乗り放題乗車券と施設優待がセットでとっても便利

旅のプロが選んだ! 関東のお得な鉄道きっぷ20選

古橋 龍一
2019/03/27 12

全国の鉄道会社で発売しているフリー乗車券や企画きっぷの中から、旅行好きなら知っておきたい関東のお得なきっぷを旅のプロが紹介します。近年は沿線の観光施設とのタイアップを強化し、優待や割引などの特典に力を入れた商品も増え、お買い物も便利です。

お得なきっぷを使って旅する女性
【目次】
  1. 東京のお得なきっぷ
  2. 神奈川のお得なきっぷ
  3. 千葉・埼玉のお得なきっぷ
  4. 栃木・茨城のお得なきっぷ
  5. 群馬のお得なきっぷ

東京のお得なきっぷ

休日おでかけパス(JR東日本)

都内近郊エリアへの日帰り旅に最適

【どんなきっぷ?】
東京都内のJR全路線、および隣接する6県(神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、山梨県)の一部路線からなる広大なフリーエリア内の普通列車(快速を含む)が、1日乗り放題となるフリー乗車券。東京臨海高速鉄道線(りんかい線)と東京モノレール線もフリーエリアに含まれており、羽田空港やお台場エリアでの観光にも使えます。利用できるのは、土・休日のほか、ゴールデンウィークなどの観光シーズンに限られます。特急券やグリーン券などを別途購入すれば、新幹線(東海道新幹線をのぞく)や特急列車、普通列車のグリーン車などにも乗車できます。山梨や北関東方面へ出かける都内在住のハイカーたちが、よく利用しているようです。

休日おでかけパスのフリーエリア図

【知っておきたいポイント!】
料金は、大人2,670円。東京駅を起点にすると、東海道本線では鴨宮駅(神奈川県小田原市)、中央本線では鳥沢駅(山梨県大月市)、東北本線(宇都宮線)では小山駅(栃木県小山市)以遠での往復で、元が取れます(いずれも片道1,490円)。目的地がフリーエリア外の場合でも、エリア外区間分の運賃を精算するだけでそのまま利用できます。

■休日おでかけパス

  • 発売期間:通年
  • 利用期間:土・休日、およびゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)、夏休み期間(7月20日~8月31日)、年末年始(12月29日~1月3日)※利用日当日限り有効
  • 料金:大人2,670円 小人1,330円
  • 発売場所:フリーエリア内のJR東日本の主要駅にある指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、主な旅行会社など

詳しくは、JR東日本公式サイト

 

東京フリーきっぷ(JR東日本・東京メトロ・東京都交通局)

この1枚で、都区内の移動はカンペキ!

【どんなきっぷ?】
東京の心臓部にあたる23区内をめぐるフリー乗車券は数多くありますが、「東京フリーきっぷ」はその中でも“万能タイプ”。東京メトロと都営地下鉄からなる都内地下鉄の全路線と、都電荒川線、都バス(深夜バスや座席定員制のものなどをのぞく)、日暮里・舎人ライナーの全区間、さらに23区内のJRの普通列車(快速を含む)が1日乗り放題なので、23区内の移動のほぼすべてがこの1枚でカバーできます。

【知っておきたいポイント!】
料金は、大人1,590円とやや割高ですが、「ちかとく」という特典が充実しています。都内約400カ所の博物館や美術館、飲食店などでこのきっぷを提示すれば、割引サービスやプレゼント提供などが受けられます。

「ちかとく」の特典の一例

  • 国立科学博物館 特別展の当日入場料割引&ショップ利用時の10%割引
  • ルミネ the よしもと 土・休日公演の当日料金割引
  • 東京湾クルーズ ヴァンテアン 利用料金10%割引

詳しくは、「ちかとく」公式サイト

■東京フリーきっぷ

  • 発売期間・利用期間:通年 ※利用日当日限り有効
  • 料金:大人1,590円 小人800円
  • 発売場所:フリーエリア内のJR東日本の主要駅にある指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、東京メトロ・都営地下鉄の各駅、日暮里・舎人ライナーの各駅など

詳しくは、JR東日本公式サイト
東京メトロ公式サイト
東京都交通局公式サイト


東京メトロ24時間券(東京メトロ)

