お出かけしたら、あらキレイ。突撃美容体験レポート

頻度が高い白髪染めは、カラーリング専門サロンで!

公開日:2018.11.01

更新日:2020.12.23

美容ジャーナリストの木更容子さんが、50代からの女性におすすめの美容スポットを体を張ってご紹介します。今回は、誰もが悩む「白髪染め」がテーマ。なんと美容院染めの枠を超える、カラーリング・白髪染め専門店が増加中だそう。

いつからか「白髪染めどうしてる?」が一大関心ごとに。

白髪に悩む女性の様子

最近、私含め周囲のハルメク世代の友達から、最も多い質問は「白髪染めどうしてる?」。白髪の本数からして、二か月に1回は染めないと、見苦しくて耐えられない。でも、カットに通っている美容室で毎度染めるとなると、お財布がイタい。それにね、カットやパーマで行くならまだしも、白髪染めじゃ”上がらん”のですよ。気持ちがね。

ただでさえ、おしゃれなサロンがまぶしくて、気後れが止まらない、お年頃なんです。もうカットに行くのだって、なけなしのモチベーション絞り出しているんですから。

白髪染め。いろいろ試してきた結論は……

そこで、ワタクシが通い始めたのが、カラーリング専門サロンです。カラーリング専門だから、トリートメントはあるけど、カットやパーマなどのメニューはなし。初めて知ったときは「これだ!」と思いましたね。

「なぜ、今まで利用しなかったのだろう」と後悔しました。

白髪染めなんて、さっさと終わって安く上がればそれで良し、そんな風にも思っていました。これまでも、高級サロンから激安サロンまでさんざん試して、どこで染めても気に入る色になるのは難しいし、色もちも大差ないし、という結論に至っていたので……。

“マイ毛染め”の持ち込みも⁉ 急成長中のカラーリング専門店とは?

主観ですが、カラーリング専門サロンは徐々に増えている印象。「毛染めの窓口」という、日本全国規模のヘアカラー専門店ネットワークもあるようです。他にも、市販のカラー剤“マイ毛染め”を持ち込める店も増えているとか。

ワタクシが通っているのは「スピーディー」。

白髪染め専門店のSPEEDY

「スピーディー」は、なんというか、いろいろなことが、ちょうどいい。カラー剤は持っていかなくてダイジョウブです。まず、時間より少し早めに行って、簡単なカウンセリング。向こうがテキパキやってくれるんだから、こっちだって遅刻は厳禁です(ⅬⅭⅭだって1分でも遅れたら乗せてくれませんよ)。

あとは、さっさと染めて、さっさとシャンプーして、ハイ終わり! ですよ。

 

ローコストなサービスで、十分満足!

さて、カラーリング専門サロンにトライするに当たって、まず肝に銘じておかなければならないのが、ドライヤーは自分でかけること。ドライはしてくれません。

濡れた髪は自分で乾かす。これがいやな人はダメです。ワタクシは逆にこれがけっこう気に入ってます。だって、家に帰るだけなんだから、時間をかけた丁寧なブローは必要ないですもん。自分で好きなように乾かして終わりです。

 

白髪染め専門店のカウンセリング風景
まずはカウンセリングから
白髪染め専門店で施術を受ける様子
カラーリング専門店だからこその手際のよさとサービス内容

 

しっかり白髪染めをするか、白髪交じりの明るい髪にするか

ここで、白髪染めの事実をズバリ!

白髪をしっかり染めたいなら、どうしても黒っぽい色になってしまいます。明るい色の白髪染めはないです。「明るい白髪染めできますよ~」というサロンもありましたが、どうしても白髪の染まりはイマイチで、1か月以内に白さが気になってきました。

でも、それでも明るい色が好きな人は仕方がない。要するに、全体の色を重視して白髪は混じっても仕方がないと考えるか、黒めの色になってもいいから白髪をしっかり染めるか、大きな決断がいるのです。

ワタクシはどっちもやってみて、やはり今は白髪を隠すほうに重点をおいています。そのうち、白髪も楽しめるようになったら、徐々に明るめの色にシフトして、最後は白髪にできたら、というのが理想。

行きつけの「スピーディー」は、全体染め3,600円~根本染め2,500円~。1,600円のトリートメントをプラスしても5,200円です。

こだわりのトリートメントメニューは、ぜひプラスしたい。白髪染めは髪の傷みもおしゃれ染め以上といわれますしね。得した分は、ぜひトリートメントに。

現在、東京を中心に神奈川や沖縄など6店舗のみだそうなので、早く増えないかなーと思っています。名前が似ているだけの違う系列の店舗もあるみたい。それぞれ使っているカラー剤や料金や雰囲気が違うはずなので、ぜひ事前にHPでご確認を。

SPEEDY(スピーディー)

 

■もっと知りたい■

木更容子

きさら・ようこ 美容ライター・エディターとして長い経験を持ち、多くの雑誌や新聞に記事を執筆。ブランドアドバイザー・コピーライターとして多数の化粧品ブランドに関わる。

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