喫茶店や老人ホームに!? 意外性の足湯でほっこり

埼玉県の足湯|街中の隠れ家的足湯5選

大曽根 桃子
2019/05/10 3

埼玉県は足湯ファンにはちょっと寂しい、全国でも特に足湯が少ない県かもしれません。それでも埼玉にある足湯は個性が光るものばかり! 工夫を凝らしたほっこりが楽しめる足湯をご紹介します。

埼玉県の足湯|個性派ぞろいの足湯を楽しむ
【目次】
  1. 花を愛でながら「深谷花園温泉 花湯の森 観音足湯」(深谷市)
  2. 川越のご当地ものと楽しむ「足湯喫茶 椿や」(川越市)
  3. 遠赤ボールで足裏が心地よい「星音の湯」(秩父市)
  4. 昭和レトロの世界に浸る「湯けむり横丁みさと」(三郷市)
  5. 市民の憩いの足湯「オーク足の湯治場」(蓮田市)

花を愛でながら「深谷花園温泉 花湯の森 観音足湯」(深谷市)

観音様の足元からお湯がこんこんと

埼玉県北部にある深谷町は中山道の宿場町として栄え、現在は「深谷ねぎ」の産地として有名な場所です。純和風の家屋が魅力的な「深谷花園温泉 花湯の森」は、大人の隠れ家的な日帰り温泉施設として人気があります。

足湯はこちらの施設内の日本庭園内にある「観音足湯」です。日本庭園には、春は桜、初夏はアジサイ、秋はキンモクセイ、冬にはサンポウシと、一年を通して四季の花々が。足湯に浸かって庭園を眺めているだけで、心からリフレッシュして華やいだ気持ちになれます。

足湯を楽しんだら折角なので、温泉や岩盤浴、リラクゼーション施設なども利用したいところ。さらに、見逃せないご当地グルメは、館内の食事処でいただける煮ぼうとう(1010円)です。こちらは数年後に新一万円札の肖像になることが発表された、深谷出身の渋沢栄一氏が愛した味。名産の深谷ねぎや根菜がたっぷりと入った、幅広の麺が特徴です。しょうゆベースの優しい味わいが、湯上がりの体に染み入るおいしさ!

■深谷花園温泉 花湯の森 観音足湯
住所:埼玉県深谷市人見薬師堂888
電話:048-551-1126
営業:10:00~23:00(土日は~24:00)無休 ※点検等での休業あり                                
料金:無料(足湯のみ、温泉施設は利用料1080円~)
駐車場:大型駐車場完備/160台
交通:電車 JR深谷駅からタクシーで約15分、JR深谷駅から「深谷市循環くるリン 南部シャトル便」で人見第2(南)下車徒歩5分
車 関越自動車道花園ICからR140 10分

 

川越のご当地ものと楽しむ「足湯喫茶 椿や」(川越市)

雅な雰囲気の足湯

江戸時代より商人の町として栄えてきた川越は、今も蔵造りの街並みが残っています。人気の観光地・川越にある「足湯喫茶 椿や」は、喫茶をしながら楽しめます。散策で歩き疲れた足を休めにるのにぴったりと評判です。

早速、受付で注文して席に向かうと、庭園に置かれた色とりどりの傘が目に飛び込んできました。小江戸川越ならではの粋な演出です。

メニューは、川越甘味セット(1500円)、川越アルコールセット(1500円)、川越ドリンクセット(1200円)の3つ。いずれも足湯入浴料金が含まれ、さらに足湯手ぬぐいとお茶菓子が付いてきます。

今回は迷いに迷いながら川越アルコールセットをオーダー。川越のご当地クラフトビールで、国内でも海外でも高評価の「COEDOビール瑠璃」をチョイスしました。散策で喉が乾いていたので、ビールの刺激が喉に心地いい! しかも、後味がとても爽やかでした。

足湯浸かりながらビールをいただくなんて最高

甘味も、アルコールも、ドリンクも、地元ならではのものが選べるのはうれしいこと。足湯を楽しみながら地元のおいしいものをいただけるなんて、まさにいいとこどりですね。旅行の醍醐味を味わえる新感覚の足湯です。

地サイダー「蔵の街さいだぁ」も人気

■川越椿の蔵「足湯喫茶 椿や」
住所:埼玉県川越市幸町3-2
電話:049-227-7030
営業:平日 12:00~18:30(ラストオーダー 18:00)
土日祝  10:00~19:30(ラストオーダー 19:00)
料金:メニューによって異なる 定休日なし
交通:電車 西武新宿線本川越駅から徒歩15分
車 関越自動車道川越ICからR16→県道160→県道15→県道39 10分

 

遠赤ボールで足裏が心地よい「星音の湯」(秩父市)

直径7mmの遠赤ボールが足裏を心地よく刺激する

人気の観光地・秩父に、普段ではちょっと味わえない心地よさを体感できる足湯があります。それが日帰り温泉施設「星音の湯」(せいねのゆ)にある足湯です。

ここの足湯が他の足湯と違うのには理由があります。それは、直径7mmほどの遠赤ボールが足湯の浴槽に敷き詰められており、足裏を絶妙に刺激してくれるのです。温浴効果と相まって気持ちよさも倍増します。

「星音の湯」には、露天風呂をはじめ、ちょっとリッチにプライベートな空間を楽しめる貸切風呂もあります。「レストラン空楽(そら)」では、地元で採れたての野菜をたっぷり使った里山バイキングランチ(1100円)が人気です。ヘルシーだからたくさん食べても安心!? 