谷中銀座の賑わい

“24時間”をフルに活用したいフリー乗車券

【どんなきっぷ?】
「安価で都区内を観光したい」という人向けの、24時間有効のフリー乗車券。9路線で総延長200㎞近くにもおよぶ東京メトロは、新宿や渋谷、池袋などの巨大ターミナルから、神楽坂や谷根千(谷中、根津、千駄木)エリアといった人気観光スポットまで、都区内の主要地点をほぼカバーしています。上述の「東京フリーきっぷ」と同様、「ちかとく」の特典サービスも付随しており、都内約400か所の博物館や美術館、飲食店などで割引サービスやプレゼント提供などが受けられます。

【知っておきたいポイント!】
有効期間は、「1日」ではなく「24時間」。たとえば、最初の利用時の入場が12時35分なら、翌日の12時34分の入場までが有効です(出場時に24時間を経過していてもOK)。日をまたいで利用することができるので、計画によっては1泊2日の東京観光にも使えるでしょう。

■東京メトロ24時間券

  • 発売期間・利用期間:通年 ※使用開始から24時間有効
  • 料金:大人600円 小人300円
  • 発売場所:東京メトロの各駅の券売機 ※東京メトロ定期券うりば(中野駅、西船橋駅、渋谷駅<副都心線>はのぞく)で、前売り券を販売

詳しくは、東京メトロ公式サイト
ちかとく」公式サイト


都電一日乗車券(東京都交通局)

都電の車両

路面電車に揺られて街歩きを

【どんなきっぷ?】
都電荒川線(三ノ輪橋停留場〜早稲田停留場)は、昭和の時代に都心全域を駆け抜けていた都電(路面電車)の唯一の生き残り。沿線には、桜の名所として知られる飛鳥山公園(飛鳥山停留場下車すぐ)や「おばあちゃんの原宿」として人気の巣鴨地蔵通り商店街(庚申塚停留場下車すぐ)などがあり、都電を使った街歩きを楽しむ観光客も少なくありません。「都電一日乗車券」は、都電荒川線専用の1日乗り放題の乗車券で、PASMO(パスモ)やSuica(スイカ)に付与する「都電IC一日乗車券」も販売されています。

【知っておきたいポイント!】
都電荒川線の普通運賃は、大人170円。一日乗車券が400円なので、3回以上の乗車で元が取れる計算になります。上述の「東京フリーきっぷ」などと同様、この乗車券にも「ちかとく」の特典サービスがあります。

■都電一日乗車券

  • 発売期間・利用期間:通年 ※発行日当日限り有効(前売りは、発売日から6か月以内の1日限り有効)
  • 料金:大人400円 小人200円
  • 発売場所:都電の車内(当日売りのみ)、荒川電車営業所、都電定期券発売所、三ノ輪橋おもいで館

詳しくは、東京都交通局公式サイト


下町日和きっぷ(京成電鉄)

柴又の寅さんの銅像

上野や柴又、スカイツリーをめぐる

【どんなきっぷ?】
成田空港へのアクセス鉄道というイメージが強い京成電鉄ですが、その都内エリアといえば、上野や柴又といった下町情緒あふれる散策スポットや、東京スカイツリーがそびえる押上などの観光地が目白押しです。「下町日和きっぷ」は、葛飾区、墨田区、台東区、荒川区、江戸川区を中心とした京成電鉄の都内エリアが1日乗り放題となるフリー乗車券。沿線の博物館や美術館、飲食店などでの割引サービスやプレゼント提供など、優待特典も充実しています。

【知っておきたいポイント!】
東京都内の駅で購入する場合、料金は大人500円。日暮里駅〜京成金町駅の運賃が260円なので、ここを往復するだけで元が取れます。千葉県内の各駅で購入する場合は、その駅から都内エリアまでの1往復分の乗車運賃込みでの販売となります。

■下町日和きっぷ

  • 発売期間・利用期間:通年 ※発行日当日限り有効
  • 料金:発駅により異なる
    東京都内各駅 大人500円 小人250円
    京成西船駅〜京成船橋駅  大人800円 小人400円
    成田湯川、空港第2ビル、成田空港 大人2,100円 小人1,050円 など
  • 発売場所:京成電鉄の各駅の券売機

詳しくは、京成電鉄公式サイト
下町日和きっぷ特設サイト



京王アミューズメントパスポート(京王電鉄)

京王電鉄の車両

フリーパス単独での購入よりもお得!?

