泳げなかった私が病みつきに

憧れのバタフライのレッスンに参加しました

公開日:2019.01.12

更新日:2018.12.21

50代で始めた水泳にのめり込むようになって、今ではクロール、平泳ぎ、バタフライも習得。泳げなかった自分が水泳を始めた時のエピソードや上達していくまでの様子を振り返ります。バタフライのかっこよさに憧れて始めた水泳。実際に泳ぐとなると!?

無理を承知でやってみたい!

両手を水面に出して、飛ぶように泳いでいくバタフライはカッコよくて、水泳を始めようと思ったきっかけです。しかし、難しいのでなかなか初めからというわけにはいかず、ほかの泳法をマスターしてからと思っていました。しかし、やはりやってみたくて、無理を承知で初級のレッスンに参加してみました。

 

まずはドルフィンキックやうねりの習得から

先生の話によるとバタフライは平泳ぎから生まれたものだということです。まったく違うような動きですが、両手を同時に水面に入れて泳ぐのは確かに同じです。そして、バタフライの特徴であるドルフィンキックを世界で初めて考案したのは日本人なんだとか。

イルカのような動きをするので、ドルフィンキックと名付けられたキックですが、身体を上下にうねらせることにより波を作り出し、推進力となって進んでいくのがポイントです。

言葉でいうのは簡単ですが、これが難しいのです。先生は腰をうまく動かすのがポイントだと教えてくれました。どうしてもキックというと足を動かすイメージですが、そうではなくて、まず腰が動いてそのうねりが膝や足にまで伝わっていくイメージで動かしなさいとのことでした。足から無駄な力を抜き、両足をそろえて左右の足を同時に柔らかくムチがしなるようになるのが理想なのだそう。

でも、やってみると、足に力が入り、バシャバシャ水しぶきが上がってしまいます。いいキックではないと言われました。足を必要以上に曲げているからだとも言われました。足をまっすぐに、という気持ちでも自然に曲がってくるものなので、無理やりに足を曲げすぎないのがいいとのことでした。

ドルフィンキックは日本人が考案。
ドルフィンキックは日本人が考案。

バタフライのキックは2つある

バタフライは、1回手を回す間に2回キックをうちます。

初めのキックは、水の中にもぐるキックで、次のキックは水面に浮くためのキックです。潜るキックはまあなんとかできるのですが、上がってくるキックを入れる時のタイミングがあいません。それで、どうしても無理に水を打ってしまって、水しぶきが出てしまいます。先生は、「いいキックはシュッという音がするのに、ほとんどの人はバシャという音しかしませんね。水をたたいているだけではバタフライは進みませんよ」と厳しい。

バタフライはタイミングがとても重要だということがわかりました。やはり一筋縄ではいかない泳法です。何回も練習し自分のタイミングを見つけることが重要だと思いました。

手のストローク

まず、水に立ったままストロークの練習をしました。両手を前に出し(この時にうねりが入って身体が前の方に伸びている)手を小さい円を描くようにして水をつかみ胸のあたりで集めてそこから一気に後ろに押して(この辺はクロールと同じ)腰のあたりで、手を水面にあげて前方に送る、というのが基本だそうです。

力のある男性は、クロールのように腰の後ろまで押し切ることができるのだそうですが、女性は無理なので、腰の横から手を出すのがお勧めだと言われました。

ここで重要になってくるのが、先ほど練習した腰の動きなんだそう。腰がうまく使えていれば、肩まで水面から出て腕が楽に動かせるということでした。このとき、手のひらを内側にして小指から水の上に出すと抵抗を受けないということでした。

初級なので両手はやらず、片腕(片方の手はまっすぐ前に伸ばす)で足とのタイミングを合わせてみました。タイミングが合わず苦戦。しかし、何回もやっているうちだんだんとあってきているような気がしてきました。練習すればいずれはタイミングがあってくるという希望的観測で30分のレッスンは終了しました。

見た目はかっこいいですが、やはり難しい泳法です。ただ、チャレンジして豪快に水面を飛んでみたいと思いました。

バラフライのうねりやキックを練習するのに、フィン(足ひれ)を使ってみると、感覚がつかめるようになりますよ、とアドバイスがありました。ので、次はフィンをつかった教室に参加してみることにしました。

 

ひよっこ

水泳をするかたわら、陸上でストレッチやピラティスなどをやっています。色々レッスンを受け、顔なじみの人と友達になることができました。近くのフードコートで、ジムの話はもちろん、旅行や今日のおかず作りの話をすることが楽しみになっています。

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