何だか、肌がかゆい……。そんなときの対処法

50代特有の揺らぎ肌。かゆみは女性ホルモンと関連も

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皮膚科・美容皮膚科医。渋谷スキンクリニック院長。  吉田貴子プロフィール  日本皮膚科学会会員  日本美容皮膚科学会会員、日本小児皮膚科学会会員、日本臨床皮膚科医会、日本禁煙学会会員
監修者
渋谷スキンクリニック院長
吉田貴子
2018/08/08 49

閉経を境に女性ホルモン値が大きく変わる50代女性の肌はとてもデリケートです。かぶれや、かゆみ、乾燥……などの影響もあって、非常に敏感になっていることが原因です。まずは医療機関を受診を。

50代からの皮膚のかゆみ
【目次】
  1. 更年期で、肌のかゆみや乾燥の症状が出る
  2. オーガニックコスメには、ご注意を

更年期で、肌のかゆみや乾燥の症状が出る

閉経の平均年齢はいま51歳くらいです。つまり50代以降は女性ホルモンの恩恵を受けにくくなるわけです。ちょうどそのころから、口の周りがアレルギーのようにかぶれて、かゆいとか、喉のほうまでムズムズする、肌が薄くなってものすごく乾燥してきた、かゆみがあってアトピーっぽい気がするなどなど、口々にさまざまな訴えを始める人が増えています。

こういった症状に伴ってこれまで使ってきた化粧品が合わなくなってきた、つけるとかぶれる、かゆいなどの訴えも増えています。

実際に成人型のアトピー性皮膚炎も増えているそうです。背景には現代型の生活の変化が大きく影響しているようです。日本人女性の平均睡眠時間が7時間を割って、世界中で最も少ないことはご存知でしょうか。

このように睡眠不足やもろもろのストレス、加えて女性ホルモン減少に起因する体の揺らぎが、肌不調も引き起こしているようです。

医療機関を受診すると、まずはかゆみを抑えるために、比較的穏やかなタイプのステロイドが処方されることが多いです。症状によりますが、かゆみを抑える内服と、外用薬を併用することが多いようです。また漢方薬が処方されて、体質改善を指示されることもあります。

このようなかゆみが強い状態になったら、まずはパックや刺激を伴うピーリングなど、肌に負担をかけるスペシャルなケアは控えましょう。

それまで使っていたライン使いも見直して、必要最低限の2種類くらいに絞ってみる。また今まで使ってきたスキンケアが使えないようなら、一時的に敏感肌コスメに切り替えてみましょう。

ドラッグストアでも人気のミノン、アルージェ、アベンヌ、キュレルなどを1品から試してみるといいでしょう。
 

オーガニックコスメには、ご注意を

この時にオーガニックコスメをチョイスする人もいますが、オーガニックは効き目が意外と強い場合もあり、かえって不安定になる懸念もあります。スキンケア製品をかえるなら、まずは敏感肌用を選ぶことが第一です。

それでも安定しないようであれば、皮膚科医に相談してみてください。

更年期特有の揺らぎ肌の場合、更年期外来のあるクリニックを一度受診するのもおすすめです。

肌だけではなく、全身の関連症状と女性ホルモン値なども検査してくれます。皮膚の症状と思っていたことも内臓疾患の随伴症状だったというケースもあるので、注意が必要です。

beauty editor

美容編集者、石山照実が主宰する美容編集者とライターの美容専門の編集プロダクション。美容に特化し、雑誌を中心に活躍する編集者とライターというプロ集団。企画から撮影、記事の構成、さらには動画までを担当。雑誌だけでなく、化粧品メーカーのパンフレットからwebサイトのコラムまで、幅広く活動中。

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