【どんなきっぷ?】
京王電鉄沿線にある3つの人気遊園地、よみうりランド、東京サマーランド、サンリオピューロランドの各施設利用券(フリーパス)と、京王電鉄の全線が乗り放題となる「京王線・井の頭線1日乗車券」がセット。料金・内容は遊園地によって異なりますが、各遊園地のフリーパスを単独で購入するよりもお得になります(一部の時期をのぞく)。遊園地で遊んだ後には、新宿駅や渋谷駅などの沿線ターミナルへ移動し、ショッピングや食事を楽しんでフルに活用したいところです。

【知っておきたいポイント!】
■よみうりランド
スリル満点のジェットコースターや家族で楽しめるアトラクション、野外劇場などの各種施設が充実。「京王アミューズメントパスポート」を使えば、大人5,400円のワンデーパス(入園+アシカショー+のりもの乗り放題〈一部をのぞく〉)と京王電鉄の1日乗車券がセットで、5,100円になります。

よみうりランドについて詳しくは、こちら
アクセス:京王よみうりランド駅からゴンドラ(スカイシャトル)で5~10分
※「プールWAI」は、別途料金500円が必要

■東京サマーランド
日本初の大型ウォータースライダー「DEKASLA(デカスラ)」や流れるプールなどが有名。「京王アミューズメントパスポート」を使えば、大人4,500円のフリーパス券(入園+プール+スライド+のりもの乗り放題)と京王電鉄の1日乗車券、さらに最寄り駅の京王八王子駅と同施設を結ぶ西東京バスの往復乗車券がセットで、4,110円に。

東京サマーランドについて詳しくは、こちら
アクセス:京王八王子駅から西東京バスで約35分
※3〜6月および10〜11月は、フリーパス券の料金は大人3,000円

■サンリオピューロランド
ハローキティなどの人気キャラクターによるショーやアトラクションが充実。「京王アミューズメントパスポート」を使えば、大人3,200円〜3,800円のパスポート(入場+フリーアトラクション)と京王電鉄の1日乗車券がセットで、3,500円。

サンリオピューロランドについて詳しくは、こちら
アクセス:京王多摩センター駅から徒歩約5分
※パスポートの料金は、当日購入と事前購入、平日と休日とで異なります

■京王アミューズメントパスポート

  • 発売期間・利用期間:通年 ※発行日当日限り有効
  • 料金:遊園地により異なる
    よみうりランド 大人5,100円 大人(中学・高校生、または17才以下)4,100円 小人3,600円
    東京サマーランド 大人4,110円 小人2,780円
    サンリオピューロランド 大人3,500円 大人(中学・高校生、または17才以下)2,800円 小人2,700円
    ※アトラクション・施設によっては、別途料金が必要となるものがあります
  • 発売場所:京王電鉄各駅の自動券売機

詳しくは、京王電鉄公式サイト


東急ワンデーオープンチケット(東急電鉄)

田園都市線往復だけで元が取れる!?

【どんなきっぷ?】
東横線(渋谷駅~横浜駅)と田園都市線(渋谷駅~中央林間駅)の二大幹線を主軸とする東急電鉄は、8路線でおよそ105kmからなる大手私鉄です。「東急ワンデーオープンチケット」は、東急線全線が1日乗り放題となる乗車券で、渋谷や横浜、自由が丘、二子玉川といった人気スポットをまわるのに最適です。もちろん、世田谷の住宅地をトコトコ走る路面電車、世田谷線(三軒茶屋駅〜下高井戸駅)にも乗車できます。

【知っておきたいポイント!】
沿線施設とのタイアップ特典のない、シンプルなフリー乗車券。料金は大人660円で、田園都市線の渋谷駅~中央林間駅の往復660円と同額、リーズナブルな価格設定になっています。

■東急ワンデーオープンチケット

  • 発売期間・利用期間:通年 ※発売日当日限り有効
  • 料金:大人660円 小人330円
  • 発売場所:東急電鉄の各駅の券売機 ※世田谷線、こどもの国線をのぞく

詳しくは、東急電鉄公式サイト

神奈川のお得なきっぷ

横濱中華街 旅グルメきっぷ(東急電鉄)

本格中華と横浜観光を気軽に堪能!

