恥ずかしい?けど、快適。大事な部分の毛を断捨離

”介護”ではなく、自分のために!VIOの脱毛体験記

公開日:2019.01.17

更新日:2022.09.09

美容ジャーナリストの木更容子さんが、50代からの女性向けの美容スポットをおすすめする「お出かけしたら、あらキレイ。突撃美容体験レポート」第4弾。今回は「脱毛クリニック」。今更と言わず、この快適さを味わってほしいと熱く語ります。

50代もまだ間に合う、VIO脱毛

中高年のVIO脱毛

「VIO脱毛」。ご存じですか? 耳にしたことがあるだけでも、かなりの通です。「V」は大切な部分の三角地帯のこと。「I」はその三角地帯から裏面に続く細い通路の部分。「O」は後ろの大きな丸い出口のこと。早い話が「陰毛」のこと。それを、見た目通りの「V」「I」「O」と呼んでいるのです。なんだか笑っちゃいますよね。今この毛をかなり減らす「VIO脱毛」が流行中です。しかも、アラフィフに!

ワキ毛やスネ毛は真っ先にレーザー脱毛した人も、大事な部分を脱毛する発想はなかったですよね。若い人には数年前からブームになっていましたが、ここにきて、大人の女性にもシニア層に思いっきり飛び火。かくいうワタクシも1年かけてコツコツやってみました!!!

一部では、「介護脱毛」(つまり、将来お世話されることになったときにのため……)なんて言われているようですけれど。いいえ! 自分のためです。本当に気持ちがいいんですよ!! もはや誰かに見せる機会もなくなった毛、だからこそ純粋に自分のためでいいんです。

毛がないってこんなに、スッキリするものなんだ! もはや、これは断捨離ですよ。こんなことならもっと早くやればよかったぁ! もちろん、すべての毛がないわけではないです。そこまでやる必要はないです。まったくないと大切なものが露わになって、逆に温泉とかで人目が気になります。

どうやって、脱毛するの? 毛を減らすまでの道のり

脱毛のイメージ
わき毛の脱毛のイメージ

ただし、毛を減らすまでの道のりは、なかなか困難に満ちています。まず、クリニックで、大事な部分をさらけ出し、レーザーを当ててもらわなければなりません。そのために毛を自分で剃っていかねばなりません。それでも、剃り残しはあるので、看護婦さんに剃ってもらいます。

この時点ですでに軽く介護体験です。レーザーも敏感な部分だけに痛いです。塗る麻酔や、冷やすなど、対策はあるのですが、かなり痛いです。個人的には「丁寧」よりも「手早く」やってくれるほうがありがたかった。まぁ、痛みの感じ方は人それぞれですが……。

ちなみに、ここでいう”毛を減らす”「脱毛」とは、脱毛に適したレーザーを肌に当てることで、毛を育成する細胞を破壊し、二度と毛を作らせないようにすることです。この脱毛は、医師が主宰するクリニックでしかできないもので、施術は医師か看護師の医療従事者にしか許されていません。

良い脱毛クリニックの見つけ方

脱毛クリニックの見つけかた

では、どんなクリニックでやるのがよいかというと、「脱毛に実績のあるクリニック」一択です。エステやホームケアもあるのでは? と思われる方もいらっしゃると思いますが、レーザーの機械は医療機関とエステやホームケアとでは、威力が全然違います。もちろん、エステやホームケアで、お金をかけずに時間をかけるという選択もありますので、そこは個人の自由です。

さらに、個人的なアドバイスとしてはクリニックでも1回ごとの明朗会計がいいと思います。

毛が生え変わる周期はばらばらなので、レーザーを当てて効果があるのは一部の毛にすぎず、施術には回数を重ねる必要があるからです。また、減るスピードは個人差があります。なかなか毛が減った感じがしない……とか、なんとなく雰囲気がイヤ……というときに、気軽にクリニックを変えられたほうがいいからです。美容のクリニックはケガや病気の治療と違い、よくなったと感じるかどうかは主観的なものだからです。

通常は1回でも明らかに本数が減り、回数を重ねるほどにハッキリ違いがわかるもの。何度やっても本数が減らないなら、クリニックを変えてみるのもおススメです。

ワタシ個人は、チェーン展開していない小さなクリニックで、定期的に6~7回通い、かなり減りました。まだあるにはあるのですが、もうこのくらいで自分は満足なのでやめました。1回にかかる金額が5万円前後でしたので、合計30万円くらいはかかったことになりますね。

気になる人は、まずは情報収集からはじめてみませんか。アラフィフからのカラダの断捨離、捨てたいのは脂肪だけでなく「毛」も。捨ててみると驚くほどスッキリ気持ちのいいものですよ!


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木更容子

きさら・ようこ 美容ライター・エディターとして長い経験を持ち、多くの雑誌や新聞に記事を執筆。ブランドアドバイザー・コピーライターとして多数の化粧品ブランドに関わる。

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