夫婦旅で! 源泉かけ流しの貸切風呂自慢の宿

おすすめの温泉宿|水上温泉「龍洞」(群馬県)

坂井 淳一
2019/01/26 1

「坂東太郎」こと利根川の最上流部、渓流に沿って広がるのが水上温泉。温泉街を抜け奥へ進むと雄大な自然と極上の源泉掛け流しの温泉が楽しめる宿があります。貸切風呂が18、山の幸も堪能でき、夫婦水入らずで過ごすには絶好の場所です。

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22部屋に18の源泉掛け流しの貸切風呂。夫婦旅におすすめ
【目次】
  1. 広大な敷地に22部屋の贅沢な秘境の温泉
  2. 二人きりの時間をのんびり過ごせる18の貸切温泉
  3. 上州黒毛和牛も! 和洋融合の「山のごちそう」を満喫
  4. 水上温泉「龍洞」への行き方(交通アクセス)

広大な敷地に22部屋の贅沢な秘境の温泉

冬の雪、夏の深い緑。四季折々の自然も水上温泉の魅力のひとつ

「坂東太郎」と呼ばれる、日本最大級の河川、利根川の最上流部、谷川岳の麓を流れる渓流に沿って広がるのが水上温泉です。上越線水上駅を中心に一大温泉街が広がって熱海や鬼怒川に並ぶ一大温泉歓楽街でしたが、いまは落ち着いた温泉地に変貌をとげ、美しい風景と歴史ある温泉のもてなしもあって、海外の旅行者にも注目されています。

この人気の温泉街を抜け、山道をさらに奥へクルマで40分。利根川の最上流にある藤原地区は、平家落武者伝説がいまも伝わる秘境です。すぐ近くには関東の水がめといわれる矢木沢ダムがあり、木の根沢川の清らかな渓流が流れています。その清流の横に拡がる2,000坪の敷地に建つのが「龍洞」。秘湯ともいえる場所にありながら、広々とした土地に贅沢にも6棟22室のみの温泉宿です。

敷地の中に川が流れる趣のある空間

「龍洞」の客室は6タイプ。棟ごとに特徴があり、純和室からベッドが用意された部屋、素泊まり用の部屋、露天風呂月の部屋、さらにはは川のせせらぎが心地いい棟割りのはなれや露天風呂付きの完全独立タイプの戸建てはなれまで、使い方や予算に合わせてさまざまなタイプの部屋が選べます。

ツインベッド、メゾネットタイプの素泊まり専用和洋室

 

二人きりの時間をのんびり過ごせる18の貸切温泉

豊富な湯量を誇る源泉掛け流しの美人の湯

「龍洞」の温泉は、敷地内の2か所の源泉から湧き出るお湯を使う自家温泉なので湯量も豊富。貸切露天風呂はもちろんのこと、内湯や部屋付きの露天風呂まで、すべて100パーセント源泉掛け流しです。

泉質は弱アルカリ性の単純泉。柔らかい湯あたりで、入ると肌がすべすべになる美肌の湯ですが、硫黄分などが少なく、刺激が弱いので長湯ができるのです。

2人で入るのにぴったりな「壺龍」

この刺激の少ない、長湯ができる温泉こそ、この宿の一番の楽しみ方、貸切露天風呂の「湯めぐり」ができる秘密なのです。なんと、貸切露天風呂はなんと全部で18も。2人で入るのにぴったりな陶器の湯船の「壺龍」、洞窟のような「暗龍」をはじめ、20名以上がいっぺんに入れ、時には面した山肌に野生の鹿や猿が現れる「大龍」、すぐ下に木の根沢川が流れる「音龍」など、18すべてのお風呂が、それぞれ趣向が凝らされているのです。

すぐ下に川が流れる「音龍」

貸切露天風呂は、決して珍しいわけではありませんが、予約が必要だったり順番待ちで時間が限られたりと、温泉をずっと楽しむのはなかなか難しいもの。けれど、「龍洞」にはさまざまなタイプの貸切のお風呂が18もあるのですから、「満員で入れない!」ということはありません。