【どんなきっぷ?】
東急電鉄の全線が乗り放題となる「東急線1日乗車券」に、横浜高速鉄道みなとみらい線が乗り放題となる「みなとみらい線1日乗車券」と、横浜中華街の対象店舗の中から1店舗のスペシャル料理が味わえる食事券がセット。本格料理が手軽に味わえることから、年間約2万枚売れたという人気ぶりです。券面に記載されている有効期間内ならば、3つのチケットはそれぞれ別日に使用することも可能です。

【知っておきたいポイント!】
食事券が使える対象店舗は8店で、すべて特別メニューが提供されます。さらに特典として、横浜マリンタワーやカップヌードルミュージアム、海上バス「シーバス」などの割引サービスもあり、横浜のグルメとレジャーを堪能できます。

■横濱中華街 旅グルメきっぷ

  • 発売期間・利用期間:通年 ※券面に記載されている有効期間内で1回限り有効 ※有効期間を経過すると、未使用のものでも無効
  • 料金:大人2,500円 小人1,500円
  • 発売場所:東急電鉄の各駅の窓口(世田谷線、こどもの国線をのぞく)※東急グループ情報サイト「TOKYU STYLE」による通信販売もあり

詳しくは、東急電鉄公式サイト
横濱中華街 旅グルメきっぷ特設サイト



みさきまぐろきっぷ(京急電鉄)

三浦・三崎エリアで食事と観光を堪能

【どんなきっぷ?】
神奈川・三浦半島の先端に位置する三崎港は、日本屈指のマグロ漁港です。「みさきまぐろきっぷ」は、京急電鉄の各駅から三崎港の玄関口・三崎口駅までの往復乗車券(途中下車可)と、京急バスのフリー乗車券(半島内の指定区間)に、「まぐろまんぷく券」と「三浦・三崎おもひで券」の4点がセット。「まぐろまんぷく券」は、数々のメディアで登場した名物店主の存在でも知られる「くろば亭本店」など、32の加盟店の中から1店を選び、マグロの特別メニューが味わえます。「三浦・三崎おもひで券」では、水中観光船「にじいろさかな号」や入浴施設などから自由に選ぶことができます。


【知っておきたいポイント!】
品川駅発で大人3,500円。品川から三崎港までの電車とバスを利用した運賃だけでも往復2,460円かかるので、かなりお得でしょう。2016年度には年間15万枚以上の販売を記録、京急電鉄の看板商品になっています。

■みさきまぐろきっぷ

  • 発売期間・利用期間:通年(3月の三浦国際市民マラソン開催日をのぞく)※発売当日限り有効
  • 料金:発駅により異なる
    品川駅、京急蒲田駅、京急川崎駅など 大人3,500円 小人2,520円
    横浜駅、神奈川駅など 大人3,400円 小人2,470円
    上大岡駅、金沢文庫駅など 大人3,290円 小人2,420円
  • 発売場所:京急電鉄の各駅の自動券売機など(泉岳寺駅、三崎口駅をのぞく)

詳しくは、東急電鉄公式サイト
横濱中華街 旅グルメきっぷ特設サイト

みさきまぐろきっぷを使ったお得な旅行プランはこちら


鎌倉・江ノ島パス(JR東日本)

湘南の人気エリアを幅広くカバー

【どんなきっぷ?】
鎌倉・江の島エリアは、言わずと知れた大観光地とあって、各鉄道会社からさまざまなフリーきっぷや企画乗車券が販売されています。JR東日本の「鎌倉・江ノ島パス」は、JR横須賀線の大船駅〜鎌倉駅間と東海道本線の大船駅〜藤沢駅間、および江ノ島電鉄(江ノ電)全線と湘南モノレール全線が1日乗り放題となるフリー乗車券。鎌倉大仏や由比ガ浜海水浴場、江ノ島といった観光スポットをめぐるのには、この1枚で十分でしょう。

【知っておきたいポイント!】
江ノ電の1日乗り放題の「のりおりくん」が600円(沿線施設の優待・割引サービスあり)なのに対して、こちらはJR線、湘南モノレールも利用できて700円。小田急電鉄沿線から鎌倉・江の島エリアへ向かう場合、発駅から藤沢駅までの小田急線の往復切符や江ノ電フリー乗車券などがついた同電鉄の「江の島・鎌倉フリーパス」(新宿駅発1,430円)がオススメです。

■鎌倉・江ノ島パス

  • 発売期間・利用期間:通年 ※利用日当日限り有効
  • 料金:大人700円 小人350円
  • 発売場所:JR東日本の大船駅、藤沢駅、鎌倉駅、北鎌倉駅の指定席券売機、自動券売機、みどりの窓口およびびゅうプラザ

