機内でもうひとつの旅を楽しむ

海外旅行のお供はスリッパと旅小説がおすすめ

幾野 杏子

ロングフライトの場合、機内食やお酒をいただいたら、後は寝て到着を待つ。とはいえ、狭いシートでは、なかなか休めないことも。そんなときに機内の時間を快適に過ごせる小物があると便利です。

機内便利グッズ
【目次】
  1. 機内で快適に過ごすための意外な小物とは
  2. スマホやタブレット端末で目的地の予習を
  3. ロングフライトは読書タイムにもぴったり
  4. まとめ

機内で快適に過ごすための意外な小物とは

機内は砂漠並みの湿度なので、お肌乾燥防止のためのローションは必ず持ち込みましょう。霧吹きタイプのローションですと、顔に直接吹きかけられるから手間いらず。こまめに肌を潤わせることができてとっても便利です。パックする人だっているくらい。もう、フライト中はスキンケアタイムでもあるのです。そのほかにリップクリームや、ラベンダーやジャスミン、バーヴェナなどのリラックス効果のある香りのハンドクリームも必需ですね。すぐに取り出せるように手荷物の中に入れておきます。

ツアーの場合、大型機を利用したツアーの場合、機体後方や通路と通路の間の「島」にある座席ということが多いと思います。エンジンより後ろ側はやはりうるさいので、耳栓があったほうが快適ですし、アイマスクやネックピローもあるにこしたことはないでしょう。
 

 

パイル地の軽いスリッパがイチバンの便利グッズかも

それよりも重宝するのが、ビーチサンダルやシティホテルなどの部屋に備え付けであるようなパイル地のスリッパです。シートに座ったらすぐに靴を脱いで履き替えてみて! ラクになりますよ。トイレに行ったり、お水やお酒、おつまみなどの調達に行くのにも、ビーサンやスリッパのままで機内を歩き回れます。長時間フライトの場合、エコノミークラス症候群対策としても、効果ありだと思います。それに、海外ホテルの部屋には、部屋履きの備え付けがないところも多いので、旅行中も役に立つこと、間違いなしです。

スマホやタブレット端末で目的地の予習を

「機内ではゆっくり休んで」と思っていても、いざ機上の人となると興奮して眠れないこともあるかと思います。そんな時には、タブレットやスマホで行き先の下調べをしましょう。世界の航空会社50社ほどで機内Wi-Fiが使えるようになってきました。エコノミークラスだと有料のところが多く、通信速度は遅めではありますが、地上と同じように検索ができます。そのとき、現地の祭日などもチェックしておくと、レストランやショップの営業状況を把握できるかと思います。とくにヨーロッパのクリスマス当日には休みのところも少なくないので、土壇場で悲しい思いをしなくてすむかもしれません。

 

いつもは賑やかな市場もクリスマス当日はお休みのことも

 

では、どのサイトで予習したらいいのでしょうか。もちろん、旅ガイドのサイトは外せません。そしてチェックしていただきたいのが、旅のブログです。多くの旅好きのブロガーが、おすすめの場所を紹介しています。例えば行きかたが難しいような場所でも、とても親切に紹介してくれているものもあり、旅立つ前には気がつかなかった観光ポイントも発見できるかもしれません。

筆者が韓国・釜山に行ったとき、朝鮮人参のエキスを探していたのですが、釜山の市場への行き方を紹介しているブログを見つけました。地下鉄の何番出口を上がって、そこを右に曲がって、ふたつ目のブロックの角にある建物が朝鮮人参専門の市場というように、実にわかりやすい案内でしたので、すんなりたどり着けた経験があります。

込み入った釜山の市場でもブロガーの記事のおかげで目的地に着けた

ロングフライトは読書タイムにもぴったり

特にロングフライトの場合、ただ食べて飲んで寝るだけじゃもったいない。そんな方は、読書タイムにしてはいかがでしょうか。

ガイドブック、旅行先を題材にした小説や旅行記などを読めば、気持ちだけは一足先に現地入りして、さらに旅の気分は高揚します。予習にももってこいで、「こんにちは、ありがとう、さようなら」くらいの現地語も話せるようにしておきましょう。
 
 

最新の旅のガイドブックもお忘れなく

「えーっ、おじさんっぽい!」と言われちゃうかもしれませんが、筆者が海外旅行に出かけるとき、司馬遼太郎さんの『街道をゆく』シリーズの“ご当地編”を持っていきます。今から数十年前の旅行記ですが、世界のあちこちを旅されていて、現地の人との交流が率直に表現されています。緻密な取材に基づいて書かれていますので、その国に暮らす人たちの人柄がよく伝わってきます。一通り観光をした後に、司馬さんの足跡をたどってみるのことをもうひとつの旅のテーマにしています。

もちろん、お気に入りの小説も。ヨーロッパに行く時は、池澤夏樹さんの小説がおすすめです。若い頃にギリシアに住んだり、パリに近いフランス・フォンテーヌ・ブロウに移住したりと、さまざまな土地で過ごされた池澤さんの小説はファンタスティックで非日常な気分になれて、大人の旅にはぴったりのお供になるかと思います。

行き先が小説の舞台になっていると、帰りの便でも旅の余韻にひたれるので、そんな本を探してみるのもおすすです。

まとめ

 

帰りの便で旅の本を読めば、楽しかった思い出の余韻にひたれるかも

人気の路線の機内は、シーズンオフでも結構座席が埋まっていて、なかなか休めないという方も少なくないと思います。そんな時は、無理に寝ようと思わず、旅先に思いを馳せて読書をしたり、機内Wi-Fiを利用して新しい情報を入手したりするのもおすすめです。トイレがてら機内の“お散歩”も気分転換になりますよ。

幾野 杏子

いくの・あんずこ  フリーライター 酒と終着駅をこよなく愛する、アラ還ライター。国内海外問わず出掛けた地では、市場と酒場と賭場(馬、自転車、ボート)、そしてその地で一番高い場所に足を伸ばし、地元密着情報を地元民から仕入れるのがモットー。

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