菅沼薫さんに聞く、50代からのメイク術

おすすめのファンデのパフとブラシ、使い方

菅沼 薫
2019/01/30 3

ファンデーション特集第六弾。今回は、使うだけでファンデーションの仕上がりをアップしてくれるアイテムに注目。菅沼さんも愛用のシリコンパフや、きれいに仕上がるとおすすめのファンデーションブラシの特徴と使い方を教えてもらいました。

ファンデーションブラシの選び方
【目次】
  1. ファンデーションの仕上がりは、スポンジでも変わる
  2. ファンデーションブラシを使えば、よりキレイに塗れる
  3. ファンデーションブラシの基本的な使い方
  4. おすすめのファンデーションブラシ

ファンデーションの仕上がりは、スポンジでも変わる

ファンデーションにはこだわるのに、スポンジはあまり気にしたことがない。こういう人って、実は多いのではないでしょうか? でも、ファンデーションをキレイに塗るためにも、こだわりたいのが実はスポンジ。スポンジ次第で、仕上がりの肌感もだいぶ違ってきます。

ほとんどの人が、ファンデーションとセットになったスポンジを使っていると思います。基本的には、そのファンデーションのテクスチャーなどに合うものがセットされているので、そのスポンジをうまく使えているならそれでOKです。

でも、そのスポンジがうまく使えなかったり、仕上がりに満足できないようなら、ファンデーションを変える前にスポンジを変えてみることをおすすめします。

スポンジは、商品によって厚さや弾力、きめの細かさや吸着量が違います。自分の使っているファンデーションに、どれがあっているのかを見極めるのは難しいですよね。特に、リキッドタイプのファンデーションを使うときに、ぜひ試してほしいのがシリコンパフ。実は、私も気に入っていて絶賛愛用中です(笑)。

シリコンパフを試してみた

シリコンパフの一番の魅力は、パフがリキッドファンデーションを吸収しないので、無駄がないことです。スポンジに吸収されたファンデーションを伸ばそうと、塗った下地が取れるほど強く肌に押し付けてしまいがちですが、これならこする必要がありません。

また、使った後も簡単に洗えてすぐに乾くので衛生的です。使い方は一般的なスポンジと同じ。ドラッグストアなどにも置いてあるので、数種類ある場合は柔らかめのものを選んで使ってみてください。

スポンジがリキッドファンデーションを吸収しない

ただし、シリコンパフは細かいところが塗れない、毛穴に入っていかないこともあるので、はじめに広げたら細かく動かして、毛穴やキメ、シワの凹凸の全方向から馴染ませるのがコツです。
 

ファンデーションブラシを使えば、よりキレイに塗れる

スポンジのほかに、最近使っている人が増えているのがファンデーションブラシです。

ブラシの最大のメリットは、キメや毛穴の凹凸にまでキレイにファンデーションを塗れること。スポンジや手だと、内側から外側の一方向に塗ってしまいがちですが、ブラシだとささっと左右に動かすことができるので、両方向に塗ることができます。さらに上下にも動かせるから、360度の方向から塗ることができ、毛穴など細かい溝にもムラなくファンデーションをのせることができるのです。

デメリットは、少し時間がかかること。簡単に短時間で塗れるほうが楽かもしれませんが、塗り比べてみれば仕上がりの差は実感できるはずです。

BBやファンデーションがうまく塗れない、という人はブラシ塗りを試してみるといいかもしれませんね。
 

ファンデーションブラシの基本的な使い方

斜めカットされているブラシは毛の長い方を上にして、ペンと同じようにブラシを持ちます。

パウダータイプのファンデーションはそのままブラシにつけて、リキッドタイプのファンデーションは手の甲にリキッドを出してから、ブラシを滑らせて適量を含ませます。

スポンジの場合と同じで、中高を意識して塗っていきます。

ファンデーションが美しく見える塗りかた

ファンデーションを、(1)の額から(2)鼻筋、(3)目の下から頬骨の上まで塗った後、外側に広げていきます。広げる時にファンデーションを足してしまうと明るくなってしまうので、ブラシや肌に残ったファンデーションを伸ばすくらいの感覚で広げてください。小鼻を整え、最後に(4)口の下を明るめにして仕上げます。

ファンデーションブラシの使い方
ファンデーションブラシで塗るときのイメージ

 

鼻筋や小鼻周り、唇の上はブラシを左右に動かしますが、そのほかの部分は内側から外側へ円を描きながらくるくるとブラシを動かします。こうすることで、360度の方向からファンデーションを塗ることができます。

 ファンデーションを塗る時も、優しいタッチが基本。ブラシを肌に押し当てるのではなく、肌の上を滑らせるようなイメージで塗ってください。しっかりのせたいときは、トントンと置いてなじませましょう。ブラシは、ブランドによって大きさが違いますが、塗っていく際は、くるくる描く円の大きさはブラシのサイズ(直径)に合わせることを目安にしてください。
 

おすすめのファンデーションブラシ

左から、
エスプリーク ファンデーションブラシ 1,200円(編集部調べ)/コーセー
資生堂 ファンデーション ブラシ131  1,800円/資生堂
カネボウ ファンデーションブラシ(ブラシケース付き) 5,000円/カネボウインターナショナルDiv.

 

おすすめのファンデーションブラシ

ブラシの長さだけでなく、毛量や毛質、カットなどがブランドによって違います。「エスプリーク」のブラシは小ぶりなのに毛量ぎっしりで、初めての人でも使いやすそう。このクオリティで1200円(編集部調べ)なのは嬉しい!

 

おすすめのファンデーションブラシ

「資生堂」のブラシは、先細りの毛先と顔のあらゆる角度にフィットする斜めカットが特徴的。

 

おすすめのファンデーションブラシ

「KANEBO」は大きめで骨格に密着しやすいブラシで、ふわふわっとした心地よさがあります。

 

基本的な塗り方のほか、それぞれのブラシにあった塗り方があるので、使う場合は事前に確認してみてください。スポンジやブラシは、使う人の好みというより、商品との相性が大事。ファンデーションをキレイに仕上げたいなら、まずは合うスポンジやブラシを使いましょう。今日紹介したほかにも、たくさんの種類のスポンジやブラシがあるので、ぜひいろいろ試してみてください。

次回は、リキッドタイプのファンデーションの仕上がりを格上げするフェイスパウダーについてお話しします。

 

※価格はすべて税抜

取材・文=田中優子

 


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菅沼 薫

すがぬま・かおる ビューティ&ライフ サイエンティスト、武庫川女子大学客員教授、sukai美科学研究所代表。日本顔学会会長をはじめ、日本化粧品技術者会役員、日本香粧品学会評議員などを務める。美容雑誌「VOCE」における化粧品比較実験を長年手掛ける。化粧品と肌のスペシャリストとしてメディアでも活躍中。

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