星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」。北海道にある「界 ポロト」は、湖にせり出したように設計されたとんがり屋根の湯小屋が特徴的な温泉宿。世界的にも珍しい「モール温泉」が楽しめる宿の宿泊券（1泊2日）を、1組2名様にプレゼントします。（有効期限：2026年2月1日～2026年7月末日）
※宿泊券の発送は2026年1月初旬になります。

アイヌ文化に触れながらポロト湖の懐にひたる

北海道の白老町・ポロト湖畔に建つ「界 ポロト」のコンセプトは、「ポロト湖の懐にひたる、とんがり湯小屋の宿」。湖に面したすべての客室からは、四季折々に色づく景色が望めます。

湖の先に広がるのは、多くの野鳥が生息する北海道の天然林。さらにその先には、プリンのような形をした溶岩ドームが特徴的な活火山・樽前山（たるまえさん）を見渡せます。

建物はアイヌ民族が築き、大切にしてきたものを感じ取ることができる設計。敷地内にポロト湖を引き込み、施設のどこにいてもポロト湖を身近に感じられる仕様が特徴的です。

ポロト湖に面した全客室は、アイヌ民族の伝統的住居チセ（※1）から着想を得て設計された、ご当地部屋「□の間（しかくのま）」。全4タイプの客室すべてに、伝統的なチセの生活の中心とされてきた四角い「炉」をイメージしたテーブルと、アイヌ民族の生活から着想を得たアート作品を設置。壁紙やクッションにもアイヌ文様が施され、アイヌ民族の家に招かれたかのような特別な気分を味わえます。

（※1） アイヌ民族の家のこと

窓の外には、白樺やカエデが繁る天然林から望む、穏やかなポロト湖と樽前山の山景。広大な景色を眺めながら、椅子やソファーに身をゆだねると、室内に設えられた白樺の丸太と相まって、雄大な自然に溶け込むような感覚に……。

「界 ポロト」の温泉は、世界的にも珍しい「モール温泉」。太古の天然植物由来の腐植質の有機物を含有する温泉で、独特な茶褐色の湯が特徴です。皮膚の再生を促進させる働きがある「フミン酸」や、皮膚コンディショニング作用（※2）のある「フルボ酸」など、化粧品にも配合される成分を含むことから、モール温泉は「美肌の湯」ともいわれています（※3）

（※2） Cosmetic-Info.jp

（※3 ）道立衛生研究所 青柳直樹　

大浴場には、2つの風呂小屋があり、それぞれ趣の違った湯浴みを味わえます。

「△湯（さんかくのゆ）」は、アイヌ文化の建築的特徴である「ケトゥンニ」を基本構造とした「とんがり湯小屋」の中にあり、内風呂と露天風呂を備えています。内風呂は、源泉かけ流しの「あつ湯」と、心身を鎮静させる「ぬる湯」の二種類。

また、ポロト湖にせり出している露天風呂では、新緑、紅葉、雪景色と四季折々に変わる景色とともに、ポロト湖との一体感を感じる湯浴みを楽しめます。

湖上に佇む開放的な「△湯」に対し、「〇湯（まるのゆ）」は、洞窟の中や地中にいるかのような冒険心をくすぐる空間。大地から湧き出る茶褐色のモール温泉を堪能できるほか、内風呂のドーム天井の頂部には外と繋がる丸い穴があき、柔らかな光に包まれながらポロト湖の自然のすばらしさを享受できます。

ご当地の文化を体験できる「ご当地楽」は、アイヌ民族の自然観に触れられる「イケマと花香（かこう）の魔除けづくり」。「イケマ」は、土のような独特な香りがする植物。アイヌ民族の間では、悪いものを遠ざける魔除けとして身に着けられてきました。

自然界すべての物に魂が宿ると考え、自然と共生してきた、アイヌ民族の自然観を感じながら「イケマ」と数種類のハーブを、アイヌ文様の記された袋で包みます。思いを込めた袋を、モール温泉で茶褐色に色づいたオリジナルの紐で封を閉じたら完成です。

自然の恵みである温泉で心身を癒やし、自然を愛するアイヌの文化に触れ、悠久の時に思いを馳せる――。「界 ポロト」でしかできない体験を通じて、自然と一つになれる極上のひとときを堪能してみてはいかがでしょうか。

＞＞「界ポロト」の滞在レポート記事はコチラ
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界 ポロト

宿泊料：1泊3万1000円～（2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付）
所在地 ：北海道白老郡白老町若草町1-1018-94
電話 ：050-3134-8092（界予約センター）
公式ホームページ

※記事中の情報・金額は2025年10月時点のものです。