詳しくは、JR東日本公式サイトへ 


丹沢・大山フリーパス(小田急電鉄)

大山名物の豆腐料理

大山登山と名物・豆腐料理を味わう

【どんなきっぷ?】
丹沢山系の大山(標高1,252m)は、日帰りハイキングを楽しむ観光客でにぎわいを見せます。「丹沢・大山フリーパス」は、そのお膝元にあたる小田急電鉄小田原線の本厚木駅〜渋沢駅、およびバス(神奈川中央交通)の指定区間の乗り放題と、小田急沿線各駅からフリー区間までの往復乗車券がセット。周辺の観光施設・飲食店など22の施設での優待・割引サービスもあり、名物の豆腐料理がお得に味わえます。

【知っておきたいポイント!】
大山ケーブルカーが利用できるAキップと、電車とバスのみのBキップの2種類があります。新宿駅発大人で、Aキップが2,470円、Bキップが1,530円。ケーブルカー往復で1,100〜1,240円かかることも考えれば、ケーブルカーを利用する場合は迷わずAキップの購入を。

■丹沢・大山フリーパス

  • 発売期間・利用期間:通年 ※連続する2日間有効 ※相模鉄道の沿線(小田急線海老名駅経由)からも利用可
  • 料金:発駅により異なります
    新宿駅 Aキップ 大人2,470円 小人1,230円
    新宿駅 Bキップ 大人1,530円 小人760円
  • 発売場所:小田急電鉄の各駅にある自動券売機、小田急トラベル各営業所(一部をのぞく)、主な旅行代理店(Bキップのみの取り扱い)

詳しくは、小田急電鉄公式サイト

 

箱根フリーパス(小田急電鉄)

箱根芦ノ湖の遊覧船

登山電車、ケーブル、ロープウエイ、海賊船が乗り放題!

【どんなきっぷ?】
スイッチバックの箱根登山鉄道や、ケーブルカーとロープウエイ、さらに芦ノ湖遊覧船(海賊船)と、箱根エリアにはユニークな乗り物が盛りだくさん。小田急電鉄の「箱根フリーパス」は、これら箱根エリアの乗り物乗り放題に加え、小田急沿線各駅から小田原駅までの往復乗車券がセット。約50の温泉や人気観光施設での優待・割引サービスもついており、2017年度には約95万枚も売れるほどの人気商品になっています。

【知っておきたいポイント!】
2日間有効と、3日間有効の2種類があります。いずれも小人(6才以上12才未満)料金が大人料金の3分の1以下なので、家族旅行に欠かせないアイテムといえるでしょう。特急券を別途購入すれば、全席指定の小田急ロマンスカーも利用できます。

■箱根フリーパス

  • 発売期間・利用期間:通年 ※2日間有効と、3日間有効の2種類 ※相模鉄道の沿線(小田急線海老名駅経由)からも利用可
  • 料金:発駅により異なります ※2019年4月1日に料金改定
    新宿駅 2日間有効 大人5,700円 小人1,500円
    新宿駅 3日間有効 大人6,100円 小人1,750円
  • 発売場所:小田急電鉄の各駅にある自動券売機、小田急トラベル各営業所(一部をのぞく)、主な旅行代理店、セブン-イレブン(セブンチケット)

詳しくは、小田急電鉄公式サイト

千葉・埼玉のお得なきっぷ

房総横断乗車券(小湊鐵道・いすみ鉄道)

房総の2大ローカル鉄道、小湊鐵道といすみ鉄道を乗り継ぐ

【どんなきっぷ?】
千葉・房総半島を走る小湊鐵道(五井駅〜上総中野駅)といすみ鉄道(大原駅〜上総中野駅)は、ディーゼルカーがのんびり走るローカル線として人気。この2つの鉄道は、半島のちょうど真ん中に位置する上総中野駅で接続しており、2つの鉄道を合わせて「房総横断鉄道」とも呼ばれています。「房総横断乗車券」は、その乗り継ぎ利用を想定したもので、途中下車も可能。新緑や紅葉が美しい景勝地・養老渓谷や、「房総の小江戸」と称される城下町・大多喜などに立ち寄り、房総横断を楽しみましょう。

