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- 80代で「ポケモンGO」デビューしちゃいました
80代に入ってからも趣味・仕事に奔走する日々。スマホやタブレットを生活に取り入れたデジタルシニアな中井さんが様々なデジタルツールに挑戦します。今回は今シニア層で流行しているポケモンGOに挑戦します!
初挑戦シリーズ始めます!
ハルメクWEBに原稿を書くようになってから、さらにパソコンやスマートフォンでいろいろとやりたくなりました。そんな折にハルメクの担当さんから、いろいろなデジタルの新しいサービスに挑戦していく体験レポートをやってみませんか? という提案をいただきました。
新しいことが大好きな私はすぐにOKして、この「デジタルシニアの初挑戦シリーズ」をスタートすることになりました。「80代でもできる!」ことを証明するため、これからいろいろなデジタルにまつわるサービスにチャレンジしていきますので、どうぞお楽しみに。
というわけで、第1弾として2019年1月21日に東京・井の頭公園で「ポケモンGO」に挑戦してきました。
「ポケモンGO」というのはスマートフォン向けのアプリで、自分が場所を移動すると現れるポケモンというキャラクターを集めていくゲームです。散歩をしながらゲームができるので、運動不足を解消しやすいことから今人気のゲームなんだそうです。
まずはベンチに座ってアプリをインストールしましたが、ユーザーIDの登録がなかなかOKにならず、いかに多くの人がやっているかを知りました。ユーザーIDは他の人と同じ名前を使用することができないため、世界のどこかに同じ名前の人がいたらその名前が使えなくなってしまうのです。
名前に数字や記号を組み合わせると登録しやすくなる、というアドバイスをいただきながら、何度目かの挑戦でようやくユーザーIDを登録することができました。
次はトレーナーと呼ばれるキャラクター(画面上で私の代わりになる人)の性別、服装、帽子などを選んで女性に設定。これはいつでも変更可能だそうで適当に。最後にニックネームを決めたら早速ポケモンを捕まえにゴー。
ポケモンGO開始!
素晴らしい晴天で池面にはさざ波がきらきら。心配していた風もなく気持ちのよいことこの上なし。
歩き出すと画面の私(トレーナー)も歩き出し、フィールドにポケモンが現れます。一番近いポケモンをタップすると捕獲開始です。
モンスターボール(手元に現れる赤と白のボール)をポケモンに投げ、当たるとポケモンがボールに吸い込まれていきます。しばらく見ていると「やったー!」と表示され捕獲(ゲット)成功となりました。
捕まえたポケモンは図鑑に納まります。図鑑はポケモンの種類が数百? 納まるようになっていて特徴や強さなどがわかるようです。同じポケモンを何匹捕まえても同じ場所に納まるので、違う種類のポケモン、強いポケモンを捕らえるのがよいことがわかりました。
始めて2分後、ポケモンのドンメル、ヤジロン、キャモメ、ホエルコを次々と捕まえ「上手!」と褒められていい気分!
