素朴な疑問空はなぜ青いの?

公開日:2018/11/04

空はなぜ青いの?

 

最近天気がすごくよくって、シーツからマットまで何度も洗濯機を回して干しています。高くて青い空には雲が散らばって、なんだか幻想的な雰囲気。思わずぼーっと雲が流れて行くのを見入っていたのです。(いつものこと?) そしたら、子供の頃にギモンに思っていた「空はなぜ青い?」ということを思い出したんです。 昼間は空が青いのに、なぜ夕方になると空が赤くなるのか……。同じ空と太陽なのに、なぜ時間によって空の色が変わるの? いまさらながら、長年のギモンについて、調べてみました!

 

太陽の光は白に近い「白色光(はくしょくこう)」という虹色だということ。赤橙黄緑青藍紫という虹の7色が混ざり合ったものなんだそうです。(プリズムの実験を思い出したわ!)

 

「波長の短い青の光(赤よりも青の方が波長は短い)は、それだけ細かいチリにぶつかる確率が高いので、あちらこちらに光が散らばりやすいということになります。空が青く見えるのは、波長の短い青い光が空いっぱいに散らばっているからです」(富士通研究所)

 

空が青く見えるのは、青の光は波長が短く、太陽から大気圏(空気の層)に入る時に、細かいチリ(大気を構成する酸素や窒素の分子)にぶつかって反射して青が強くなるからなのね。ちなみに他の色は波長が長い(緩やかな波形で飛んでくるからチリにぶつかりにくいので)散らばることが少なく、太陽の光として白に近い色=光として目(脳)が認識するのだそうです。

 

ワタシは海の色が空に反射して青に見えているのかと思っていました。(思い込みはこわいわ)逆よね、空の色を反射して……。

 

では、夕焼けがなぜ赤いのかというと、やはり太陽光の空気層を通る距離に関係があるそうです。太陽が傾くので日中に比べて、光は空気の層を長く通り抜けなくてはなりません。そうすると、日中(特に太陽が真上にある時)は細かいチリの間をすり抜けてきた波長の長い赤い光も、今度は細かいチリにぶつかり散らばり始めます。青い光は波長が短いので遠くまで光は届かないので、赤い光だけが散らばって目に映るので、夕焼けの空が赤く見えるということだそうです。

 

さわやかな青空も、ロマンティックな夕焼けにもこんな自然の現象によって、目に映っていたのね。明日もいい天気になりますように!

 

 

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参考:富士通研究所

 

早起きした時の朝焼けも好き
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イラスト:飛田冬子 

 


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