房総横断乗車券を使ったお得な旅行プランはこちら

【知っておきたいポイント!】
五井駅〜大原駅の通常運賃2,130円より、430円もお得。ただし、五井駅から大原駅、または大原駅から五井駅への一方通行での利用に限られており、来た方向へ戻ることは認められていません。

■房総横断乗車券

  • 発売期間・利用期間:通年 ※発行日当日限り有効、途中下車可、下車駅より後戻りは不可
  • 料金:大人1,700円 小人850円
  • 発売場所:五井駅、大多喜駅、大原駅など。列車内の車掌からも購入可

詳しくは、小湊鐵道公式サイトへ 
いすみ鉄道公式サイトへ 


弧廻手形 1日乗車券(銚子電気鉄道)

ぬれ煎餅を頬張りながら銚子半島をめぐる

【どんなきっぷ?】
千葉・銚子半島を走る銚子電鉄といえば、経営難の切り札として販売した「ぬれ煎餅」のヒットで全国的に有名。1日乗り放題の「弧廻手形(こまわりてがた)」は、沿線にある「地球の丸く見える丘展望館」や「銚子ポートタワー展望室」の入場料割引をはじめ、日帰り温泉の入湯料割引や、地元の絶品料理店での小鉢プレゼントといった特典があります。全長わずか6.1kmの超ミニ路線ですが、収穫量日本一のキャベツ畑が広がる車窓風景は、のどかで心癒されます。

【知っておきたいポイント!】
銚子駅〜外川駅の全線を乗り通すと、運賃は大人340円。弧廻手形は700円なので、「全線1往復プラスα」程度で元が取れる計算になります。名物のぬれ煎餅は、犬吠埼最寄りの犬吠駅売店での購入がオススメ。毎日10〜16時、手焼きによるできたてを販売しています(1枚86円)。

■弧廻手形 1日乗車券

  • 発売期間・利用期間:通年 ※発行日当日限り有効
  • 料金:大人700円 小人350円
  • 発売場所:列車内、および銚子駅をのぞく有人駅(仲ノ町駅、観音駅、笠上黒生駅、犬吠駅、外川駅)

詳しくは、銚子電鉄公式サイト


サンキュー♥ちばフリーパス(JR東日本)

鴨川シーワールドのシャチのショー

人気ローカル鉄道を含めた千葉県内の路線が乗り放題に

【どんなきっぷ?】
秋季限定発売のJR東日本の商品で、これまで2015〜2018年の3年連続で発売。2018年版では、千葉県内のJR線、および小湊鉄道、いすみ鉄道、銚子電鉄、流鉄といった県内ローカル鉄道と路線バスの一部が2日間乗り放題となり、県内の人気施設(鴨川シーワルド、かつうら海中公園など)での優待・割引サービスもついていました。2019年の発売についてまだ発表されていませんが、例年だと7月中に告知されます。房総半島は年間を通じて温暖ですから、晩秋でも海や山のレジャーを楽しめるでしょう。

【知っておきたいポイント!】
2018年は、東京都区内からフリーエリア内までの往復乗車券がセットになった「サンキュー♥ちばフリー乗車券」も発売されました。「フリーパス」との差額が800円なので、フリーエリア内まで片道400円以上かかる場合はこちらを利用しましょう。特急券などを別途購入すれば、JRの特急列車にも乗車できます。

■サンキュー♥ちばフリーパス ※2018年のデータ

  • 発売期間: 8月1日〜11月29日
  • 利用期間: 9月1日〜11月30日 ※連続する2日間有効
  • 料金:大人3,900円、小人1,950円 ※「サンキュー♥ちばフリー乗車券」は、4,700円、小人2,350円
  • 発売場所:JR東日本の各駅(市川駅~本千葉駅、舞浜駅~蘇我駅、船橋法典駅~南流山駅、松戸駅~天王台駅、成田駅、空港第2ビル駅、成田空港駅)の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ ※「サンキュー♥ちばフリー乗車券」は、JR東日本の首都圏の主要駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ

詳しくは、JR東日本千葉支社の公式サイトへ 



秩父フリーきっぷ(西武鉄道)