地元の野菜がたっぷりの里山バイキング

「星音の湯」から近くにあるおすすめの観光スポットは「長瀞ラインくだり」。自然が織りなす渓谷美を船上から体感できます。愉快な船頭さんのガイドで自然と笑顔になること間違いなしです。(2019年12月4日まで運行。臨時運休あり)

■星音の湯(せいねのゆ)
住所:埼玉県秩父市下吉田468
電話:0494-77-1188
営業:10:00~23:00 不定休
料金:大人700円~1030円(時間帯・曜日により設定あり、会員割引あり)
交通:電車 秩父鉄道皆野駅から送迎バスで15分
車 関越自動車道花園ICからR140→県道44→県道43 35分 

 

昭和レトロの世界に浸る「湯けむり横丁みさと」(三郷市)

昭和な雰囲気が心地よい

「湯けむり横丁みさと」に一歩足を踏み入れると、一気に昭和30年頃のノスタルジックな空気につつまれます。昭和世代にはとても懐かしい、タイムスリップしたかのような空間に、ほっとして心が癒やされます。

じんわり足から温まる~

館内にある足湯の源泉は、地下1300mからくみ上げられる三郷(みさと)温泉。泉質はナトリウムー塩化物強塩泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、肩こりなどに効能があるそうです。のんびりと考えごとをしながら足湯に浸かっていると、いつの間にか足から体全体がほぐれていくのが感じられます。

温泉の他にも、岩盤浴、整体、リラクゼーション、本場韓国エステ、など癒やしのメニューが盛りだくさん。その日の体調に合わせて、オリジナルのオプションメニューを楽しんでみてくださいね。

「湯けむり横丁みさと」ではグルメにも力を入れていて、季節ごとにメニューが変わるのもうれしいところ。私が湯上がりに選んだのは、王道のいちごのかき氷(330円)。足湯で火照った体に口の中がひんやり、最高です!

かき氷でクールダウン

■湯けむり横丁みさと
住所:埼玉県三郷市ピアラシティ2-3-10
電話:048-954-2641
営業:10:00~翌2:00 不定休
料金:950円(土休日は1150円。会員になると100円引き)。22:00以降は650円(土休日は750円)
交通:電車 JR三郷駅からマイスカイ交通バス「彦川戸2丁目」下車すぐ
車 外環自動車道の外環三郷西ICからR298 3分

 

市民の憩いの足湯「オーク足の湯治場」(蓮田市)

源泉かけ流しのぜいたくな足湯がなんと無料!

「オーク足の湯治場」は、介護付有料老人ホーム「蓮田オークプラザ駅前温泉館」が無料開放している足湯です。入居者だけではなく、地元の方々が集う交流の場としてにぎわっています。

足湯はぜいたくにも源泉かけ流し! なんとJR蓮田駅の近くから組み上げた豊富な湯量を誇る天然温泉で、泉質はナトリウムー塩化物泉で、鉄イオンや炭酸水素イオンなどを多く含んでいるそうです。良質な温泉は、筋肉痛や疲労の緩和をはじめ、リウマチ、慢性消化器病、冷え性など幅広い温浴効果も期待できます。足湯に浸かりながら地元の方々の触れ合いも楽しみの一つです。

思わず笑みがこぼれる気持ちよさ

蓮田へ来たならぜひ寄ってみたいのが、関東トップクラスの生産量を誇る「清龍酒造」(せいりゅうしゅぞう)。完全予約制ですが、楽しすぎてリピーターが続出の酒蔵見学が超おすすめです。土日祝日は予約が集中するので、水、木曜などの平日が狙い目だそう。

風情ある清龍酒造の外観

こちらも予約制ですが、お酒を使ったスイーツがいただけるカフェや、蔵元でしか味わえないお酒をが飲める蔵レストランもぜひ。

お土産に人気の酒粕プリン(220円)

■オーク足の湯治場
住所:埼玉県蓮田市本町3-5
電話:048-765-0065
営業:13:00~21:00 メンテナンスのため臨時休業あり
料金:無料
交通:電車 JR宇都宮線蓮田駅西口から徒歩2分
車 東北自動車道蓮田スマートIC(下り)から 10分

 

※掲載情報は2019年5月取材当時のものです。

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清龍酒造 住所:埼玉県蓮田市閏戸659-3 電話:048-768-2025
 

大曽根 桃子

旅行誌や女性誌、食の専門誌での勤務経験を経て、フリーライター&エディターとして活動。社会問題から、食、旅行、インテリア、など幅広いジャンルを網羅する。趣味は食べること、呑むこと、読書、旅行、アウトドア、酒場訪問、銭湯巡り、各地の農産物直売所へ行くこと。

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