ご近所との人間関係

これからは、持続可能で有意義な生活を その2

harumati
2019/07/11 25

C型肝炎、脳出血など病を経たからこそ見えてきた新たな生き方について書いていただいているharumatiさん。これまでの人生を振り返る中で減らしたいと思うものがある一方、増やしていきたいと思っているのが、ご近所での人間関係なのだそうです。

初夏の風に揺れる楓
5月12日 庭の楓が青々と茂り、初夏の風に爽やかにそよぐ
【目次】
  1. 季節の移ろいを感じながら思うこと
  2. 数少ない仲良しご近所さんとの別れ
  3. Sustainable and meaningful living教訓その②

季節の移ろいを感じながら思うこと

つい先日まで、サンルームのロッキングチェアに座り、前庭の楓の葉が5月の爽やかな風に揺れるのを眺めては、「ああいい季節だなあ」と元気をもらっていたのに、ある日、外に出てみると、そこに広がっていたのは、思いがけない夏空。

6月に広がる夏空
6月3日 突然の夏空

今年は梅雨がないのかしらと、6月初旬の夏日にいささか参っていたら、ちゃんとやってきました梅雨の季節。

前回は「使わなくなったものは、ゴミにせず、有意義に処分する」と、物を減らすことで持続可能になる「自分で片付けができる生活」について書きました。身の回りのものが減り、すっきり片付くと、「あれが見つからない」「確か、ここに片付けておいたはずだけど」などと探し回る時間が減り、行動の自由度が上がります。

けれども、減らしたらいいと思えるものがある一方で、逆にこれから増やしていきたいこともあります。

それは、ご近所での人間関係。

新興住宅だったこの地に越してきて30数年。自治会の結成に積極的に関わり、夏祭りをしたり、全戸総出で年に1度の溝掃除をしたりで、顔見知りの方は多く、何かあれば互いに助け合える関係ができてはいたものの、フルタイムで働きながらの子育て中は、家と職場との往復の毎日。ご近所付き合いらしいものとはほとんど無縁で過ごしてきました。

数少ない仲良しご近所さんとの別れ

そんな中でも、同じようにフルタイムで働きながら子育てをしていた、同世代の家族と親しくお付き合いをしていました。ところが6年前、そのご家族が、彼女の退職を機に、彼女の実家である長野県の松本に、引っ越してしまったのです。

家族ぐるみのお付き合いをしていたもう一組のご家族とともに、我が家で、涙ながらのフェアウェルパーティをしました。

「田舎に帰ってきたから、これ持ってきたよ」と、野菜やリンゴを届けてもらった思い出。

「山の中でエンストして車が動かなくなったから助けて」と、真夜中に迎えに来てもらった思い出。

「夕飯作ろうと思ったら、お醤油が切れていたから少し分けて」と来てくれた思い出。

そんなお付き合いは、地方都市の住宅街で育った私にとっては、憧れであり心地よいものでした。

そんな関係が、彼女の引っ越しとともに終わり、ご近所での親しいお付き合いはなくなってしまっていました。

Sustainable and meaningful living教訓その②

ご近所での人間関係を広め、深めるべし―

私の場合、旧友や昔の同僚が住んでいるのは、近くても車で30分以上の所。兄姉は、新幹線でも2時間以上。娘たちにいたっては、飛行機を乗り継いで20時間以上のアメリカ東部。年とともに会い難くなっていくのではないでしょうか。

いつでも会える友達が欲しい。それが、ひょんなことから実現しました。5月中旬。ご近所の1世代若い(今は、5年1世代?)方が、「今日、バーベキューをするので、ご一緒にいかがですか」と、声をかけてくださったのです。

4年前から夫がゴルフを始め、ごく最近になって、月に一度、ご一緒にコースに出るようになったご夫妻と、隣に住むその方の親友ご夫妻です。

我が家からは、不自由な私の脚でも歩いて5分。お言葉に甘えて、息子と3人で寄せていただき、夕方6時から夜中10時過ぎまで、大いにしゃべり、大いに飲み(残念ながら私はアルコール禁止)、大いに食べたのでした。

ご近所さんお手製の梅酒
バーベキューのとき出していただいたお手製の年代物の梅酒。息子があまりにもおいしい美味しいと飲むので、お土産に頂いて帰った。

こんなことができるのもご近所ならでは。車なしでは、どこへ出掛けるのも無理という所に住んでいる我が家は、食事に出掛けることがあっても、いつだって、夫か息子がお酒を飲むのを我慢しなければなりません。私自身も夜のお出掛けは不安で、脳出血後は、夜のお出掛けはめっきり少なくなっていました。

バーベキューが終わって帰宅すると、早速ゴルフの先輩の彼からメールが届きました。「今日は楽しい時間をありがとうございました。もっともっと早く、こんな機会を持てばよかったですよね」

春先にはこんなメールのやり取りもしていました。

「日に日にあたたかくなるこの頃。草や木や花の復活。生命の不思議さたくましさを感じますよね。人間にもそんなたくましい力があるはずですよね。貴女の投稿を読んでいると、その力を確信できます。~中略~ご主人をゴルフに誘い出して、すいませんが楽しくやらせてもらっています。これからもよろしくお願いします」

「ゴルフに誘ってもらっているお蔭で、私一人で過ごす日ができ、それが自信となり、自立へと一歩踏み出せました。感謝しています」

次回は、「持続可能で有意義な生活を その3」。持続可能で有意義な生活にとって大切なことを、もっともっと見つけて書いていきたいと思います。

harumati

京都府 /69歳
京都府 /69歳

定年退職・年金生活者。45歳~66歳までC型肝炎と共生。2016年奇蹟とも思える完治から1か月もせず、今度は脳出血に襲われました。1年半の闘病、リハビリ生活後、2018年、旅行・ボランティア・夏休みの娘母子とのプチ同居を3本柱にした、悠々自適のリタイア生活を取り戻すべく仕切り直して再出発しました。

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