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- チークを味方にすれば、見た目印象マイナス5歳に!
口紅やアイシャドウに比べ、必要度が低いと思われがちなチークですが、そのメイク効果は絶大! 50代からこそ、チークメイクがうまくできれば確実に美人度はアップします。今一度チークを見直し、華やかさや若々しさをメイクでも演出してみましょう。
若々しく見せるにはチークが必須
突然ですが、みなさんはチークを使っていますか? 私がハルメク世代を見渡してみたところ、チークが主張しすぎるほどしっかり入っている人と、まったく入れていない人が大半。
残念ながら“ほどよく”仕上がっている人にはあまりお目にかかれませんでした。チークには、血色を与えることで肌の透明感を引き出したり、骨格を際立たせて小顔に見せたり、引き上げてのせることで見た目をリフトアップし、若々しく見せるなどのメイク効果が期待できます。
これを聞いたらやらない手はないのですが、現実は上手に使いこなせている人はそれほど多くないようです。その理由は、単純にチークが難しいから。色は? 入れる位置は? 濃さは? など、疑問に思うことがたくさんあります。
さらに、ハルメク世代は、ちょうどチークを入れる位置にはシミや肝斑がありがち。これらの上にチークを重ねると「シミが濃く見えてしまった」という経験をし、チークをしなくなってしまった人もいるかもしれませんね。
大人の肌にはゴールドパール入りを
難しいとはいえ、そのメリットを考えたらやはりマスターしたいチークテクニック。そこで、ハルメク世代におすすめのチークを考えてみました。
まずは色選び。
ひと昔前であれば、肌色がくすんできたら明るいピンク系、がお約束でしたが、これが“主張しすぎるチーク”の原因に。ピンクはもともと白っぽい肌と相性がよく、若くてハリのある肌だと、それこそ“ぽっと上気したような”肌になれます。しかし、年齢を重ねると肌の色の黄色味が強くなるため、ピンクそのものが浮いてきてしまいます。
そこでハルメク世代におすすめなのはゴールドパールが入ったローズ系。
一見くすんで見えるかもしれませんが、ゴールドパールが入ることで肌とのなじみがよくなるうえ、頬骨の高い位置に光を集めてリフトアップ効果も狙えます。しかも、光で影を飛ばせるのでシミの色が沈むことがありません。
目線が上にくると若々しい印象に
続いてチークを入れる位置。ニコッと笑ったときに盛り上がったところを起点とし、こめかみに向かってまがたま状に入れる、が基本です。しかし、肌のハリが年々失われ、顔が下垂気味になるハルメク世代は、このセオリーのまま入れると、真顔になったときに頬の起点が下がり、顔の印象をリフトダウンさせてしまいます。
ハルメク世代は、ニコッと笑ったときの盛り上がりよりやや上めを起点に、こめかみに向かって入れてください。
また、このときのチーク濃さですが、顔から1mほど離れた鏡で見たときに、ほんのり赤みを感じられる程度が理想です。特にハルメク世代は、肌が薄くなって赤みが出やすくなる人もいます。実は私もこのタイプ。夏の暑さで肌が上気することを計算に入れずにチークを入れたら想像以上に頬が赤く、外出先の鏡を見て驚いた経験があります。
見た目で色がつかないとメイクをした気にならないかもしれませんが、肌に赤みが出やすい人は、自分が思っているよりも控えめにするとちょうどよくなりますよ。
チークのひと刷けで美人印象に
基本が分かったからと言ってすぐにできるようにはなりませんが、毎日行うことで必ず自分にぴったりの色、位置、濃さがわかるようになります。しかし、ここで止まってはいけません。肌、そして顔は日々日々変わっていきますから、それに合わせて微調整をすることを忘れないで。
若い世代であれば、チークの流行もありますが、大人は流行の入れ方より、いかに肌、そして自分を美しく見せてくれるかが大切です。
室内の光、室外の光でもその印象は大きく変わりますから、こまめに鏡をチェックしたり、自分が映った写真などを確認し、美人に見えるチークを見つけてくださいね。
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