秩父・長瀞エリアの鉄道が2日間乗り放題に

【どんなきっぷ?】
埼玉県西部の秩父といえば、関東随一のパワースポットとして人気の三峰神社や、国の天然記念物に指定されている長瀞の岩畳など、風光明媚な景勝地として有名です。「秩父フリーきっぷ」は、これら観光スポットめぐりに最適で、西武鉄道の芦ヶ久保駅〜西武秩父駅、および秩父鉄道の野上駅〜三峰口駅からなるフリーエリアが乗り放題となります。これに、西武鉄道の各駅からの往復乗車券と、秩父エリアの飲食店や入浴施設などでの割引サービスが付随。2日間有効なので、1泊2日の旅行にもよいでしょう。

【知っておきたいポイント!】
池袋駅、西武新宿駅からの利用で、大人2,320円。両駅から秩父鉄道の長瀞駅まで、通常でも往復で2,500円かかるで、移動だけで元が取れます。別途特急券を購入すれば、特急列車にも乗車できます。

■秩父フリーきっぷ

  • 発売期間・利用期間:通年 ※利用開始から2日間有効
  • 料金:発駅により異なります
    池袋駅、西武新宿駅、高田馬場駅など 大人2,320円 小人1,180円
    練馬駅、上石神井駅など 大人2,160円 小人1,100円 など
  • 発売場所:西武鉄道の各駅の窓口、および券売機(小竹向原駅、高麗駅~西武秩父駅駅、多摩川線の各駅はのぞく)

詳しくは、西武鉄道公式サイトへ 

栃木・茨城のお得なきっぷ

ときわ路パス(JR東日本)

茨城、栃木東部の全路線が土・休日限定で乗り放題に

【どんなきっぷ?】
「魅力度ランキング最下位」を自虐ネタとしてアピールしている茨城県ですが、近年は国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)や偕楽園(水戸市)、大洗磯前神社(大洗町)などの絶景スポットが話題になっています。「ときわ路パス」は、茨城県内のJR東日本のほぼすべての路線に加え、関東鉄道、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道、真岡鐵道といったローカル鉄道の路線からなる、茨城県内および栃木県東部のフリーエリアが1日乗り放題となるフリー乗車券。利用は、土・休日の1日限りです。

【知っておきたいポイント!】
春季と秋季の期間限定での発売が定着しており、発売時期が近づくと告知されます。ただし2019年は、冬季から春季、すなわち前年12月27日~4月21日の発売(利用は1月12日から)と、イレギュラーになりました。料金は大人2,150円。関東鉄道常総線の取手駅〜下館駅で1,510円、鹿島臨海鉄道線の水戸駅~鹿島サッカースタジアム駅で1,380円なので、これらを絡めた利用でお得になるでしょう。

ときわ路パスのフリーエリア図

■ときわ路パス

  • 発売期間・利用期間:例年は春季と秋季(不定期)
    直近では、発売期間は2018年12月27日~2019年4月21日
    利用期間は2019年1月12日~2019年4月21日の土・休日 ※発行日当日限り有効
  • 料金:大人2,150円 小人540円 ※大人の休日倶楽部会員専用(1,650円)もあり。ただし利用期間は3月の土・休日のみ
  • 発売場所:取手駅や水戸駅など、フリーエリア内のJR東日本主要駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ

詳しくは、JR東日本水戸支社の公式サイト



JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ(JR東日本・東武鉄道)

JR東日本&東武鉄道の直通特急利用者は必見!

【どんなきっぷ?】
JR新宿駅と東武日光駅・鬼怒川温泉駅を結ぶJR東日本と東武鉄道の直通特急列車は、都心から日光・鬼怒川エリアを目指す観光客にとって、乗り換えなしでアクセスできるので便利です。「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」は、この直通特急列車の利用者向けの往復乗車券で、大人6,680円。指定席特急券を含めた通常運賃は、JR新宿駅〜東武日光駅間で往復8,000円かかるので、1,320円もお得。連続する2日間で有効なので、1泊2日の週末旅行に最適です。

【知っておきたいポイント!】
毎日運行する直通特急列車は、JR新宿駅〜東武日光駅間の「日光号」が1往復、JR新宿駅〜鬼怒川温泉駅間の「きぬがわ号」と「スペーシアきぬがわ号」が合計3往復。このほかに、JR横浜駅などを発着する臨時列車が運行されることもあります。行きは「日光号」でJR新宿駅から東武日光駅へ、帰りは「きぬがわ号」で鬼怒川温泉駅からJR新宿駅へ、といった使い方もできます。

■JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ

  • 発売期間:2019年9月30日までの期間限定
  • 利用期間:2019年10月31日まで ※連続する2日間で有効
  • 料金:発駅により異なる
    東京(都区内)〜東武日光駅・鬼怒川温泉駅 大人6,680円 小人3,340円
    横浜(市内)〜東武日光駅・鬼怒川温泉駅 大人6,990円 小人3,490円など
  • 発売場所:JR東日本の首都圏エリアの主要駅にあるみどりの窓口、指定席券売機、および東武トップツアーズなどの旅行会社 ※「日光号」「きぬがわ号」「スペーシアきぬがわ号」などの普通車指定席が確保できない場合は、購入不可

詳しくは、JR東日本公式サイト
東武鉄道公式サイト


東武ワールドスクウェアクーポン(東武鉄道)

人気テーマパークへの旅がお得に

【どんなきっぷ?】
関東随一の温泉観光地、栃木県日光市の鬼怒川温泉にある「東武ワールドスクウェア」は、ユネスコの世界文化遺産47物件を含む102点の有名建築物の精巧なミニチュアが並んだテーマパーク。「東武ワールドスクウェアクーポン」は、東武鉄道の発駅〜下今市駅間の往復乗車券と、下今市駅〜新藤原駅間のフリーエリア乗り放題に、東武ワールドスクウェアの入園券と鬼怒川温泉地区の施設利用券(日帰り入浴券、または園内利用券)がセットになった商品です。鬼怒川温泉駅と東武ワールドスクウェアを結ぶバスも利用できます。

【知っておきたいポイント!】
浅草駅からの利用で大人5,090円。浅草駅〜鬼怒川温泉駅の普通運賃は往復3,100円、東武ワールドスクウェアの入場料金が大人2,800円(当日券)で、この2つを合わせるだけで元が取れるほどの充実ぶり。乗車券の有効期間が4日間というのも、うれしい点です。

■東武ワールドスクウェアクーポン

  • 発売期間・利用期間:通年 ※4日間有効(入園券・入浴引換券は、有効開始日より6か月間有効)
  • 料金:発駅により異なる
    浅草駅~鐘ヶ淵駅、押上駅など 大人5,090円 小人2,540円
    堀切駅~越谷駅、大宮駅~大和田駅など 大人4,800円 小人2,400円など
  • 発売場所:東武鉄道各駅の駅窓口(押上駅、渡瀬駅など一部の駅、東上線の各駅をのぞく)、浅草駅旅行センター

詳しくは、東武鉄道公式サイトへ 

群馬のお得なきっぷ

ぐんまワンデー世界遺産パス(JR東日本)

世界遺産の旧富岡製糸場

私鉄を含む群馬県内の全路線が乗り放題に

【どんなきっぷ?】
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」を擁する群馬県内の観光めぐりに最適なフリー乗車券。JR全線のほか、上信電鉄、上毛電気鉄道といった群馬県のローカル鉄道の全路線、さらに群馬県内の東武鉄道、わたらせ渓谷鐵道の普通列車(快速を含む)が1日乗り放題となります。ジェイアールバス関東の志賀草津高原線(長野原草津口駅〜草津温泉バスターミナル)も利用でき、関東の名湯・草津温泉へのアクセスも万全です。

【知っておきたいポイント!】
2018年までは7~12月の利用期間でしたが、2019年は4~9月に。料金は、大人2,200円。上信電鉄の高崎駅〜上州富岡駅(富岡製糸場の最寄り駅)間で、往復1,580円かかるので、これに「プラスα」程度の利用で元が取れます。特急券やグリーン券などを別途購入すれば、新幹線や特急列車(東武鉄道を含む)、グリーン車にも乗車できます。

ぐんまワンデー世界遺産パスのフリーエリア図

■ぐんまワンデー世界遺産パス

  • 発売期間:2019年3月22日〜9月30日
  • 利用期間:2019年4月1日〜9月30日 ※発行日当日限り有効 ※わたらせ渓谷鐵道線の「トロッコ列車」は利用不可
  • 料金:大人2,200円 小人1,100円
  • 発売場所:深谷駅や小山駅など、フリーエリア内のJR東日本主要駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザなど

詳しくは、JR東日本高崎支社の公式サイトへ 

 

取材協力:谷崎竜(旅ライター)

古橋 龍一

科学や乗り物などの雑誌、ムック、学習教材を手掛ける編集プロダクション「美和企画」の編集者。学生時代は自転車での貧乏旅行にハマり、その経験を生かしてオトクな旅行術を研究している。

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