地元人がすすめる海鮮居酒屋

ご当地グルメ|小樽で出会った絶品「生ちらし寿司」

永岡 邦彦

運河沿いのレトロな街並みが独特の雰囲気を醸し出す街、小樽。かつて商都として賑わった面影が、そこかしこに残り、街歩きがとても楽しいところです。外国からの旅行者も多く、一番賑わいを見せる堺町通りを歩くと、さまざまな国の言葉が聞こえてきます。

小樽 聖徳太子の生ちらし寿司
10数種の大きなネタが乗った生ちらし寿司。これで1700円は超お値打ち!
【目次】
  1. 小樽を訪れる目的は
  2. 確かにおいしい小樽の寿司だけど……
  3. これこそ本場の味に出会った!
  4. 聖徳太子の場所は

小樽を訪れる目的は

 

小樽は寿司がおいしいことで世界的に有名だけど、観光地値段が気になると言えば気になる……

外国人が日本を訪れる大きな目的のひとつがグルメ。彼らに日本料理で何が好き?と聞けば10人中8、9人は「SUSHI!」と答えるでしょう。

そう、小樽は寿司がおいしいことで世界的に有名です。小樽周辺には多くの漁港があり、毎日新鮮な魚が水揚げされます。それに加え、近海で取れたウニやホタテ、カニなど、北海道の海の幸が集まる海鮮もの好きには垂涎の土地なのです。

日本人でも小樽といえば「寿司!」と答える人は多いでしょう。それだけでなく、市内にはいくつもの市場があり、そこでの買い物を楽しみにここを訪れる人も少なくありません。私も何度も小樽を訪れていますが、その都度市内の市場で海産物を買っており(宅配で自宅に送れるのでとても便利です)、今では買い物した店から届くDMで注文をして、毎年のように小樽の味を楽しんでいます。

確かにおいしい小樽の寿司だけど……

当然、小樽を訪れたときは必ず寿司屋に足を運んでいました。前述した観光客でにぎわう堺町通りの近くに「小樽寿司屋通り」という場所があります。文字通り寿司屋が何件も軒を連ねているところで、ガイドブックなどにも必ず掲載されているところです。

当然のように初めて小樽を訪れた時は、そこに足を運びました。その後何度か小樽を訪れましたが、寿司屋通りの店は3軒、小樽運河の目の前にある店1軒の寿司屋に行きました。新鮮なネタ、シャリとネタのバランス、北海道ならでは珍しいメニューなど、味は大いに満足できるものでした。

ただ今一つ釈然としなかったのが値段。正直、都内のすし屋(そんなに高級なところには行ったことはないですが)で、食べるのと変わりがないのです。観光地だし、おいしかったからまあいいか、という感覚でした。 

これこそ本場の味に出会った!

 

タクシーの運転手さんに紹介された地元民が行く寿司がおいしい居酒屋「聖徳太子」

地元の人は寿司屋通りに行くのだろうか? 何度目かの小樽訪問の際、乗ったタクシーで「地元の人が行く寿司のおいしい店に行ってください」と頼んでみました。

「じゃあ、聖徳太子がいいね」と運転手さんは即答。

連れていかれたのは、小樽の観光スポットとはちょっと離れた繁華街。花園というエリアで、たくさんの飲食店が軒を連ねる一角にその店はありました。寿司屋ではなく居酒屋です。幸いなことに座敷が空いていてすぐに入ることができましたが、後で聞いてみるとかなり運がよかったようです。

「海鮮居酒屋」の看板通り、魚介のメニューの豊富さはさすが小樽、という感じ。目についたメニューをいくつか注文したのですが、これがどれもうまいうえに、値段もとてもリーズナブル。いやが上にも寿司への期待が高まります。

握りにしようか、ちらしにしようか迷った挙句「特製ちらし」を注文。出てきたちらしは期待に違わず10数種の大きなネタが乗ったもので、「寿司屋通りなら3000円するかも」と思えるくらいの一品。値段は1700円で、味ももちろん申し分のないものでした。この庶民的な居酒屋で、小樽の寿司について、ようやく溜飲が下がる思いをしました。

 

味は高級店、値段は庶民的な居酒屋そのもの

聖徳太子の場所は

 

「聖徳太子」がある花園は小樽運河から徒歩15~20分のところにある

小樽の観光スポットは、小樽運河周辺ですが、聖徳太子がある花園は、そこから歩いて15~20分ほど。運河周辺から行くと、坂を上っていくことになります。小樽駅からも15分ほど。駅を背に国道5号線を右に曲がり、そのまま函館本線の線路の下をくぐり、2つ目の信号のひとつ先の角を左折してすぐ。

 

《店舗データ》
聖徳太子 飛鳥店 

※小樽市花園3-9-1にも店舗あり
住所:小樽市花園1-12-21
電話:(0134)31-4224
営業時間:11:30~23:00 (11:30~14:00はランチメニュー)
定休日:不定休
 

永岡 邦彦

ながおか・くにひこ 旅行専門編集プロダクション「ポストイット」代表。旅行ガイドブックや旅行雑誌などを中心に執筆・制作活動を続けている。国内外に関わらず、知らない街を歩くことが無上の楽しみ。人込みは好きではないが、駅や空港、港など、旅が始まる場所のなんとも言えない雰囲気には惹かれる。

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