あことんのドライブ旅行の一端をお届け

広島で楽しむ「パリと地中海」!? ドライブ旅

公開日:2018.10.05

更新日:2018.10.09

思い立ったらすぐ行けるところが魅力のドライブ旅行。快適に楽しめるコツから、訪れた国内の観光スポット、グルメ、ショッピングなどをご紹介。今回は岡山から広島へ、広島県立美術館で「パリジェンヌ展」を堪能。そして「しまなみ海道」へ。

大理石の空間が広がる耕三寺「未来心の丘」
大理石の空間が広がる耕三寺「未来心の丘」。

福山名物のバラで目の疲れもすっきり

今回は岡山インターから広島まで、高速で片道約2時間半のプチドライブ旅のご紹介です。

岡山インターから山陽自動車道にのり、トイレ休憩として、ちょうどよい場所が福山インター。薔薇の町として有名な福山では、高速道路サービスエリア内に薔薇にちなんだお土産がそろっており、薔薇好きな女性に人気があります。サービスエリアに併設されているばら園では、「薔薇まつり」が開催中。曇り空の中を運転してちょっぴり疲れた眼でしたが、きれいな薔薇に癒されてすっきり! 一路、広島へ向かいます。

薔薇まつり
薔薇まつり。

目的の一つ、パリジェンヌ展へ

今回のドライブ旅の目的の一つは、広島県立美術館で開催中の「パリジェンヌ展」を観ることでした。岡山では、なかなか大きな美術展の巡回にめぐりあえないこともあり、広島にやってくる回数が増えます。ボストン美術館には行けなくても、広島ならば……という感じでしょうか。絵画などは、やはり実物をこの目でみたいと思います。

「パリジェンヌ展」では、時代を映す女性たちのくびれのきいた綺麗なドレス、イヴ・サンローランやマリリンモンローのドレスが印象的でした。ちなみに、この日、私が着ているブルーレースのチュニックとパンツは、2017年の「ハルメク おしゃれ」で購入した服です。ウエストのくびれが無くても楽に服が着られる現代で良かったと思います(笑)。

ボストン美術館所蔵の作品が観られる「パリジェンヌ展」
ボストン美術館所蔵の作品が観られる「パリジェンヌ展」。

平山郁夫も描いたしまなみ海道をドライブ

四国愛媛県・今治と広島県・尾道を結ぶ全長約70㎞の「瀬戸内しまなみ海道」は、サイクリングでも楽しめるため、今や外国人にも大変な人気です。

今回は、広島側から因島(いんのしま)を通り、生口島(いくちじま)~大三島(おおみしま)~伯方島(はかたじま)まで。尾道市瀬戸田にある「平山郁夫美術館」と「耕三寺(こうさんじ)」に訪れるためです。

言わずと知れた日本画の巨匠・平山郁夫の生まれ育った地である瀬戸田。その地で、今、自分が通ってきたばかりのしまなみ海道の絵を観る……。

さらに美術館内のカフェで、彼が平和への祈りを青に込めた「青」のドリンクを飲む……「ピースフル ブルー ジンジャー」深い青に感動です!

「平山郁夫美術館」にて
「平山郁夫美術館」にて。

 

『天かける白い橋瀬戸内しまなみ海道』(2000年)
『天かける白い橋瀬戸内しまなみ海道』(2000年)

 

ピースフル ブルー ジンジャー
ピースフル ブルー ジンジャー。

ここはイタリア? 不思議な大理石の空間

「平山郁夫美術館」から徒歩で数分のところにある「耕三寺」は、実業家の耕三寺耕三(こうさんじ こうぞう)がお母様の菩提寺として建立したお寺です。広大な敷地に重要文化財が公開されている博物館やミュージアムもさることながら、「未来心の丘」と呼ばれている白い大理石の庭園が圧巻です!

5,000平方メートルの大理石のすべてはイタリアで採掘し、コンテナ船で運んできたものというから驚きです。丘にそびえ立つ様々なモニュメントにはタイトルがついており、その意味は理解できない私でも、大理石の空間に身を置き、瀬戸内海のそよ風を感じる心地良さに、異次元の感覚を覚えた不思議な時間です。

「耕三寺」にて
「耕三寺」にて。

 

「未来心の丘」の『光明の塔』の前で
「未来心の丘」の光明の塔の前で。

 

生口島の隣りは、塩で有名な「伯方の塩」大三島工場がある大三島(おおみしま)です。こちらに寄り道し、お気に入りの「藻塩」を買って帰路についた、今回の日帰りドライブ旅行です。

次は岡山県内の蒜山高原(西の軽井沢と呼ばれています)へ行ってきたお話です。

 

あことん

コーヒーインストラクター2級を取得。地域の施設を訪問して「おいしいコーヒーの淹れ方講習」のボランティア活動をしています。地元で毎月第一日曜の朝市にもボランティアで参加。「晴れの国・岡山」をこよなく愛する自称『観光大使』ですが、他府県の魅力を探るべく時間があればドライブ旅行を楽しむ『移動大使』です。

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