
足の爪が切りづらい方必見!
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公開日:2025年06月27日
お金も時間も沼る…推し活バブル徹底解剖!
年々拡大する「推し活」市場。韓流・アイドル・ライバーまで…50代女性が財布も時間も沼る理由は何故なのでしょうか?その秘密をデータと心理で徹底解剖していきます!
不景気なニュースを開くたびに「節約しなきゃ」とため息が出るのに……最近「推し活」の話題をよく耳にします。特に「アラフィフ世代がの推し活」が熱いよう。
上司のMさんは「BTS のイベント申し込まなきゃ!」と言いニコニコ顔。同僚のOさんは「ストレイキッズを追って、今月も海外遠征」と時差ボケでも絶好調。
どうしてみんな、 50代で「推し」にお金も情熱もつぎ込めるのでしょうか? 調べてみたところ、想像以上にドラマチックな数字と仕組みが見えてきました!
「推し活って若い子の散財でしょ?」
そう思っていた私が、推しを持たない大人にもわかるよう、「推し活・投げ銭の基礎」「市場の桁違いっぷり」を中心に、50代がドハマりする仕組み をまるっと解説します!
推しとは、好きなアイドル・俳優・アニメキャラなどのこと。その“推し”を、全力応援する行動の総称が、推し活です。コロナ禍の生活のオンライン化で一気に拡大。
YouTubeやTikTokなどのライブ配信で、リアルタイムに小額課金できる「デジタルご祝儀」。100円程度から送ることができ、送金者の名前やコメントが画面にハイライト表示される仕組みが「直接届いた!」という高揚感を生む。
推し活総研の2025年調査(※1)では、「日本の 8人に1人が“推し費”に 年間 25 万円超を投下」とあり、市場規模は主食・コメ産業と肩を並べる規模だなんだとか(驚き)!
2025 年6月に行われたTikTok LIVEのライバー日本一決定戦では、予選~決勝のわずか5日間で計9億円相当 のギフトが飛び交い、視聴者が9億円相当の投げ銭を「ポンッ」と投げたそう。
この2つの数字だけでも、「推し活は経済の新エンジン」と呼ばれる理由がわかりますね!
推し活の中でも特に大きい伸びを示しているのが、ライブ配信での「投げ銭」。もともと「おひねり文化」のある日本に浸透しやすい仕組みな一方で、今の時代だからこそ流行する理由もありそうです。
ライブ配信で投げ銭をすると名前を呼ばれることがあります。特に高額の投げ銭であればなおのこと。推しが反応してくれたそのとたん、脳内ではご褒美ホルモン「ドーパミン」が大噴射するんだとか!
年に数回しかできない高級ディナーよりも、月に何度かのプチ贅沢のほうが癖になる。定期的に自尊心にスパイスを得ることができる「投げ銭」は、手軽な幸せを味わえることでハマる人が多いのかもしれません。
国民の「ときめき消費」は右肩上がり。不況の抑圧が続く時代ほど「手軽に確実に心が動く出費」が選ばれる、という逆説が浮かび上がるようです。
コロナ禍をきっかけに、アラフィフ女性が急に推し活にハマる…という状況を多く耳にするようになりましたが、一体どうしてなのでしょうか?
1余裕ができたお金と時間の使い道
子育て・住宅ローンのピークを越え、手元に再び“自由枠”が出現。空いた時間と小さな余剰資金に、推し活はぴったりハマる。
2自己肯定感とアイデンティティ
職場の肩書でも、家族の役割でもない「素の私」になれ、「〇〇のファン」ということでアイデンティティ形成にも役立つ。推し友と語り合う深夜スペースは、青春の部室の再来!
3親子シェアでレジャーにも
「娘と同じ推しでライブや遠征」。遠征が旅 × グルメの複利レジャーへ進化し、思い出と支出が同時に増える。
4 応援することで自己実現
推しの活躍は、自分の応援した証。なかなか自己実現や社会的成功を得にくい環境の今、「誰かの夢の応援」はいわば「疑似的な生きがい作り」にもつながる。人生後半戦の生きがい迷子な「ミッドライフクライシス世代」のニーズにハマるのはなおのこと!
同僚は遠征で世界を飛び、上司はYouTubeを見ては楽しそう。まだ「推し」がいない私は……なんだか少し人生損をしている気持ちにさえなります。推し探しの一案に、こんな方法いかがでしょうか?
1 好きだった“昔の自分”を棚卸し
学生時代に熱中したアイドルや漫画を思い出すと、意外な推しの種が埋まっているかも?
2 友人・家族との推しプレゼンを聞く
推しがいる人が語る沼トークは最高のスカウトマン。友人のプレゼンに耳を貸すのもいい方法。
3 ライブ・配信の“お試し視聴”
無料アーカイブや短尺配信で、心拍数が上がった瞬間をメモ。それが「推し活」への芽生えかも!?
「推し活」は日々のエッセンス。小さな課金でも大きな遠征でも、ルールを決めて飛び込めば人生はパッとフルカラーに。人生後半戦のスパイスに「推し活」を始めてみるのもいいかもしれませんね!
取材・文=鳥居史(Halmek up 編集部)
※1:推し活総研 2025年 推し活実態アンケート調査
※2:TikTokライバー日本一決める「ギフテッド甲子園」で夢幻が2連覇
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