あことんのドライブ旅行の一端をお届け

レンタカーで山口・美祢市へぶらり旅

公開日:2019.01.04

更新日:2019.01.04

思い立ったらすぐ行けるところが魅力のドライブ旅行。快適に楽しめるコツから、訪れた国内の観光スポット、グルメ、ショッピングなどをご紹介。今回は山口市の湯田温泉、美祢市の秋吉台や、神秘的で人気の別府弁天池へ。最後は長登銅山跡で締めくくりです。

湯田温泉でまったり

広島に所用で出かけたついでに、山口まで足を延ばしました。広島から新山口まで新幹線に乗り、ローカル線に乗り換えて有名な湯田温泉へ。

湯田温泉は「白狐が見つけた美白の湯」といわれるアルカリ性単純温泉で、豊富な湯量と高い温度が特徴。歴史ある温泉で存分に温泉に浸かり、名物の瓦そばを食べて、一日目はゆっくりしました。

レンタカーで秋吉台へ

二日目は、新山口駅でレンタカーを借りて秋吉台へドライブ。雄大な景観を作っている石灰岩は、およそ3億5千万年前に南方の海でサンゴ礁として誕生し、それから長い年月を経て、現在のようなカルスト台地を形成。大自然が造りだした神秘的な光景を見ながらのドライブは最高のひとときでした。とはいえ、まだ暑さの残る時期でしたので、冷気を求めて次に「秋芳洞」の洞窟へと向かいました。

「秋芳洞」がある「秋吉台国定公園」
「秋芳洞」がある「秋吉台国定公園」

言わずと知れた特別天然記念物の「秋芳洞」は、日本屈指の大鍾乳洞で、洞内の観光コースは約1㎞、高低差は約40ⅿほどあり、一年中17℃と快適な洞内は天国にように感じました。なかでも名所の「百枚皿」はすごく神秘的でスケールの大きさに圧倒されます。自然の芸術ともいえる奇岩や鍾乳石は一見の価値あり!

 

名所の「百枚皿」
名所の「百枚皿」

 

噂のインスタ映えスポット・別府弁天池

続いて、噂になっているという青の美しい池「別府弁天池」を訪ねました。近年の人気スポットというだけのことはあり、かなり田舎の方にあるものの、多くの観光客で賑わっていました。

環境庁によって『日本名水百選』に選定されたコバルトブルーの湧き水……おぉ~美しい! その神秘的な美しさに見入ってしまいました。カルシウム分を含んだ透明度の高い水が湧き出ており、その水が太陽光に照らされて、青色の光だけが反射することで、このようなブルーに見えるそうです。湧き水を飲むことも持ち帰ることもできます。 

「別府弁天池」
「別府弁天池」

 

美しさのナゾが解説されています。
美しさのナゾが解説されています。

 

ハルメク読者で山口にお里がある方のお話では、この水を持ち帰りコーヒーを淹れるととても美味しいそうです。コーヒーインストラクターの私としては羨ましい限りです。

長登銅山跡

ドライブ最後の目的地は、日本最古の国営銅山「長登銅山跡」でした。

「長登銅山跡」へ。
「長登銅山跡」へ。

 

こちらは、鉱物好きの夫の希望で訪れましたが、さみしいことに観光客は私たち以外に大学生一人でした。奈良の大仏のふるさとということで、奈良時代の銅製錬炉が検出されたり、平安時代は日本の銅生産技術の最先端を担った場所だそうです。 

長登銅山のキャラクター「こぶっちゃん」!
長登銅山のキャラクター「こぶっちゃん」!

 

駆け足のドライブ旅でしたが、自然の雄大な景観を眺めていると、日常の些細なできごとが小さなことに思え、また明日から頑張ろうという元気な気持ちになれました。これこそが旅の楽しさですね。

次回は、香川県小豆島の紅葉の旅をお届けしたいと思います。

 

あことん

コーヒーインストラクター2級を取得。地域の施設を訪問して「おいしいコーヒーの淹れ方講習」のボランティア活動をしています。地元で毎月第一日曜の朝市にもボランティアで参加。「晴れの国・岡山」をこよなく愛する自称『観光大使』ですが、他府県の魅力を探るべく時間があればドライブ旅行を楽しむ『移動大使』です。

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