里山や水辺の観光施設にある個性派足湯でひと休み

茨城の足湯 |豊かな自然の中で楽しむ足湯厳選5

大曽根 桃子
2019/04/26 5

茨城県は温泉が少ないエリアで、温泉ファン泣かせの地なのです。足湯もしかりですが、実はユニークで個性豊かな足湯がしっかりあります。景色を眺めながら、森林浴をしながらなど、気軽に利用できてリラックスできる茨城県の足湯をご紹介します。

茨城の足湯
【目次】
  1. 創業390余年の宿の足湯「筑波山江戸屋」(つくば市)
  2. 足湯上がりの一杯がやみつきに!?「そば道場 久慈川翁」(常陸大宮市)
  3. 湖畔の天然温泉でのんびり「霞ヶ浦温泉マリーナ足湯」(土浦市)
  4. 日帰り温泉施設が無料開放「湯楽の里 日立店足湯」(日立市)
  5. 朝ドラのロケ地巡礼の後に!「湯恵足ゆ」(大子町)

創業390余年の宿の足湯「筑波山江戸屋」(つくば市)

足湯に浸かりながら飲み物が飲め、おまけに森林浴までできる

「筑波山江戸屋」は創業390余年を誇る和風クラシカルモダンの宿。ここは日本百名山の1つである筑波山の中腹にあり、沢のせせらぎを聞き、森林浴をしながら足湯に浸かれるとあって観光客に人気のスポットなのです。

目の前に広がる緑が美しい

さらに足湯に浸かりながらカフェの利用も可能で、宿の敷地内から湧き出ている「杉の水」を使用した本格的な味わいのコーヒーや紅茶を気軽に楽しむことができます。メニューは、レギュラーコーヒー、サザコーヒー、ブレンドティ(すべて430円)など。サザコーヒーは、同じ茨城県のひたちなか市で誕生したコーヒーメーカーで、自社農園で栽培したコーヒー豆を自家焙煎するこだわりぶり。茨城へ来たなら、ぜひ試してみたい香り高い味わいです。

カフェメニューには、おしるこ(590円)やケーキ(ケーキセット860円)などのスイーツ類も豊富。さらには足湯でくつろぎながらお酒をいただくこともできます。「杉の水」で醸(かも)した「筑波山江戸屋」(1合648円)は、オリジナルの日本酒。せっかくなので、ここならではのお酒をいただきたいものです。

足湯に浸かっていると血行が良くなっているので、くれぐれにもお酒の飲み過ぎには要注意を!


■筑波山江戸屋
住所:茨城県つくば市筑波728
電話:029-866-0321
営業:10:00~15:00 不定休
料金:200円(カフェメニューとセットで100円引き)
交通:電車 TXつくば駅から筑波山シャトルバス筑波山神社入り口から徒歩8分
車 常磐道土浦北ICからR125→県道14→県道42 30分

 

足湯上がりの一杯がやみつきに!?「そば道場 久慈川翁」(常陸大宮市)

浸かる人を笑顔にするためにつくられたというそば屋さんの足湯

「そば道場 久慈川翁(くじがわおきな)」は、茨城県初の足湯付きのそば屋さんとして話題のお店です。「そば×足湯」を考案したのは、東京の名店で23年修行をした店主の瀧澤俊輔さん。「奥久慈まで来てくださる方に少しでも楽しんでもらえたら」との思いで、2018年6月に敷地内にある水車の横に足湯を作りました。

水車の音が心地よい

効能は、
1.現実逃避・心の捻挫・心の湿疹
2.恋愛、夫婦の冷え性……
3.茨城、奥久慈を好きになる
だそうですよ。なんともユニークなご主人なんです!

こちらの足湯のポイントは、ズバリ周囲の環境の良さです。奥久慈の雄大な山々を眺めながら足湯に浸かっていると、心の底から脱力してリフレッシュすること間違いなし! 足湯用のタオルは100円で購入できます。 

湯上がりに人気の「やまめせいろ」(1500円)を!

足湯に浸かった後は、茨城県産の常陸あきそばの実をひいたご主人渾身の「江戸そば」をいただきましょう。そばと一緒に楽しみたいのが清流で育ったヤマメ! お店では1年を通して食べることができます。この絶品ヤマメの姿揚げ(単品650円)を求めて訪れる人もいて、3匹くらいペロリと食べてしまうそうです。店には茨城県産の日本酒も用意しているので、そば屋で一献というのもまたオツなものです。

 

■そば道場 久慈川翁
住所:茨城県常陸大宮市盛金1112
電話:0295-57-9333
営業:11:00~16:00 火曜、毎月第3水曜定休
料金:無料
交通:電車 JR水郡線下小川駅から徒歩20分
車 常磐自動車道水戸南ICからR118経由 1時間

 

湖畔の天然温泉でのんびり「霞ヶ浦温泉マリーナ足湯」(土浦市)

雨の日も安心のハウス内足湯

「霞ヶ浦温泉マリーナ足湯」は、日本で2番目に大きな湖の霞ヶ浦湖畔に湧く温泉を利用した足湯施設です。ドームハウスの中に和舟を使った浴槽があり、見た目のインパクトに驚かされます。地下700メートルから湧き出る、ナトリウム、カルシウム、塩化物含有泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効能があるそうです。足湯につかってのんびりしていると、ふわりと足が軽くなっていくのが感じられますよ。