しかも、貸切露天風呂は24時間、1日中入れます。チェックインと同時に露天風呂に行き、食事の時間までいくつものお風呂に入り、夜になればまた入り、翌朝もまた入り、と18ある貸切風呂すべてに入るお客さんも少なくないそうです。

20名は入れる大露天風呂「大龍」。1人でも貸切にできる

「龍洞」では、この18の貸切風呂をすべてのお客さんが快適に、安心して使えるような工夫があります。それぞれのお風呂には、すべて内鍵があり、中に入ると外からは開けられません。けれど、空いているかどうかを確かめられて扉をガチャガチャされるのは無粋です。

そこで、数か所に別れた貸切風呂エリアのそれぞれ近くに、お風呂の名前が書かれた木札が下げられています。入りたいお風呂の木札を手に取ってからお目当てのお風呂に向かいます。木札が下がっていないお風呂は使用中というのが一目で分かりますから、内鍵をもし掛け忘れていても、他のお客さんが入り込むことを防げるというわけです。

安心してお風呂に入るための貸切札

「龍洞」では、18のお風呂全部にスタンプ台が置かれています。ひとつお風呂に入るたびにスタンプラリーの用紙にスタンプを押しながら18の「湯めぐり」を楽しみ、全部堪能すると、記念品がもらえる嬉しいアトラクションです。

さらに、「湯めぐり」の途中でひと休みしたいときには、男女別の共同浴場もある休憩施設「遊湯館」に立ち寄るといいでしょう。囲炉裏ばたでコーヒーをいただくこともできます。この建物は、明治20年に建てられ、130年もの歳月を経た趣き深い建物。居心地のいい宿の中で、とりわけ秘湯の空気を味わえる空間です。

四季折々の風景が堪能できる

上州黒毛和牛も! 和洋融合の「山のごちそう」を満喫

「手づくり和洋会席」と名付けられた料理の数々

もちろん、お湯だけが自慢の宿ではありません。水上温泉のなかでももっとも奥にある秘境の宿だからこそ、豊富な食材をふんだんに使った料理も見逃せません。山深い奥地に住むイワナや、やまのごちそうである山菜を使い、フランス料理出身の料理長の、洋食と和食を融合した料理を楽しむことができます。

山間の宿にふさわしいイワナの塩焼き

食事は、別室の食事処で、それぞれ個室でいただきます。他のお客さんの会話に邪魔されず、夫婦や家族、気のおけない仲間と、のんびりした時間を過ごすことができます。

大人気の上州黒毛和牛

山深い宿ならではの食材に加え、見逃せないのが「上州黒毛和牛」を使った一皿。しっかりとサシが入った上質の黒毛和牛を陶板でさっと焼いてから口の中に入れると、さっぱりとしつこくない脂の旨味が口の中いっぱいに拡がります。

洞窟をイメージした「暗龍」。わずかな灯りが夜の貸切の風情を満喫

食事を堪能して少し部屋で休むと、ほとんどのお客さんがまた別のお風呂に向かいます。昼には昼の、夜には夜の趣があります。お風呂の底が星のように光る「星龍」、洞窟をイメージした「暗龍」など、夜の方が人気のお風呂もあります。そして、どのお風呂も日が暮れると周りの風景も変わります。一層の静けさに、時間が経つのも忘れて、温泉で身体も心もとろとろになることでしょう。


一度行ったら再び訪れたくなる、そして季節ごとにその顔を変えるお気に入りの貸切風呂を楽しむ。「龍洞」は、そんな宿です。

水上温泉「龍洞」への行き方(交通アクセス)

龍洞
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原6192
電話:0278-75-2086
交通:電車 JR上越線水上駅から湯の小屋行きバスで40分 終点下車徒歩2分
   車 関越自動車道 水上ICより国道291号・県道63号経由 40分
料金:スタンダードプラン1泊2食付き(1室2名利用の場合 税込)  1人14,040円~
   1泊素泊まり(1室2名利用の場合 税込)  1人7,560円~


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坂井 淳一

「今日なにを呑む?」から始まる食事の新しいスタイルを提案する酒ごはん研究所主任研究員。ワイン、日本酒、本格焼酎やスピリッツ、カクテルとあらゆるお酒を研究している。料理はもちろん、旅行、アウトドアやIT、ガジェットなど幅広くカバーする。

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