山口氏が「神戸北野ホテル」をオープンするにあたり、ロワゾー氏から直々に「ラ・コート・ドール」以外で唯一「世界一の朝食」の再現を承認されたのです。

「世界一の朝食」はロワゾー氏から譲り受けたイメージをそのままに、素材や調理法を工夫しながら進化し続けています。たとえば、飲むサラダ。本国フランスでは朝食にサラダを食べる習慣がありません。そこで、日本人の好みに合わせて朝食のメニューに加えられたのだそうです。

また、あれだけのボリュームがありながら1食あたりの糖質量は、40g以下。これは、コンビニのおにぎり約1個分より少ない設定なのだとか。糖質は三大栄養素の炭水化物に多く含まれていますが、摂りすぎると血糖値が上がり、生活習慣病や老化を引き起こす要因に。「世界一の朝食」はリッチな味わいながら、糖質を緩やかに制限する=「ロカボ」をベースとしたメニューでもあるのです。

オーベルジュスタイルで、もっと“世界一”に浸る

一晩中、優雅な世界観を満喫すれば翌朝の「世界一の朝食」はさらに感動モノ!
一晩中、優雅な世界観を満喫すれば翌朝の「世界一の朝食」はさらに感動モノ!

神戸北野ホテルの朝食が「世界一の朝食」と言われる所以はもう一つ、オーベルジュというスタイルにあります。オーベルジュとは「宿泊できるレストラン」のこと。多くは郊外にあり、シェフがその土地ならではの食材を使って腕をふるう宿泊施設を備えたレストランというくくりですが、神戸異人館街の一角という好立地にある神戸北野ホテルは、都市型オーベルジュという実にめずらしい形態です。

やさしい日差しがふりそそぐ「イグレック」。ナイトデザートブッフェもおすすめ
やさしい日差しがふりそそぐ「イグレック」。ナイトデザートブッフェもおすすめ

また、オーベルジュは、あくまでもレストランがメインなので料理人がオーナーという場合が多く、山口氏も総支配人・総料理長を務めています。神戸北野ホテルは、世界でも一流のホテル・レストランの証とされる「ルレ・エ・シャトー」という協会への加盟が認められており、さらに山口氏自身、「ルレ・エ・シャトー・グランシェフ」として日本が世界に誇る料理人の一人。朝食が楽しめる「イグレック」のほか、フレンチレストラン「アッシュ」でもリッチかつ軽やかな「水のフレンチ」を堪能できます。ホテル全体が山口氏の考える食とおもてなしにこだわった空間なのです。

山口氏のディナーを堪能し、その余韻に浸りながら同じ世界観の空間で眠りにつき、豊かな気持ちで朝の食事を迎える─考えるだけでうっとりしませんか?その一連の時間の過ごし方こそが「世界一の朝食」の醍醐味でもあるのです。

宿泊には「世界一の朝食」も含まれます。特別な日にはステイしてオーベルジュならではの時の流れに身をゆだねてみてはいかがでしょうか。

神戸北野ホテル 交通案内(交通アクセス)

トアロードに面した、異国情緒あふれるレンガ造りの建物が目印(神戸北野ホテル)
トアロードに面した、異国情緒あふれるレンガ造りの建物が目印

「美食を愛で、心豊かに過ごす」をコンセプトとした神戸北野ホテル。イギリスのマナーハウス(旧貴族の邸宅)をイメージし、内装や調度品も洗練されたセンスが感じられます。

そこで気になるのが、ドレスコード。朝食のみとはいえ、やはりフォーマルなスタイルが求められるのでは?ホテルの方に聞いてみると、特に決まりはないものの「おしゃれをされて召し上がるお客さまが多いかもしれません」とのこと。構える必要はありませんが、いつもよりちょっと背伸びしたい気分にはなりますね。

ドレスアップして極上のおもてなしを体験すれば、非日常感が増して旅気分もグッと盛り上がりますよ。

神戸北野ホテル(朝食のみ)

提供時間:(朝)7:00〜10:00/無休
料金:6,500円(税・サービス料込)※宿泊の場合は料金に含まれています
※要予約・宿泊者優先
※2019年5月現在の情報です

ホテルの基本情報

住所:〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通3-3-20

電話:078-271-3711(ホテル代表)・050-3177-4658(イグレック)

定休日:なし

アクセス:

  • 最寄駅

JR・地下鉄・阪急 各「三宮駅」から徒歩約15分/タクシー約7分/市バス7番系統「山本通3丁目」下車すぐ(道路向かい)

  • 飛行機

羽田空港→(約1時間20分)→神戸空港→神戸新交通ポートアイランド線→(乗車約18分+徒歩約2分)→三宮駅

  • 新幹線

JR東京駅(新幹線・博多行)→(約2時間50分)→新神戸駅→(乗車約2分)→三宮駅

 

 

 

永田 さち子

旅好き、ネコ好き、お酒好き。国内外の旅、食、手仕事をはじめとしたライフスタイルをテーマに雑誌やコラムに執筆。海外ではハワイ取材歴20年を超え、「ハワイのいいものほしいもの」(実業之日本社)、「よくばりハワイ」シリーズ(翔泳社)ほか著書多数。

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