この足湯を運営するのは、霞ヶ浦で唯一の本格係留施設である「ラクスマリーナ」。遊覧船に乗船(遊覧船1540円)すると、無料で足湯を利用できます。

遊覧船に乗れば足湯は無料に

「ラククマリーナ」は、霞ヶ浦でカヌーやボートなどのマリンスポーツをしたり、サイクリングやバーベキュー、キャンプなどのアウトドアを楽しめる一大レジャースポット。JR土浦駅からも徒歩圏内とアクセスも良く、丸々1日遊べます。

近隣へ足湯の出張も行っている

この近辺のご当地グルメは、レンコンの生産量が日本一の土浦ならではのレンコンずくし! 「ラスクマリーナ」でも、レンコンパウダーを使った「レンコンせんべい」(400円)がお土産に人気だそうです。

■霞ヶ浦温泉マリーナ足湯
住所:茨城県土浦市川口2-13-6
電話:029-822-2437
営業:10:00~17:00 無休(12~2月は水曜)
料金:100円(遊覧船に乗れば無料)
交通:電車 JR土浦駅から徒歩15分
車 常磐道土浦北ICからR125 (15分)

 

日帰り温泉施設が無料開放「湯楽の里 日立店足湯」(日立市)

足湯を無料で開放している

オーシャンビューの露天風呂が人気の日帰り温泉施設「湯楽の里 日立店」では、施設の入り口付近に無料の足湯を開放しています。ご近所の方も散歩がてらに立ち寄るアットホームな足湯で、誰でも気軽に利用することができます。

施設の目の前は太平洋が広がっているので、海沿いを散歩をした後に休憩がてら足湯に立ち寄るのもおすすめです。足湯用のタオルは施設にて160円で購入できます。

いつも清潔に保たれている無料の足湯

足湯に来たなら、ぜひ訪れたいのが、日立市内にある御岩(おいわ)神社(参拝時間:6:00~17:00)です。パワースポットとして知られる神社で、全国から多くの人がこの神社を参拝に訪れるのだとか。

時間が許せば、御岩神社から信仰の山として祀られてきた御岩山山頂を目指す登拝はいかがでしょうか。神社から山頂までは約60分、なかなかたいへんですが、そのごほうびは、御岩山の頂上からは太平洋を眼下に、また遠く那須連山を一望できます。入山する場合は、御岩神社で入山の心得をよく読みマナーを守ってくださいね。入山可能時間は6:00~15:00までです。

パワースポットとして全国から参拝に来る人も多いという御岩神社

■湯楽の里 日立店足湯
住所:茨城県日立市河原子町1-1-6
電話:0294-25-4126
営業:9:00~深夜1:00 不定休
料金:無料
交通:電車 JR常磐線常陸多賀駅から徒歩15分
車 常磐道常陸太田ICもしくは日立中央ICから約15分

 

朝ドラのロケ地巡礼の後に!「湯恵足ゆ」(大子町)

地元のボランティアが守っている足湯

茨城県久慈郡大子町(くじぐんだいごまち)は、NHK朝の連続ドラマ『ひよっこ』の舞台“奥茨城村”のモデルになったといわれている町です。手つかずの自然が残る場所に、地元のボランティアの方々が作った、木のぬくもりがあふれる「湯恵足ゆ(ゆめあしゆ)」があります。

源泉は旧湯本屋旅館の鉱泉を使用し、効能は疲労回復や切り傷など。地元の方々の交流の場としてもにぎわっているので、一緒に足湯につかりながらおしゃべりに花を咲かすこともできそう。足だけでなく、地元の方々とのふれあいは、心もいやしてくれます。

「つつじヶ丘」から男体山を望む

この足湯を拠点に楽しみ方は盛りだくさん! 男体山(なんたいさん)ハイキングや袋田の滝の見物をはじめ、ツツジの名所であるつつじヶ丘や、秋にはりんご狩りなども楽しめます。足湯の脇道から袋田の滝まで約5時間かけて縦走することもできますよ。

新緑の季節に見頃を迎える「つつじヶ丘」

グルメも、久慈川の天然鮎、リンゴ丸ごと1個を使ったアップルパイやバウムクーヘン、奥久慈しゃも、江戸時代からの歴史を誇るこんにゃくなど、1日では食べきれないほど! ぜひ泊まりがけでのんびりといやしの時間を過ごしてみてください。

りんごが丸々1個入ったバウムクーヘン

■湯恵足ゆ
住所:茨城県久慈郡大子町西金869-1
電話:なし
料金:無料
営業:4~6月、10~11月の10:00~16:00(土曜・日曜・祝日のみ営業)
交通:電車 JR水郡線西金駅から徒歩15分  
車 常磐自動車道那珂ICからR118→県道322 (40分)

 

※掲載情報は2019年4月に取材したものです。

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大曽根 桃子

旅行誌や女性誌、食の専門誌での勤務経験を経て、フリーライター&エディターとして活動。社会問題から、食、旅行、インテリア、など幅広いジャンルを網羅する。趣味は食べること、呑むこと、読書、旅行、アウトドア、酒場訪問、銭湯巡り、各地の農産物直売所へ行くこと。

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