すぐにレベル3になり、メダルをゲットできました。
メダルというのはなにか目標を達成したときにもらえる記念品のようなもので、こちらも図鑑のような画面に貯まっていきます。
レベルが上がると、ポケモンも強くなってきて捕まえにくくなりました。
動き回ったり、飛び上がったりしてボールが当たらなかったり、強いものはボールを叩き落としてしまうポケモンまでいました。
しかし、難しくなればなるほど俄然捕まえてやろうと思うもので、さらにマクノシタ、ドンメル、またマクノシタ、スバメ、ヘイガニ、ポワルン、キバニア、アノプスと17匹も連続で捕まえられました。
こうなるとボールを投げる頻度も多くなってきて、どんどんボールが減っていってしまいます。
そんなときはポケストップでモンスターボールを補充します。
画面を見ていると、ポケットモンスターのほかにポケストップというボールなどの道具をゲットできる丸いアイコンが現れます。世界中の由緒ある場所や看板、碑や像などがポケストップになっていて、少なくなったボールを補充したりできます。丸い地下鉄表示の様な形のアイコンをタップするとその場所の名称が左上に表示され、真ん中の大きな輪の中に、その場所の写真が現れます。
遠くにあるポケストップだと歩いてその近くまで行かなければなりませんが、近い場所にあればそのマークをすばやく横にフリックすることで、マークがくるくる回ってモンスターボールがいくつか現われます。それをゲットして投げるボールが増やせる仕組みです。
他にもなにやらアイテムが手に入ったようですが、使い道が良くわからないものだったのと、いただいたガイドブックでは序盤は使わないので捨ててOKと書いてあったので、使わないものは捨ててしまいました。
ここで「ポケストップを5個回すが達成できました」とお知らせがきました。
これは「リワード」というもので、条件を達成するとご褒美がもらえるんだそうです。
ひょうたん池にかかる橋を渡る頃には、レベル5まで上がり面白くなってきました。
ここでたまごを「ふかそうち」に入れました。「ふかそうち」は文字通り卵を孵化させるための道具で、卵を「ふかそうち」に入れたまま歩く距離が増えると、新しいポケモンが生まれるそうで、これも楽しみの一つのようです。
歩く距離が長いほど珍しいポケモンが生まれるそうで、楽しみにしていましたけれど、この日は距離が足りずに生まれるところまではいきませんでした。後日自宅近くの公園で遊んでいるときに生まれたので、そのときはとてもうれしく感じました。
ウォーキングをする人、散歩するご夫婦、ベビーカーを引くママ、お天気が良いのでたくさんの人とすれ違います。ボート乗り場の近くでまたメダルをゲットしました。
もうしばらく進むと井草八幡宮が見えて来ました。この頃になるとだいぶ慣れてAR画面にしたり、ポケモンを自分の掌に乗せて写真を撮ることなども教えていただきました。
ポケモンGO体験を通しての感想
当日は夢中になってポケモンを捕まえて、数えてみれば53匹も捕まえることができたので、かなり満足がいきました。終わったときにはレベル7になり、なんと1.6㎞も歩いていました。
マクノシタがとても多く獲れましたが、聞くところによると「ポケモンの巣」と呼ばれる同じポケモンが出やすい場所があるそうで、井の頭公園はマクノシタの巣だったんじゃないかと思っています。
バーチャル画面にしたり、自分の手の上にポケモンを乗せて写真に収めたのもいい思い出です。時々眺めています。
ものすごく奥が深いゲームで、更に挑戦していくと、とめどもなく先がありそうで面白いだろうなと思いました。寒いからと炬燵にかじりついていないでこれを機会にウォーキングを始めようかな。健康によい、老化防止になると実感しました。
つい先日も自宅近くの公園に行ってきました。ポケモンGOをやるぞー! と意識して出かけました。面白くて熱中してしまい、2時間も歩いてレベルも8に上がりました。
ポケモンGOは健康によいこと、社会とのつながりを持てるなどメリットが大きいことはわかりましたが、まだまだ知らないこともたくさんあります。
「メダル」「アメ」「ほしのすな」が貰えるとか、「ボール」にもいくつか種類があるとか、トレーナーのレベルアップとか、道具を捨てるとか、わからないこと、もっと知りたいことがたくさんあります。ポケモンGOを続けていくうちに自然に覚えられるものと期待しています。
そもそもこれまで「ポケモン」自体に触れたことがありませんでしたが、興味が湧いてきて、キャラクターのネーミングが面白いなぁ、と思ったりどんな人がこんなにたくさんの種類のこんなにたくさんの種類のポケモンを考えているのだろう、と考えたりしています。
夫は出不精なので自分ではポケモンGOをやっていないのですが、興味はあるようなのでよく私がゲットしたポケモンを見せてあげています。
運動するとモチベーションも高くなるので、これからも楽しくポケモンGOを続けながら、どんどん新しいことに挑戦していきたいと思います。
次回は「メルカリ」デビューしちゃいます。
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